13年前の3月11日、東日本大震災のあの日を思い出しながら、また絶えない世界の紛争を思いながら、笑って生きられる日常のありがたさをかみしめています。
アカデミー賞2024の受賞式が開催され、長編アニメ映画賞に宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』、視覚効果賞『ゴジラ-1.0』と日本の作品の受賞も喜ばしいニュースでした。
今月14日(木)15日(金)の高円寺バッカス活弁シネマライブでは、
第一回アカデミー賞(1927年)最優秀作品賞・技術効果賞の『つばさ』をお届けします。
スターウォーズなどその後の空中戦映画、航空映画の礎となった大作です。
CGを使わず、実際の第一次世界大戦の飛行兵たちが役者兼カメラマンとして戦闘機に乗り込み、操縦と撮影をしています。
ロシアとウクライナはいまだ塹壕戦を行っていて、元テレビカメラマンで戦場に赴いた兵士の戦場の映像がNHKで放映されていましたが、第一次世界大戦とほぼ変わらない光景に心が痛みました。
人間はなぜこう悲劇を繰り返すのかー。
『つばさ』は、戦争の悲劇を描きながらも、青春映画として爽やかさやコミカルさも混ぜ込んだ、アメリカらしいエンターテインメント作品になっています。
この機会に、永田雅代さんの生演奏と、私の活弁でご覧いただけたら幸甚です。
白井佳夫先生のわかりやすい解説もございます。
先週収録をして、すでに編集いただいています。
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