以前、冬のお楽しみにDVDを購入したDVD-outletさんで、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」をタイムセールと称し、新品999円で販売していたので、堀北真希主演の「アルゼンチンババア」(←こちらも999円)と共に即決しました。
これは誰が何と言っても樹木希林の映画です。15歳で親元を離れて生きるオダギリジョー演じるボクを、死ぬまで心の底から無条件に信じるオカンを樹木希林が押しつけがましくなく演じています。学生時代のボクはオカンからの仕送りを酒や麻雀に使ってしまったり、絵本作家として売れ出すと九州のオカンを東京に呼び出したりと、どこか野口英世と母シカの関係を想起させます。樹木希林は、感動を押し売りするでもなく、息子への愛情を適度に、いや自然に演じています。可愛らしいオカンにボクの仲間たちがじわじわと惹かれていく様子がよく描かれています。また、樹木の実の娘でもある内田也哉子がオカンの若い頃を演じ、ずるいほどのキャスティングとも感じました。
☆ 総合評価 87点
これは誰が何と言っても樹木希林の映画です。15歳で親元を離れて生きるオダギリジョー演じるボクを、死ぬまで心の底から無条件に信じるオカンを樹木希林が押しつけがましくなく演じています。学生時代のボクはオカンからの仕送りを酒や麻雀に使ってしまったり、絵本作家として売れ出すと九州のオカンを東京に呼び出したりと、どこか野口英世と母シカの関係を想起させます。樹木希林は、感動を押し売りするでもなく、息子への愛情を適度に、いや自然に演じています。可愛らしいオカンにボクの仲間たちがじわじわと惹かれていく様子がよく描かれています。また、樹木の実の娘でもある内田也哉子がオカンの若い頃を演じ、ずるいほどのキャスティングとも感じました。
☆ 総合評価 87点