
ソーセージやパスタの原料にベニズワイガニを使用しているのに、別種で高価なズワイガニなどと不正表示していたとして、農林水産省は26日、日本農林規格(JAS)法に基づき、ハム加工大手「日本ハム」と製粉大手「日本製粉」に対して・・・・・・・・・・ 農水省によると、日ハムは今年1月~6月、ベニズワイガニを使ったソーセージに「ずわい蟹」などと表示し、13万パック(16トン)を販売。二ップンは平成18年2月~今年6月、同様のパスタを834万個(2000トン)販売した。
ズワイガニはベニズワイガニと同じズワイガニ属だが種は異なり、色や形も違ううえ、卸売価格は7~8倍。両社は同省に「ズワイガニとベニズワイガニが別種とは知らなかった」と弁解しているという。
越前ガ二の産地、福井で暮らしていても我が家のような極貧の家庭ではズワイガニなど口にすることは出来ない 。スーパーなどで陳列されたのを
るのが関の山である。卸売り価格が7~8倍とかする食材を原料にして商品化するはずがない
。カニ漁の時期・期間も制限されているし、冷凍などされなく消費されると思われる。先日の二ッスイと今回も「ズワイガニとベニズワイガニが別種とは知らなかった」と弁解しているというけれども弁解の言葉さえ偽証であろう。大企業が知らないなんてことはありえないのではないだろうか。タケノコやワラビなど輸入して国産なんてインチキが横行しているが国内で生産された食材が冷凍食品になるほど、生産量も多くないだろうし、価格も国産品では企業が材料に出来ないほど高価格でコストを考えると使用することはないであろう。これから「梅ぼし」の加工時期になるだろうが企業には安価な中国産を使用なんてことがあるのではないだろうか
。やがて「土用のうし」うなぎの時期、今年も浜名湖産なんて出荷量が限られているだろうに「国産うなぎ」として店頭に並ぶのは、本当はどこで養殖されたのだろう
。
もうすこし賢い消費者にならねばいけないのではないだろうか。