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福井の池

2008-04-29 19:06:30 | インポート
  夜叉ヶ池 (ヤシャガイケ) 南越前町岩谷
標高1099mの高所に、神秘的な雰囲気を醸し出し眠っている夜叉ヶ池。周囲230m、水深7.7mといわれるほぼ円形のこの池には多くの伝説があります。そのひとつに、干ばつを救うために池に身を投じた娘のいい伝えがあり、別名「雨乞いの池」とも呼ばれています。日野川の清流をさかのぼると天然記念物のトチノキが繁茂しており、その奥に夜叉ヶ池があります。6月のモリアオガエルの産卵をはじめとしてここでは、ブナやシャクナゲ、カエデ、ナナカマドなど四季折々の自然の表情を見せてくれます。
夜叉ヶ池には、古くから龍神伝説が伝えられています。伝承によると今から1200年ほど前、美濃国神戸(現在の安八郡神戸町)に安八太夫という長者がいました。ある大干ばつの年、太夫は田で見かけた蛇に「雨を降らせてくれたらどんな望みも叶えよう」とつぶやきました。程なくして大雨が降り、村人は大喜びしましたが、翌日山伏姿の蛇の化身が現れ、「娘を嫁に迎えにきた」と言います。結局、三人姉妹の真ん中の娘が泣く泣く承知し、揖斐川を上っていったのでした。 それから後、干ばつになると村人たちは太夫の子孫の手紙をもって、紅、おしろいなどを土産に夜叉ヶ池に雨乞いに行くようになったということです。

 
現在は広野ダム(昭和51年完成)があるのですが、私たちが登山したのは完成どころか図面も完成していない頃の今日・天皇誕生日でした、昔々のことでした。途中、清流のなかに自生していたワサビ、同行した先輩から教えられたのですが生まれて初めて天然のワサビに触れ感激しました、涙は出ませんでしたけれども 。今でも所持していませんが、登山靴でなくズック(体裁よくならスニーカー)でしたから山頂付近は残雪がありズックがびしょ濡れになり冷たくなりました。
 当日の朝、急遽夜叉ヶ池へ登ろうとなったものですから だけ造り持参したのですが、冷たい足裏で雪を眺めながら口にした の味は生まれて初めて美味しいと感じたのが今でも忘れられません 。それからも何度となく を食べていますが、4月29日・天皇誕生日・夜叉ヶ池の味にはおよびません
 当時ブームだったシャクナゲ
を山から自分のガーデンに移植しようと盗みに登るのが目的でした 。もうたぶん時効でしょうから告白しました。シャクナゲ の花をみると・シャクナゲ と聞くと 「フランシ-ヌの場合」のように何月何日・・・・シャクナゲ・ と想いだすのでございます   。