劇場版4部作の第3弾です。
テレビ東京で放映されたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」全26話を再構築して、映画4部作にするはずでしたが、第2弾の「破」からアニメ版とは違った物語の展開になり、アニメ版には出ていなかったキャラクターも登場しています。今回の「Q」はそれがさらに加速しています。
前作で起きた「ニアサードインパクト」から14年経った世界が本作で描かれます。衛星軌道上の初号機と共に回収された碇シンジが14年後の世界で目を覚まします。そこは、父親のゲンドウたちのいる「ネルフ」と、葛城ミサトや赤木リツコやアスカ・ラングレーたちが作った反ネルフの組織「ヴィレ」が戦っていました……。シンジでなくても、観客も口あんぐりだったと思います。例によって、難解なエバ用語を多用していて、分かったんだか分からなかったんだかの世界観でした。(←いや、いつものことか。)
この作品って基本的に思春期の心の闇(「自我とは」とか「対人関係はどうあればよいか」とか)を全世界(宇宙?)に拡大解釈して描いていると思うのですが、「Q」では渚カヲルの存在によって、シンジにとって心地よい世界(「自己愛」。極端に言えば「自慰」。とにかくミサトもゲンドウもアスカもシンジに対して冷たすぎます。)を表現したかったのかなと思いました。そして、消化不良のまま、予告編を見せられました。(←いや、いつものことか。)4部作の最後は「シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 」。思わせぶりなタイトルです。「新」ではなくて何故に「シン」? 楽曲の反復記号→リフレイン→ルフラン→魂のルフラン?
ストーリーはよく分からなかったのですが、何も考えずに戦闘シーンの迫力を味わうならいいかもしれません。なかなかにクオリティーが高い戦闘シーン続出です。
☆ 総合得点 71点
テレビ東京で放映されたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」全26話を再構築して、映画4部作にするはずでしたが、第2弾の「破」からアニメ版とは違った物語の展開になり、アニメ版には出ていなかったキャラクターも登場しています。今回の「Q」はそれがさらに加速しています。
前作で起きた「ニアサードインパクト」から14年経った世界が本作で描かれます。衛星軌道上の初号機と共に回収された碇シンジが14年後の世界で目を覚まします。そこは、父親のゲンドウたちのいる「ネルフ」と、葛城ミサトや赤木リツコやアスカ・ラングレーたちが作った反ネルフの組織「ヴィレ」が戦っていました……。シンジでなくても、観客も口あんぐりだったと思います。例によって、難解なエバ用語を多用していて、分かったんだか分からなかったんだかの世界観でした。(←いや、いつものことか。)
この作品って基本的に思春期の心の闇(「自我とは」とか「対人関係はどうあればよいか」とか)を全世界(宇宙?)に拡大解釈して描いていると思うのですが、「Q」では渚カヲルの存在によって、シンジにとって心地よい世界(「自己愛」。極端に言えば「自慰」。とにかくミサトもゲンドウもアスカもシンジに対して冷たすぎます。)を表現したかったのかなと思いました。そして、消化不良のまま、予告編を見せられました。(←いや、いつものことか。)4部作の最後は「シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 」。思わせぶりなタイトルです。「新」ではなくて何故に「シン」? 楽曲の反復記号→リフレイン→ルフラン→魂のルフラン?
ストーリーはよく分からなかったのですが、何も考えずに戦闘シーンの迫力を味わうならいいかもしれません。なかなかにクオリティーが高い戦闘シーン続出です。
☆ 総合得点 71点