我が家には変な「ジンクス」がある。60歳大病である。
祖母・叔母・叔父の3人が60歳で逝っている。父・もう一人の叔父が大病で入院した。
母方の叔父から「綿桂は60(歳)が鬼門だから気を付けろよ!」と1年前に言われた。偶然だから・・・と気には留めなかった。
昨日、昼食を摂った1時間ほど後から胃に違和感が出てきた。時間が経つほどに痛みと吐き気がしてきた。 4時、担当者会議が始まった頃からひどくなった。終わり次第医者に行くことにした。ところが、木曜日の午後、医者はどこもお休みだ。消防署に電話して診察して戴ける医院を紹介して戴いた。待合室で待つこと数分程、猛烈な吐き気に堪らず、嘔吐した。
赤い!真赤だ! ・・・トマトは食べてない。 赤いと言えばマグロの刺身ぐらいだ・・・。 「血」だった。残念ながら専門の先生で無かったので、とりあえず応急処置をして戴いた。今日胃カメラを飲みに行くことになった。
数ヶ月前から、胃酸過多のような状態であった。逆流性食道炎か・・・と思っていたが、薬局の先生に相談したら常時起きていなければ「逆流性食道炎ではない」と言われ、過労ストレスから来たのだろうとタカをくくっていた。胃腸薬を買って飲んでからはここ1ヵ月何事も無かった。ところが・・・・
昨日も昼食までは何事も無かった。婆はお持ち帰りの寿司が悪かったのだろうか?と疑ったようだ。寿司は爺だけで、子供たちは火の通った弁当だった。食中毒では無い。嘔吐の中に大量(?)の血が混ざっていたので、「胃潰瘍」だろうという診断になった。赤い嘔吐物を見た時、我ながら「いつもと違うな」と感じ、例の「ジンクス」が頭をよぎった。「俺も、終にお陀仏か・・・・・」。
応急処置が効いたのか、2時間ほどしたら痛みは収まってきた。5時間ほどしたら「治った(?)」 でも、さすがに晩飯は好物ではあったが食べる気にはならなかった。いずれにせよ胃カメラを飲むには空腹で行かねばならない。
ベッドの横に洗面器を用意し準備万端寝た。
ぐっすり寝れたからか、今朝はいつもと同じだ。 「(朝)風呂湧いたかな~」