井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

何でもそろう?

2005-06-23 17:53:15 | Weblog
今日の午後は外回りをして仕事終了。久しぶりに宮脇書店に来ました。店頭に「本なら何でもそろう」(←写メール投稿では見えないか…)と書いてありますが、岩波新書は扱ってないそうです。

ガードレールの謎の金属片&レッサーパンダ風太くん

2005-06-23 11:12:51 | Weblog
 謎の金属片の調査結果が公表されました。事故などでガードレールに接触した自動車の車体の一部だそうです。事件当初は「このようないたずらは絶対許せない。」「某宗教団体の仕業かもしれない。」などと言われていたものですが、ふたを開けたら、車体の一部でした。「度を超したいたずらだ!」と怒りをあらわにしていた人たちはこの結果にどう反応するのでしょう。それに、この金属片は何年間も(何十年も)放置されていたのに、国土交通省や地方自治体の道路を管理する部署は気づいていなかったし、全くとほほな事件です…。

 また、レッサーパンダが立ったというニュースも「風太くん」が報道されて以来、他の動物園でもレッサーパンダが立っていたとの情報が流れ、それにレッサーパンダは体の構造上立てると言う人も現れ、とほほな状態で急速に終息しました。

 これらのとほほニュースを見聞し、子どもの頃に本で読んだ「立春に卵が立つ」事件を思い出しました。中国かどこかの古い文献を読んでいた人が、立春の日には生卵を上手に立たせることができるという文章を見つけ、やってみたら、春分の日の地球の重力の関係か、立たせることができました。それで日本中の新聞がこの不思議な現象をこぞって書き立てたそうです。

 でも、本当は春分の日でなくても、卵の重心や殻の凹凸などの条件が上手く合えば、いつでも立たせることができると後に分かったそうです。人間の思い込みや先入観が引き起こしたとほほ事件はいつの時代になっても起こることでしょう。