この本は、「著者 高田純次」となっていますが、高田純次がこの本のために書き下ろした部分がほとんどありません。
高田純次という人は、僕にとって、「笑ってる場合ですよ!」で変なニュースコーナーをやる人だったり、「天才たけしの元気が出るテレビ」において街角でバカなことをやっているレポーターだったり、主役のたけしを上手くアシスト(よいしょ)するタレントだったりします。その人が書いた「適当論」だから、世の中を軽く、無責任に生きていく方法が載っているのかなと思いましたが、かなり違い、精神分析の本と言っていい作りでした。
換言すれば、精神科医・和田秀樹による高田純次分析論です。高田氏との対談や高田氏の語録から、和田氏がその精神構造や望ましい処世術を分析しています。本の後半部は、既刊の高田氏著書からの名言抜粋です。この本はいい加減な生き方を薦めるどころか、悩める我々への導きの書です。
高田純次という人は、僕にとって、「笑ってる場合ですよ!」で変なニュースコーナーをやる人だったり、「天才たけしの元気が出るテレビ」において街角でバカなことをやっているレポーターだったり、主役のたけしを上手くアシスト(よいしょ)するタレントだったりします。その人が書いた「適当論」だから、世の中を軽く、無責任に生きていく方法が載っているのかなと思いましたが、かなり違い、精神分析の本と言っていい作りでした。
換言すれば、精神科医・和田秀樹による高田純次分析論です。高田氏との対談や高田氏の語録から、和田氏がその精神構造や望ましい処世術を分析しています。本の後半部は、既刊の高田氏著書からの名言抜粋です。この本はいい加減な生き方を薦めるどころか、悩める我々への導きの書です。