WOWOWで放送中の「ネオ・ウルトラQ」。テレビ東京の「ウルトラQ Dark Fantasy」やTBSラジオ「ウルトラQ倶楽部」等が存在するのに、「セカンド・シーズン」を自称していたので、かなり期待していました。でも、がっかりです。
物語の展開がはっきりせず、視聴者に伝わらない監督だけの世界を描いているようです。オチも、突然「一時停止」ボタンを押されたみたいに唐突に終わり、かつ難解です。フジテレビの「世にも奇妙な物語」的な感じと言えないこともないのですが、オリジナルの「ウルトラQ」を知る世代はフラストレーションが溜まります。それから、時代背景も不明…。人類と怪獣が共存している時代なの? どうしてダイヤル黒電話なの? そのカメラ、シャッター切ったら「巻き上げる」の? と見ている側が宙ぶらりんです。
唯一、私が及第点を与えたのが、第2作「洗濯の日」。起承転結が今までで一番分かりやすかったです。老夫婦のエピソードがあり、最後のオチもオリジナル「カネゴン」のラストシーン(←カネゴンになった少年が人間に戻ったが、父母がカネゴンになっていたという皮肉さ)のような寓話っぽいもので満足でした。
物語の展開がはっきりせず、視聴者に伝わらない監督だけの世界を描いているようです。オチも、突然「一時停止」ボタンを押されたみたいに唐突に終わり、かつ難解です。フジテレビの「世にも奇妙な物語」的な感じと言えないこともないのですが、オリジナルの「ウルトラQ」を知る世代はフラストレーションが溜まります。それから、時代背景も不明…。人類と怪獣が共存している時代なの? どうしてダイヤル黒電話なの? そのカメラ、シャッター切ったら「巻き上げる」の? と見ている側が宙ぶらりんです。
唯一、私が及第点を与えたのが、第2作「洗濯の日」。起承転結が今までで一番分かりやすかったです。老夫婦のエピソードがあり、最後のオチもオリジナル「カネゴン」のラストシーン(←カネゴンになった少年が人間に戻ったが、父母がカネゴンになっていたという皮肉さ)のような寓話っぽいもので満足でした。