数日前のこと、集近閉を避けたサイクリングの一環として、諏訪湖周回をしてみた。マスクをしての自転車なので、平坦地としたが、1周ではなく2周の34km。
1周目、湖畔公園からは桜の向こうに薄っすらと穂高連峰を望めた。
2周目、岡谷側から八ヶ岳を望む。
都会ではサイクリングロードや公園に人があふれているようだが、幸いにして、諏訪湖周回サイクリングロードに自転車は少ない。公園には若干親子連れが増えたか?程度だ。
水仙と散り始めた桜、レンギョウ。
さはさりながら、最近は集近閉を避ける為、外食はしないことにしている。なので、トランギアのアルコールストーブとプチラーメンを持参し、弁当と一緒に食べるのだ。これなら、車が1台くらいしか止まっていない空いているコンビニを狙って材料調達の為一瞬入店するだけで、屋外のオープンスペースで暖かい食事ができる。ただ、最近は公園のベンチまで閉鎖されている場合もあるのが悩みの種。
昼食後はまだ咲き残っている桜を見ながら、ゆっくり走る。
釜口閘門に戻り、小口太郎顕彰碑なるものを見る。高校時代に盛んに歌った琵琶湖周航の歌の作詞者の像だ。50年前の高校時代には3高寮歌としてしか知られていなかったが、この歌の作詞者は岡谷市湊(みなと)生まれの小口太郎なのだそうだ。諏訪中→三高→東大物理学科→航空研かぁ~。よほど頭が良かったのだろうけど、早死している。
♬我はう~みの子、さす~ぅらぁいの♬
そういえば、信濃の国にも、♬諏訪のうみには魚多し♬だし
諏訪湖が「うみ」なら、ましてや琵琶湖は「うみ」だし、小口太郎は「うみの子」だ
山の子の私は運動量が足りないので、諏訪湖を見下ろす、近くの小山、花岡城址に登る。散り始めた桜の向こうを泳ぐ鯉のぼりと諏訪湖、八ヶ岳。この地に生まれた小口太郎も見た風景かもしれない。
諏訪湖を泳ぐ鯉たち。光の具合が今一、かつ、10年前のコンデジではこれが限界。
走ったのはこんなコース、諏訪湖2周。琵琶湖周航にはとても及ばない34kmのみ。