先日亡母の１７回忌を行ったのだが、私には異父の兄がいるのだ。
交通事故による死亡だったので、保険金を請求することになりました。母が生まれてから死亡時までの戸籍謄本とかが必要になったのですが、当時の町役場や市役所で手続きをしました。その頃は勤務していた会社の通勤路に最初の嫁ぎ先が、すなわち兄の生家がありました。数度家を尋ねたのですが居所は教えてもらえませんでした 
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・・・・・・・・・・偶然にも叔母の家の近くの神社が祭りだったのですが、叔母が神社で見つけて家に案内して私に電話をくれ初めて会うことに。いまでは７０近くになっているのでしょうが、「これを縁に母の法事などに参ってもらえれば・・・・」なんて話になりましたが保険金の請求書類のために住んでいる家を訪ねて数回会いましたがその後は音沙汰なしです。
可愛そうな生い立ちというのも失礼かもしれませんが、母は嫁ぎ先を出たのです姑がこどもは離さなかったのだとか 
。祖母や叔父夫婦に育てられて中学卒業同時に生家を出たのでしょう。私が住んでいる所を訪ねた時の感じでは、よくは判りませんが昔タコ部屋とかがあったようですが、そのようなイメージでした。そのような環境が嫌になるような性格ではなかったのでしょう。色々な場所へ働きに出されて収入は殆んどピンはねされて小遣い銭を貰っていただけではないかと想像されます。
住まいを訪ねた時は親方が留守だったのですが「お金はいらない、自分の生活には必要ないから」ということでしたが親方が帰ってきて説明をしたら「最初で最後の事だ、きちんと手続きをして貰わなければ」なんて話になり生家へ電話をして「印鑑登録や諸手続きをしろ」なんて怒鳴るように 。親方なんていってもこのような感じですから、生家の叔父夫婦も関わりたくなくて私に居所なんて教えてくれなかったのでしょう。私も深く係わりたくないから保険会社名だけ知らせて後はご自由になんて 
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以来１７回忌ということですからかなりの年月が、保険金もたぶん全額巻き上げられてしまったでしょうし、７０前の年齢のこと現在はどうしていることやら 。
十分に年金を受給出来る年齢ですが、保険料を納めていて初めて受給できるのですからどうなっているのか疑問です。働けなければ追い出されるでしょうが、今は私には知ったことではありません。
私にも蓄えなどありませんから、年金を受給していながらまだ働いていますが、家も家族もあります、可愛い孫もいます。戦争で夫を亡くしてこどもを連れて・置いて嫁ぎ先を出たなんてことは不幸なことではありますが、当時は珍しいことではなかったでしょう。このような事をしみじみと思えば私の現在は幸せだと感謝しなきゃいけないのでしょうね。 