井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

マッスルハウス

2005-10-03 18:28:59 | Weblog
 10月2日は後楽園ホールでプロレス興行:マッスルハウスを見学。大方の格闘技ファンなら、代々木体育館の「W-1」(曙や三沢光晴ら有名レスラーが大量参加)を見るのでしょうが、これが午後4時の開演でこれを最後まで見てると最終の新幹線に間に合わない危険性があるので、正午始まりの「マッスルハウス」にしました。消去法みたいな選択ですが、結果的に内容は◎でした。

 乱立するプロレス団体の中にDDTというところがあり、そこの練習生・若手(ツルティモ・ドラゴン校長の教え子たち)が中心となっての興行がマッスルです。細かい点は近くのプロレスファンに聞いてください。

 特別演出家の鶴見佐助(サスケ!)、プロレス雑誌「リング(!)」編集長のターザン鶴見などがぐいぐい進行し、第1試合がメインイベント(!)で「ツルティモ・ドラゴン校長vsザ・グレート・サスケ」。ここでサスケ選手が死亡(!)。週刊「リング」ぶち抜き追悼50ページ企画がスタートと、あれれなんだいこの展開は…? この局面に乗れるか、拒否するかでマッスルへの評価が分かれます。私も理屈に走らず、ここは楽しむしかないなと笑ったりどきどきしたりしながら段々試合内容に没頭していきました。第2試合は「ゴージャス松野試練の七番勝負」。2分ごとに対戦相手が替わっていくとか…。

 その他、試合中に手品をしたり、いきなりスローモーションになったり、舞台がリングから巨大スクリーンに移ったり、非常に個性的な展開でありました。

 画像は進行役のターザン鶴見氏。

初SPY-RAL

2005-10-03 17:57:17 | Weblog
「探偵ファイル」というサイトをみなさんはご存じでしょうか。ニュース(社会派も芸能も)や通販や出会い系が渾然一体となった不思議なサイトです。
http://www.tanteifile.com/index.html

 ここのサイトで活躍する人物たちがホスト・ホステスとなり、接待をするバーを今年の夏に立ち上げました。これが新宿2丁目にあるコンセプト・バー「SPY-RAL」です。出来て2ヶ月ということですが、行く機会がなく、お初の参戦です(10月1日)。サイトにある案内図をもとにアルタ、伊勢丹、…、博多ラーメンと進み、ビルの地下1階にあるお店を発見しました。

 開店の午後7時にドアを開けようとすると、
「まだミーティングしているみたいですよ。」
と私より先に来ていた男性が言いました。この男性は何度かここに来ているとのことでした。名前も知らないこの男性とぼそぼそと5分くらい話していると、
「お待たせしました。どうぞ!」と店員の方から声が掛かりました。はっきり言うと余り広くなく、カウンター席とテーブル席で計10人も来れば満席といった感じ。

店員さん「ご指名はありますか。」
私「えりすさんが出勤するなら、えりすさんで。」
私より先に来ていた男性はソノダさんを指名したようです。3番目に来た男性もえりすさんを指名したので、彼と同じテーブルに。二人ともえりすさんを指名したからと言って、同じテーブルになっても…。それに、えりすさんはまだ出勤しない。と思っていたら、ミネさんが出勤して2人の目の前に。ミネさんは知的な感じでお酒が強そうです。しばらくして、えりすさん出勤。彼女もサイトで見るお姿のままで、気取らず、明るくていい感じです! アームレスリング仙台大会に参加することなどを話してくれましたよ。

 徐々に私の両脇になった2人ともいろいろお話ができました。両脇2人は、1番目に来ていた四国出身の「おで。」ちゃんと、3番目に来たヒデちゃん(私と同じ名字でした)です。一人でぼーっと暗く飲む羽目にならなくてよかったです。この日は混んでいたために、2時間入れ替え制が導入されていたようでしたが、帰る際にはソノダさんとえりすさんにビルの出入り口までわざわざ送っていただき、恐縮ものでした。和気藹々の雰囲気でいいところですね、SPY-RAL!

 画像は2大クイーンのミネさんとえりすさん。

井上もやしをたずねて その7

2005-10-03 16:52:01 | Weblog
 帰り際に撮影したのがこれです。ここで早朝より水や温度の管理をしながら、ぱりっとしたもやしを作っていたのですね。

「もやし工場をやめてから半年ですが、他のもやし屋さんが作ったもやしは食べられません。うちのがぱりぱりのもやしだったから。焼きそばでも何でも、今はもやしを入れないで作っているんですよ。うちのはブランドって言うか…。」とおっしゃる奥様の声が耳にこだましました。

井上もやしをたずねて その6

2005-10-03 16:42:38 | Weblog
 間違いない、この番地です。この井上さんです。

 もやし工場はとっくの昔にやめてしまったのでしょうか…。せっかく来たのだから、誰かに真実を聞いてみたくなりました。でも、近くを誰も通りません。

 白い建物の施錠されていないドアを開けて、事情を聞こうとしても、しーん。それで、階段を上がり、住居と思える玄関へ。
「ごめんください。お尋ねしたいことがあって参りました。」と私。
すると、奥様とおぼしき方が現れ、「何でしょうか?」と。
私「あのぉ、井上もやしさんはこちらでしょうか。」
奥「ええ、今はやめてしまったのですよ。今年の3月までは営業していたのですが、そろそろ潮時かなと思って。」
私「そこの白い建物がもやし工場だったんですか。」
奥「ええ、そこが工場で、下を駐車場にしてしまいました。今は福島県の成田もやしみたいに大規模にもやしを作る時代でしょ。町工場で細々とやってる時代じゃないから。」
私「奥様のお写真や工場跡のお写真とってよろしいですか。」
奥「?? もう終わったことですから、撮らないでください。」
私「実は、私は『井上もやし』というペンネームで投稿とかしていて…。」
奥「そう言えば、うちの息子がインターネットで検索したら、何件か出てきたようで…。」
私「『井上もやし』が実在することを知り、是非ここに来たいと思っていたんです。検索すると、私のペンネームと井上もやし店さんが表示されます。それから桑田佳祐が絶賛しているなどの…。」
奥「桑田さんがライブなんかでうちのもやしがパリパリで美味しいと言っているようですね。最後のもやしは桑田さんに送ったんです。そういうことでしたら、工場の跡を写真に撮ってもいいですよ。私の顔は撮らないでください。」
私「ええ、悪用はしませんので。ちょっと何枚か撮らせてくださいね。」

 このような会話が続き、良かったんだか悪かったんだか分からないまま、また徒歩で石上駅へ戻りました。

井上もやしをたずねて その5

2005-10-03 15:22:40 | Weblog
 住宅地を進み、この辺だと思える場所に。「うん、ここだ。地図の道路の曲がり方と同じだもの。」

 でも、「こちらカワサキ新聞部です」
http://www.dokant.com/backnumber/22/sawasaki/main1.html
で見た井上もやしの看板がなく、工場らしい建物もありません。もしかしたら、今は営業していないのでしょうか…。せっかくみちのくの福島市くんだりから相模の国の藤沢石上までやってきたのに。

 どこを見渡してももやし工場らしきものは目に付きません。とほほ。


井上もやしをたずねて その4

2005-10-03 15:11:01 | Weblog
 石上駅に到着しました。駅と駅の距離が短く、あっという間に到着しました。降りたのは私一人だけでした。かなりの乗客がいましたが、彼らは鎌倉や江ノ島まで行くのでしょう。あとはgooの地図サイトでプリントアウトした地図に従って進むだけです。3分もあれば、現地に着くでしょう。

井上もやしをたずねて その3

2005-10-03 15:06:49 | Weblog
 東京週末フリー切符では大船まで行けますので、JR大船駅・藤沢駅間の料金(180円)を藤沢駅で精算し、次は江ノ島電車で1つ行った石上駅へ向かいます。江ノ電というとレトロな車両という思い込みがありましたが、実際に目にすると近代的な電車でした。石上までは所要時間約2分で190円です。さあ、井上もやしにあと1歩です!

井上もやしをたずねて その1

2005-10-03 14:44:40 | Weblog
 このブログの「井上もやし」というのは私のペンネームです。今から30年近くも前の、高校生の私の愛読書が井上ひさしの小説でした。「ブンとフン」「偽原始人」「手鎖心中」「愛しのブリジットボルドー」などなど、ちょっぴりペーソスの隠し味を秘めながら進む、言語遊戯の数々に圧倒されたものです。彼の名前にあやかり、そして、野菜のもやしが好物の私が勝手に名付けたのが「井上もやし」。本名ではちょっとまずいなぁという投稿などのときにこのペンネームをずっと使用しておりました。

 時は流れ、5年程前のインターネットが浸透してきた頃、ちなみに「井上もやし」で検索すると、確かに私についての書き込みもあるものの、半数は神奈川県藤沢市の「井上もやし」店が表示されます。おまけに「井上もやしは日本一美味いとサザンの桑田佳祐が言っていた。」などの記事も。こ、これは、手強いライバルです。いつかこの目で井上もやし店を拝みたいと思っておりました。

 そして、この10月1日、仕事が一段落したので気分転換も兼ね、ついに決行いたします! でも、腹が減ってはいくさができぬなので、磯子区久木町の浜マーケット(根岸駅と磯子駅の中間点)にあるうなぎととりの「小島家」さんに寄りました。アサヒ芸能の丼対決記事で見かけ、機会があれば行ってみたいと思っていましたので。画像はうな重1,780円。脂が乗り、まあまあのお味。ご飯は昔ながらの釜炊きだそうですが、ガスや電気の炊飯器と比べて大差あるのかまでは分かりませんでした。横目で隣の人が食べていたうな丼1,000円を見たら、ほとんど同じ内容でした。うな重の方がプラスアルファの何かがあると思ったのですが、差が感じられませんでした。