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福井のものづくり・金津創作の森

2007-06-19 23:04:41 | インポート
 癒しの空間 ~ glass atelier えむに ~
先月、南青山291の女性スタッフと情報交換の話中、思わずその手元に見入ってしまいました。 黒くてなんともいえないつるんとした指輪。。もちろんつけている彼女のセンスがよいので 際立って見えたのでしたが、思わず「どこのお店に売ってますか?」と聞きました。
青山という立地から、近くのセレクトショップかな?!と思っていたら、「福井ですよ」との返答。
地元なのに知らないなんて・・・(汗)。
地元福井は陶芸家や職人などものづくりのプロが密集してますが、
ガラス工芸デザイナーは初耳でした。。。
メモに書いてもらったアトリエ名「グラスアトリエ えむに」を頼りにサイトで調べ、 早速メールで連絡し、伺いました。「えむに」は、デザイナーの水上さんとマエダさんご夫婦お二人で運営されてます。
この日は、水上さんが対応してくださいました。水上さんは埼玉出身、ガラス工芸の
デザイナーになり、縁あって、金津の創作の森で仕事をされ、その後独立されました。
ガラス工芸デザイナーはまだ人数が少ないこともあり、創作活動も個展がベースとのこと。




古い民家に手を加えたアトリエは、落ち着いた和の雰囲気の
中に様々な作品が展示されてました。デザイナーの製作作品
や日常使いできるガラスの器などが中心です。

   
ひとめぼれ状態だった、ゆびわも見つけ、早速購入です。
何と 、バーナー作品に使っている耐熱のガラスは、少なくとも1000度をこえないと作業できないとのこと。2000度近いものもあります。・・・・って、器の繊細さやゆるやかな丸みからは想像できません。。
なんともシンプルできれいな透明感。ガラスってこんな感じだったかと。。。
ガラスだから、すぐ割れてしまうのではと質問を続けたら、一部の商品を除いては修理も可能ですと水上さん。ゆびわの厚い部分はかなりの重さがかかっても、割れないとのこと。
「繊細でいて強い」なんてまさに私の好みです。
お酒でも、ワインでも、何でも、造り手の方の話を直接聞きながら、選ぶことができる機会なんて、なんて贅沢だろうとしみじみしてしまう瞬間です。

また座敷の火鉢には耐熱のポットがかけられていたり、オブジェにもある花器や器など・・・個性豊かな作品や器が見れてギャラリーとしても充分堪能できます。
中央には、昨年、お子様が誕生されたこともあり、なんともミルキーな発色の作品が!まさに子供のような無垢な印象でした。

作品を制作し、個展を開き、来られたお客様の対応をするので、精一杯です、と水上さん。ちゃんと足を運んで見て、選んでほしいというていねいさがひしひしと伝わってきました。 アトリエとなった一軒家の民家もとても気に入ってるご様子。。
福井の自然の中で、製作活動をし、食にも関心を持たれ、今や、畑も耕したりと、自然にスローフードを楽しんでるとのこと。こちらに来て、食の豊かさと美味しさに感動した!と話される満たされた様子に、福井県人としても誇らしく感じました


どこにいても、自分にしかできないポジションを持っていて、何かを作り出すこと・・・・ その姿勢に感動のひとときとなりました。 キラリとひかる作品に、‘手仕事‘の素晴らしさが豊かな時間をもたらせてくれます。

窓からの眺め、四季の移ろいも抜群ですよ!繊細なガラスを、日常使いできたら、所作もきっとていねいになるのだろうと、女性としては思わずにはいられません!

福井が誇る、お気に入りの、おすすめ癒しのアトリエです!山間いのアトリエに、地図を頼りにでかけるのもいいものです。お近くの方も遠方からも、ぜひ一度お立ち寄りください。。。                   文章:宮本弥生でした。

      http://www.conna-anna.com/contents/news/f_com070129.html

私はまだ金津の創作の森は訪れたことはありません、よって上の写真・記事は上記のHPをコピーいたしました。昨年7月中旬は小樽の北一ガラスのショールームを覗いていましたが、福井でもガラス製品を見れる・買える・制作の体験など出来そうです。人様にお薦めする前に訪れなければ、いけないですねまいった顔。