福井の銘菓

　福井銘菓・羽二重餅を紹介いたします。越前の心が羽二重餅を生みました。
福井は絹織物のまちでした。明治から昭和初期まで輸出生産、日本一だったのです。その中でも最上級とされた、羽二重の薄く滑らかな肌触りを、名実共に「羽二重餅」に活かしたのです。

福井は豊富な伏流水と、きれいで冷たい地下水のおかげで、うまみが凝縮したお米が取れます。その中でもカグラ米と言う品種は、とても蒸し上がりの風味が良く,おいしい香りがあたり一面にただよいます。そのカグラ米を主として使用し100％北陸産と言うこだわりを持っております。さらに
2時間練り上げることできめこまかく、しなやかですっきりした甘さの羽二重餅に仕上がります。

各地に「・・・・餅」という銘菓はあると思いますが
先程、述べたとおり絹織物・羽二重から名づけられた「羽二重餅」は一味違い
福井の銘菓です。各御菓子処には必ずと言ってもよいほど製造されています。