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鯖江の保育園で合唱披露
福井県鯖江市鳥羽1丁目の草の実保育園の卒園児に、交流を続けてきた坂井市三国町在住のシンガー・ソングライター横田はるなさんから新曲「たからもの」がプレゼントされた。横田さんが初めて子供向けに作詞作曲。「人とのつながりを大切にし大きくなって」との思いが込められており、横田さんと園児は20日、父兄の前で合唱した。
本年度卒園児との交流が始まったのは昨年12月。園児の父親の浜田謙さん(40)=鯖江市丸山町1丁目=が「子供たちに夢を抱くことの楽しさ、素晴らしさを感じてもらいたい」と、以前から交流があり、第一線で活躍している横田さんに音楽の〝先生〟として来園を依頼した。
快諾した横田さんは月に1回、同園を訪問。園児のために同曲を書き下ろし一緒に歌ったり振り付けを考えたほか、カメラマンやヘアメークアーティストなど関係するプロの仕事も紹介。園児も「はるな先生」と呼び、きずなを強めてきた。
横田さんは曲について「子供たちでも覚えやすいよう心掛けた」と話す。歌詞は「あかねいろ そらのした みつけたよ たからもの」「ぼくらみんな たいせつな だれかのたからもの」とシンプルで、ゆったりとした心癒やすメロディー。
修了式のあった20日には、横田さんのピアノに合わせ卒園児49人が大きな声で合唱。見守る父兄や職員の中には感動し涙ぐむ姿もあった。横田さんは曲に込めた思いについて「家族や友達といった宝物を大事に思う心を忘れないでほしい。将来たくさんの宝物を持って、夢見ることを恐れずに大きく羽ばたいていってもらえたら」と話した。
園児は全員で「すてきな歌を作ってくださりありがとうございました」と感謝。代表であいさつした山森優羽(ゆう)ちゃんと山本穂花(ほのか)ちゃんも「小学校に行っても歌いたい」と気に入った様子だった。
同曲は 25日発売のミニアルバム「はるな」 に収録。通販で販売開始後、店頭に並ぶのは4月中旬ごろになる予定。 福井新聞より
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