北の方では雪の便りが聞こえ始めた。雪の降る前に、白馬方面も行っておきたいのだが、、、、
高気圧に覆われた最後の?小春日和の一日、相川峠を目指してみた。
松本平を走るのも飽きたので、車載で明科まで行き、R19を犀川沿いに長野に向かって走る。
生坂ダムの手前から、一瞬後立山連峰が見える。今日は快晴、最高の景色が期待できそうだ。
生坂では、退職間際に逆転受注した、昭和電工4発電所の一つ、広津発電所を見に行く。以前訪問した、青木発電所および常盤発電所の下流にある発電所だ。
入口まで近寄ると、発電機の音や水音が聞こえ、無事に動いているようで、嬉しくなる。
山清路で犀川を離れ、生坂から八坂に向かう。
しかし、生坂とか八坂とか、これからの急登を暗示しているようなので、登坂前に日向のお堂で小休止。
山が迫ってきました。洞門の間から見える巨岩。雨の時期だけ現れる落差50mの八坂大滝の一部のようだ。
たぶん八つ以上の坂を登って八坂村中心部(現大町市)に到着。でもまだ先に坂がある。
1時間半、450m登って、ようやく到着、相川峠。
そして、トンネルを抜ければ、この絶景。
トンネル出口が道路工事中でゴチャゴチャ色々な物があるが、工事が終われば、嶺方峠並みの絶景ポイントになると思われる。トンネル出口を少し過ぎれば、左から爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳と連なって見える。
林間からアルプスを望みながら、慎重に大町へと下る。平地に来ても、雲一つない後立山連峰が大町の市街の向こうに広がる。
鹿島槍ヶ岳に目が行きがちだが、もちろん白馬岳や小蓮華岳も遠くに見える。
白馬方面に向かうことも一瞬頭をかすめたのだが、断念して、車を停めてある明科に向かう。
犀川沿いの公園に戻ってきた。(この間、GPS記録が一部消失)
戻ってきたのは、何時か自転車で登りたい山の一つ、標高933mの長峰山を車で登る為。ここからの安曇野と北アルプスも素晴らしい。日暮れでコントラストが上がらないが、長峰山モニュメント越しの常念岳。
そして、最後は今日のご褒美、暮れていく安曇野、常念岳を眺めながら、標高900mの大浴場を独り占め。1時間の長湯で今日の疲れを取ったのであった。
走ったのはこんなコース、約60km。(一部ルートのGPXが欠けている。)