初日は移動だけで一日が過ぎてしまいました。二日目は、甘粛省博物館で「馬踏飛燕」を見た後、炳霊寺(へいれいじ)へ向かいました。
その前に、昼食。レストランの横を流れる黄河。イメージとはかなり違いました。濁った泥水のような大河を想像してましたが、とてもきれいでした。また、川幅も想像していたより狭かったですね。
レストラン横の黄河
今回の旅は、爺にとっての最大の目玉は「敦煌莫高窟」です。でも、この炳霊寺石窟も、見応えがありました。ある意味「敦煌莫高窟」や「ベゼクリク千仏洞」と遜色のない遺跡でした。「炳霊」とは、チベット語で「十万仏」という意味だそうです。
千仏洞の「千」や十万仏の「十万」などは、千体・十万体の仏があるというのではなく」、「たくさんの仏」という意味らしいです。
黄河を堰き止めた劉家峡ダムの船着き場です。ダムで堰き止められたため湖のようになっています。湖面には氷が浮いています。真冬はほぼ全面に凍るそうです。一部の凍った水面をバリバリと氷を割りながら進みました。大きな氷に当たったら沈没するのではないかと我々の心配を知る由も無く、ボートは突っ走っていきました。
30分程走ったところで、エンジンがオーバーヒート(?)したのか、また、帰りも20分程走ったところで、ほぼ黄河の中央でエンジンストップ。1分程漂流状態となりました。岸まで数百メートルとは言え、泳ぎ着く前に心臓麻痺を起こして全員お陀仏だよね…などと笑いながらエンジンの駆かるのを待っていました。
このあたりは「黄河」らしさが感じられます。
最速のボートで黄河を遡る事45分(一般の遊覧船では1時間から1時間半ほど要するとか)、そんな辺鄙な場所に有った故、異民族の破壊や、探検隊などの持ち帰りが無く、今から研究がさらに進むと思われます。
今でも陸路では行けず、船で渡るより手の無いところでした。(陸路で行けるように、道路が作られていました。数年後には、バスで訪れることができるようです)
大仏の横、梯子のような階段を上った所が169窟です。
入場券300元(約5400円です。高いなぁ)なお、169窟内は写真禁止です。写真は一般窟です
こちらの窟(下)に描かれている木、何だと思いますか?
左はヤシの木?ですよね! 実は沙羅双樹のつもりで描いた木らしいのです。右の絵も沙羅双樹の木のつもりのようです。沙羅双樹の木は、インドから東南アジアに分布する木といわれ、中国・日本では非常に珍しかったようです。そんな訳で、古代中国では「沙羅双樹」の木は見たことの無い木であり、伝聞で沙羅双樹の木を描いたようです。
見学が終わり、書籍を販売しているのを見つけました。価格は50元と印刷されています。ところが、80元だと・・・。理由は、最後の本だからと。絶版の本なら仕方ないかなと、言い値(80元)で買いました。
船着場まで帰ってくると、見たところ全く同じ本が売られていました。やられたと思いましたが、後の祭り・・・。「いくら?」と聞けば、「150元!」 裏を見ると確かに150元と印刷されてました。最近増刷されたようです。確かに爺が買った本は最後の本だったようです。良かったのか???と思いつつ、中国らしいなとも・・・。
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