東陽一監督最新作、この秋公開の『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、バリアフリー版のナレーションを語らせていただきました。
東監督作品は、『絵の中のぼくの村』以来です。
東監督が副音声台本を書いて下さり、今回もシーンごとに少しずつ提案をさせていただいて、「その表現でいいんじゃないでしょうか」「ここはちょっと変えます」「ちょっとなんかやってみてください」「それはナイですね」「じゃあそれでイキましょう!」「それはやりすぎかも」「けっこうでした」など、いろいろ笑われつつ、和やかに楽しい収録となりました(と思っているのは私だけ?)。気難しいと言われる東監督。一週間前の打ち合わせはやはり多少緊張しましたが、本番は、タイミングも「佐々木さんのカンで読んでいただいて結構です」と仰って下さり、かなりのびのびと語らせていただきました。
戦場カメラマンだった鴨志田穣さんの自伝小説が原作。アルコール依存症というやっかいな病気を抱える主人公と、それを支える家族の物語です。「酔い」から覚めた人間が帰る「心の居場所」。それがあることの幸せ。
なかなか抜け出せない辛い病気、気が滅入るような病棟での生活。そうしたものを、主人公の幻覚も含めて非常にコミカルに描き、重すぎず、ほのぼのと温かい作品に仕上げているのは、やはり東監督の手腕です。
素敵な作品です。ご期待下さい。
11月公開と同時に、バリアフリー上映もお楽しみいただけると思います
。
(夏に与那国映画祭でバリアフリー版で先行上映するそうです)
東監督作品は、『絵の中のぼくの村』以来です。
東監督が副音声台本を書いて下さり、今回もシーンごとに少しずつ提案をさせていただいて、「その表現でいいんじゃないでしょうか」「ここはちょっと変えます」「ちょっとなんかやってみてください」「それはナイですね」「じゃあそれでイキましょう!」「それはやりすぎかも」「けっこうでした」など、いろいろ笑われつつ、和やかに楽しい収録となりました(と思っているのは私だけ?)。気難しいと言われる東監督。一週間前の打ち合わせはやはり多少緊張しましたが、本番は、タイミングも「佐々木さんのカンで読んでいただいて結構です」と仰って下さり、かなりのびのびと語らせていただきました。
戦場カメラマンだった鴨志田穣さんの自伝小説が原作。アルコール依存症というやっかいな病気を抱える主人公と、それを支える家族の物語です。「酔い」から覚めた人間が帰る「心の居場所」。それがあることの幸せ。
なかなか抜け出せない辛い病気、気が滅入るような病棟での生活。そうしたものを、主人公の幻覚も含めて非常にコミカルに描き、重すぎず、ほのぼのと温かい作品に仕上げているのは、やはり東監督の手腕です。
素敵な作品です。ご期待下さい。
11月公開と同時に、バリアフリー上映もお楽しみいただけると思います

(夏に与那国映画祭でバリアフリー版で先行上映するそうです)