経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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リーダーは目標を示して語る。<3,907本目>

2012-03-08 07:33:00 | ひとりごと
組織は二人以上になった時にコミュニケーションが発生する。

一人の場合は、
自問自答しながらのコミュニケーションとなる。

そのコミュニケーションの中で、
“意識の共有“が必要となるのだが、
これが小規模でもなかなかうまくいかないことが少なくない。

単なる売上目標などの数字の羅列でも物足りないし、
感情論だけでも響かない。

また、起きたことについてのコメントだけでも
組織は動かない。

リーダーが語ることは、
まだ「起きていないこと」に対して語ることなのだ。

お客様はコントロールできないから、
何が起きるのかは予想することができない。

だからこそリーダーは、
そのわからないことに対して、どうやってクリアしていくか、
そのための準備はどうするのか?

そして、その目の前の課題をクリアした結果、
自分たち、お客様はどのようになるのか?

どんな、いいことがあるのか?

そこを明確に語るのである。

アメとムチなんて言うほど単純ではないが、
明確なストーリーが必要なのだ。

そのストーリーが描けないようではリーダにはなれない。

トップがすべてリーダーであるわけでもない。

それぞれにリーダーシップを発揮する場面はいくらでもある。

どんな“楽しいコト“を生み出すのかを
イメージして実現させていくのがリーダーシップなのだ!













晴@チョイ雲、午後から復興支援で仙台へ。
春の足音を聞きながら来てくれてありがとうございます。


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