
第47話「口封じ」
自殺した医局長ユンスの遺書の存在を巡り、疑心暗鬼のチェ一族とオ・ギョモ。チェ女官長は意を決してチャングムを訪ね、ミョンイの墓前に案内してもらう。
一方、ヨンノの心変わりに気付いたチェ一族はオ・ギョモ側の意図を知り、ヨンノをいち早く探し出す。ついにオ・ギョモへ反旗をひるがえすチェ一族。とくにチェ女官長はクミョンとチェ一族を守るため、あらゆる火種を消しにかかる。
中宗は医局長の遺書をチャングムが持っていると聞き、内侍府(ネシブ)の長官に入手を命じる。また、チェ女官長から聞かされた皇太后もチャングムを呼び出し遺書のありかを問い詰める。チャングムは真実を后に打ち明けることに。
ヨンノの告発により、免職処分になったオ・ギョモ。そんな時、ヨリがユンスの遺言を役所に届け出た。あらためて取調べを受けるオ・ギョモ。そこへ内侍府(ネシブ)の長官が現われ、王命を伝える。アヒル事件の関係者を再度、全員取り調べよ、とのことだった。
榮倉奈々らが、月島でクランクイン!
来年春にスタートする、NHK連続テレビ小説「瞳」が、ドラマの舞台となる東京・月島でクランクイン。ダンサーを目指すヒロイン・瞳を演じる榮倉奈々、その祖父・勝太郎役の西田敏行、瞳の母で勝太郎の娘・百子役の飯島直子が意気込みを語った。
この日、収録されたのは、祖母の葬儀のため、札幌から百子と上京した瞳が出場できなかったダンスのオーディションに思いをはせながら、一心不乱に踊っているところに勝太郎が通り掛かるというシーン。
3ヵ月近く練習したダンスを披露した榮倉は「今は何も考えずに楽しんで撮影しています。ただ、ダンスシーンだけは緊張してしまいます。今までダンスのお仕事はしたことがありますが、今回は基本的なことから教えていただいています。月島は何度か来たことがあって、長屋とか高層マンションがあって不思議な町だなという印象です。寒さに負けず頑張ります」と笑顔で語った。
西田は「本もキャストも素晴らしいので、今までにないテイストのテレビ小説になると思います。月島の地下鉄の駅のところで、何人かの高齢の女性の方に‘いい男ね’‘テレビで見るよりよっぽどいいわね’などと声を掛けられ、とても気分よくクランクインできて、いっぺんで月島の人が好きになりました」とご機嫌。
地元の人に温かい声を掛けられ感激したという飯島は「西田さんはとっても優しくて、奈々ちゃんはとってもかわいいので、思ったよりも早く家族になれそうです」と、早くも息の合ったところを見せていた。