井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

後ろ向きかなぁ ~ミコちゃんのヒット・キット・パレード~

2010-12-01 22:15:13 | Weblog
 ニュースを見る度に段々呆れてきます。

 議会開設120年記念式典に出席した民主党の中井洽衆院予算委員長が、起立していた秋篠宮夫妻に「何で座らないんだ!」などとヤジを浴びせたとされる問題で、自民・みんな・たちあがれ日本の3党は1日、同氏の懲罰動議を衆院に提出したそうです。報道されていることを総合すると、ヤジというよりは独り言か隣の議員とのお喋りに近い感じがします。なんだかそんなことで懲罰動議になったり、「不敬だ!」「土下座しろ!」などの論調になったりするのが信じられません。先に教員の不祥事を書きましたが、教室という内輪の世界においてほんの冗談で言ったことが全国ニュースになってしまうことも信じられませんでした。

 誰かが内輪で(またはオフレコ前提で)言ったことを暴いて問題にしてしまえという、ウィキリークスみたいな考えが日本の政治の世界に広がっていることに危機を覚えます。余りに姑息です。でも、対する民主党も、逢沢一郎・自民党国会対策委員長の携帯電話が鳴ったことについて「議院の品位を傷つける行為」として、同氏に対する懲罰動議を提出して、「目くそ鼻くそを笑う」のようです。スケールの小ささに呆れてしまいます…。
(-_-)

 臨時国会の会期末が今月3日なのに、素人の目から見ても何やってるのかと思います。郵政改革、労働者派遣法改正案、「朝鮮王朝儀軌(ぎき)」を韓国に引き渡す日韓図書協定の承認など話し合うことは沢山ありますが、次期国会送りです。国民が民主党から離れていくのをひしひしと感じます。「財政再建」「天下り禁止」「暫定税率廃止」「高速道路無料化」「企業献金廃止」「普天間基地移転」など、昨年夏の打ち上げ花火と比べると、現実はまったくの羊頭狗肉です。一方の自民党の丸川珠代や石原伸晃らのヒステリックなものの言い方にも全く賛同できませんけど。


 これを書きながら、今日アマゾンから届いたミコちゃんのCDを聴いています。10代半ばでアメリカンポップをはつらつと歌っている姿に感動します。彼女は英語の発音もまずまずで、江利チエミみたいな演歌臭いポップスにならない点が素敵です。50年近く前の曲なのに、こうやって東北の片隅に住む私にどきどきを与えてくれるミコちゃんには本当に賛辞を送りたいです!