井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

映画「落下の王国」

2008-11-17 23:14:08 | Weblog
 福島フォーラムの上映案内を見たら、「落下の王国」の最終上映日が21日とのこと。よーし、メンズデイ(月曜日は男性の料金が1,000円。)の今日見に行こうっと!

 ということで、職場からの途中にミニストップに寄り、夕食を片手に車を運転し、上映開始時刻の午後6時35分(先週よりも上映時刻が早くなりましたが、やはり1日に1回のみの上映です。)に何とか間に合いました。

 仕事帰りの映画館なので、「睡魔の王国」に引き寄せられることを一番心配していたのですが、映像の美しさのためか、あるいはミニストップで買った常盤薬品の「強強打破」のせいか分かりませんが、約2時間を眠らずに鑑賞することができました。

 ストーリー的には、撮影中の事故で怪我を負って入院中のスタントマンの青年が、同じく入院している腕を骨折した5歳の少女と出会い、ある目的のためにおとぎ話を語って聞かせるという、現実と幻想を行き来するファンタジー映画です。子ども向けのおとぎ話ですから、筋は単純明快です。おとぎ話で中心となるのは、寄せ集めの5人の戦士たち(何故かチャールズ・ダーウィンもいる!)が悪徳総督に挑んでいく話です。その舞台が豪華絢爛! 世界遺産(万里の長城やバリ島、東欧など)が舞台となって話が展開されます。入れ替わり立ち替わり、世界遺産が登場し、ロケにお金が掛かっただろうなと思いました。それにコスチュームや小道具などがびっくりするような様式美。非常に美的です! 映像的に(!)圧倒されました。次はゴンドリー監督の「僕らのミライへ逆回転」が見てみたいけど、福島市辺りには来ないのかな…。


  ☆ 総合得点 88点