akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

第297回文祥堂フォーラム

2010-06-23 | 映画・芸術・エンターテインメント
第297回文祥堂フォーラム環境四次元ミュージアムの世界~21世紀の創造と予防医学を求めて~に参加しました。
講演者は国連選定環境アーティストという不思議な肩書の女性。サイヒロコ氏。でもこの方の感性、身体能力、アート(表現されたもの)、思想、行動、どれも小さな物差しでは測れないグローバルなものだ、と思いました。

直感と個人的表現と社会的活動。魂と肉体と生かされている環境。
非常にうまくバランスをとりながら日々、ある意味戦い、ある意味溶け込んでいるのです。

若かりし頃、フランスの国立ポンピドゥーセンターで招待個展を開き「21世紀を切り開くアーティスト」 と激賞された、と彼女のプロフィールにありますが、その時にポンピドゥーセンターの所長が言った言葉は、「本当のアーティストとは、アートで世界を変え得る人です。自らの表現で社会に影響を与えていく。その道は困難ですが負けないで下さい」というような内容。それから彼女は、それを体現しようと世界を舞台に、活動してきました。

彼女は言います。
「アグリカルチャーは地球を耕す人。アーティストは、人の心を耕す人。」

それから、「落ち込んでも2時間あれば立ち直る」という彼女に、主催者が「その秘訣」を尋ねると、曰く
「自分が0で、相手が10。だから、たとえ壁にぶつかっても、相手あるいは皆が一番いい方法はなにか、どうすれば皆がベストな形になるかを考え抜く。どんな難問でもたいてい2時間あれば解決策が浮かぶ」。

小さい頃から両親によく登山に連れていかれたといいます。頂上まで、子どもの足では無理だと思うような山も。でもたいへんな思いをして頂上に登ると、そこからしか見えない風景があり、また別の、もっと高い山があることを知る。そして次の頂上を目指したくなる。

文化芸術によって豊饒な人間性を耕していく。それが国を越えて大きな世界的幸福につながっていく。その理念の前には、国家の利益もそれぞれのプライドも小我。
そうやって生きてきた彼女は、太陽のようなエネルギーに満ちていました。
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中田選手デザインのワイン!

2010-06-23 | Weblog
『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』の収録を終えて、ちょっとばかり飲みに行きましたお店で、見せていただきました!

中田英寿がボトルデザインしたという、なかなかポップなワイン。
空いてはおりませんで、飲むことあたわず。

拝むだけ拝んで帰ってまいりました。
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