今週末16日と17日に、高円寺シアターバッカスでセシル・B・デミル『十誡』活弁します。生演奏(一人オーケストラ)永田雅代さんとリハーサルを終えて。台本修正中。
周防正行監督の『カツベン!』の中でも、映画館での活弁上映で取り上げられていた作品です。
『バビロン』(2022年デイミアン・チャゼル監督)の冒頭シーンを彷彿とさせる酒池肉林シーンもあり、サイレント期の豪華絢爛たるハリウッドに君臨していたデミルの姿が見える映画だったなあと…
エジプト王国で奴隷として虐げられていた何十万というイスラエルの民たちがモーゼに率いられて約束の地へ向かう。
解放されたと思ったのも束の間、長い旅路にモーゼや神を信じられなくなっていく…
結局、約束の地にたどり着くまで40年もの歳月を要し、その後の歴史をみてもイスラエルの民の受難は続く。
この作品は、古代エジプト王国時代と、現代アメリカとの二部構成になっていて、十誡の教えを守る者と破った者の末路は明快に分かれます。
当時のハリウッドの宗教映画の頂点かと。
16日(土)17日(日)両日13時と17時@高円寺シアターバッカス。
白井佳夫先生の解説映像付き。白井先生とのアフタートークは17日17時の回です
ご都合つく方、お越しくださいませ。
https://bacchus-tokyo.com/7647/
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