akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

サントリー美術館

2008-01-06 | 映画・芸術・エンターテインメント
同窓会報のインタビュー取材で、東京ミッドタウンのサントリー美術館へ。
現在の企画展は「和モード~日本女性、華やぎの装い」。お正月で、しかも着物で来場の方は入場料半額ということもあって、館内にはちらほらと着物の女性たちが。
企画展ごとに毎回テーマに添った講演会が行われているのだが、今日は「化粧と顔の文化から見た美」の講演があり、私も参加。大阪樟蔭女子大学化粧文化研究室教授の村澤博人氏が、お歯黒の映像等を見せつつ、化粧と顔の美意識の歴史的変化を話して下さる。
その後、サントリー美術館事務局長、母校の先輩である三浦大輔氏にお話を伺い、館内を御案内いただく。サントリーという企業の中で様々な事業に携わり、昨年3月の美術館の立ち上げに立ち会った三浦さん。活躍されている先輩たちと話せる機会はいつもとても嬉しい。
「酒も文化も、なくても生きていけるけれど、ないと寂しい。あると楽しいもの。『遊び』が人生を豊かにしてくれる」
私のやっていることも、まさにそれ。化粧も、美意識も。時代が変わり、流行は変わっても、基本的に、周りに、自分に、快さを与えるものである。そして心の豊かさや経験が、また顔に現れる。…わけだが、そういえば、村澤氏が講演の中で最後に面白いことを言っていた。「履歴書から企画書へ。顔は、過去の見えるものから未来を見せるものに」セルフプロデュースはまず顔からの時代か。

サントリー美術館の「和モード~日本女性、華やぎの装い」展は14日までで、その後は「ロートレック」展。数年前、ロートレックの生きざまを描いた映画、観たなあ…。名を残した多くの芸術家に伍して波乱の人生だった。楽しみ。
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