今日は東陽一監督の『絵の中のぼくの村』DVD副音声収録。
副音声ではありますが、「視覚障害者はもちろん健常者も楽しめる語りをつける」ということで、台本第一稿を東監督、第二稿として私も草案、東監督がまとめられた第三稿をベースに今日の収録となりました。
監督の提案で、Q出しはナシ。一応監督のイメージタイムコードはあるものの、活弁のように私自身のタイミングでとりあえず語っていくというスタイル。台本もスタジオで合わせながら少しずつ手を入れ、わりとスムーズに作業が終了。監督の胸を借り、とても刺激的で楽しい仕事をさせていただきました。
1996年度第46回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した『絵の中のぼくの村』は
昭和23年の高知が舞台。双子の絵本作家田島征三、征彦の幼少時代を描いたものです。自分とは何かを自分が定めてしまう以前の、分別がつかないからこその、想像力と創造力に満ちた少年の日常。それぞれの大人はそれぞれの小さな世界に生きていて、こんな山村でも時代は確実に動いている。ノスタルジックでファンタジックで、たわいのないエピソードのひとつひとつがとてもきらめいている、味わい深い作品です。DVDが完成の際には、ぜひご覧下さい。
終了後は、東監督やプロデューサーさん、スタッフの皆さんと食事をしながら、ベルリンでの授賞式典の話や制作秘話などいろいろなお話を聞かせていただきました。勉強になりました
副音声ではありますが、「視覚障害者はもちろん健常者も楽しめる語りをつける」ということで、台本第一稿を東監督、第二稿として私も草案、東監督がまとめられた第三稿をベースに今日の収録となりました。
監督の提案で、Q出しはナシ。一応監督のイメージタイムコードはあるものの、活弁のように私自身のタイミングでとりあえず語っていくというスタイル。台本もスタジオで合わせながら少しずつ手を入れ、わりとスムーズに作業が終了。監督の胸を借り、とても刺激的で楽しい仕事をさせていただきました。
1996年度第46回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した『絵の中のぼくの村』は
昭和23年の高知が舞台。双子の絵本作家田島征三、征彦の幼少時代を描いたものです。自分とは何かを自分が定めてしまう以前の、分別がつかないからこその、想像力と創造力に満ちた少年の日常。それぞれの大人はそれぞれの小さな世界に生きていて、こんな山村でも時代は確実に動いている。ノスタルジックでファンタジックで、たわいのないエピソードのひとつひとつがとてもきらめいている、味わい深い作品です。DVDが完成の際には、ぜひご覧下さい。
終了後は、東監督やプロデューサーさん、スタッフの皆さんと食事をしながら、ベルリンでの授賞式典の話や制作秘話などいろいろなお話を聞かせていただきました。勉強になりました