ラピュタ阿佐ヶ谷での「阪東妻三郎×田村高廣 親子鷹」企画も最終プログラム。
『泥の河』を観る。
田村高廣さんの人柄が滲み出た魅力的な父親役、子どもたちも、演出も本当に素晴らしく、胸に刺さる一作。
誰も悪いとは言えず、皆が戦争をひきずって、子どもたちも現実を受け止めざるを得ない。切ないです。
1981年に1956年(昭和31年)を舞台にして全く違和感ない作品を作っていることに驚きますよね。
しかも小栗康平監督は第一回の監督作品にしてこのクオリティ。
お父様阪東妻三郎もですが、田村高廣さんも、本当に目がきれいな俳優さん。
惚れ惚れします。
ちなみに、マルセ太郎さんの「スクリーンのない映画館『泥の河』」は、活動弁士になりたての頃、知人に勧められてVHSを購入し、勉強させて頂いた思い入れのある作品です
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