普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

次の参院選で民主党の敗北決定か

2006-10-29 10:54:53 | 民主党

<<民主党の若い方へ>>
10月26日に読売新聞社説です。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061025ig90.htm
タイトル:[教育基本法改正]「政争の具にしてはならない」
その概要は
現行の教育基本法には問題が多いという認識は、与党も民主党も共通のはずだ。
そうであれば、建設的な論戦を通じて法改正の実現を図るのが筋だろう。にもかかわらず、民主党が審議引き延ばしに出ようとしているのはどうしたことか。
先の国会に政府案と民主党の対案が提出された。
政府案と民主党案は共通点が多い。
伝統の継承や愛国心、公共の精神をはぐくむ、家庭教育の条文、義務教育の年限を削除などだ。
教育再生は急務だ。
教育再生へ具体的な措置を講じる上でその理念、指針となるのは、やはり教育基本法だ。
民主党も教育の現状に対する問題意識を共有するなら、審議の促進に協力し、自らの主張を法改正に反映させる努力をすべきではないか。
愛国心の表記は、政府案より、民主党案を評価する声が、自民党にも少なくない。
民主党が自身の案を少しでも生かそうと思えば、修正の余地も十分出てくるのに、自ら可能性を封じている。
それどころか、改正反対を唱え、本来相いれないはずの共産党や社民党と、今国会での採決阻止を確認している。
これでは、審議引き延ばしを目的に、形だけ対案を出したことになる。かつての社会党と何も変わらない。
下手に修正協議に応じれば、党内の足並みの乱れをさらけ出すことになる。与党との対決色を強めた方が来夏の参院選にも有利だ――。
そんな計算が働いているのだろう。
教育は国家百年の計だ。政争の具にするようでは、選挙に有利どころか、民主党は国民の信頼を失いかねない。


<<可笑しくなった民主党>>
http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20061024
その後、社民、共産、国民新党との基本法廃止への合意が出来たと報道されていました。
私は何度かブログにも投稿し、同じものを民主党の党員にもメールしました。
前にも書いたように、小沢さんが党首になってから、民主党は可笑しくなってしまったようです。
多分横路さんと組んだのが原因かも知れません。
インターネットでは、民主党の参議院議員会長が日教組の幹部だったと書いてありました。
それとも、選挙に勝つことだけ考えて一般国民から併せても3%そこそこの支持しか得てない社民党や共産党と組んだのでしょうか。
Googleの検索やチャンネル2を見ても、民主党に対する、批判に溢れています。
他の当事者の、社民、共産、国民新党は問題にされてないのかそれらへの批判は殆どないようです。
何故民主党だけが批判されているか、その意味を考える必要があるようです。


<<参院選の敗北決定か>>
民主党はあらゆる機会やメディアを選んで、何故、今回は民主党が教育基本法に反対するのか、国民に知らせるべきだと思っています。
そうでないと、私が前心配していた、参院選の敗北が次第に現実のものになって来ているかも知れません。
これらの報道を見て、一番喜んでいるのは、案外自民党かもしれません。
何故なら、同法案が通っても、通らなくても、前の衆院選で民主党を改革抵抗勢力のレッテルを貼って大勝したように、参院選では教育改革反対勢力のレッテルを貼れるからです。
幸か不幸か、またいじめ問題や、学校の不祥事が出てきました。
本来与党の責任が負うべき問題ですが、その罪をこれも基本法反対の民主へ着せてくるのは間違いありません。

私は前回の衆議院選で、このままでは民主が負けるぞと、党員の一人に投書しましたが予想通りの大敗終わりました。
http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20060928
また代表就任直後の前原さんに「低次元のことで、政府を攻撃するときは、喧嘩の上手い人を立てること、代表自身がそれに関わらない」ように投書に書いたのですが、結局私の心配した通りになりました。
勿論、なにも取り立てて私が優れているからでなくて、自民党との駆け引きや、党内のしがらみや調整など超越した所では、誰でも考えつくことだと思います。


<<インターネット情報の活用>>
若い党員の方への再度の提案です。
今インターネットに溢れている民主党への批判者は、時によっては民主党支持者に成り得る人達です。
その人達の意見をもっと取り上げるべきです。
今直ぐでも、インターネットの情報と、民主党のへの投書、Eメールを通じて国民の今の民主党に向けた考え方を容易に受けられるシテスムにして下さい。
それらを集積し、統計、分析してそのデータを、幹部の人達に都度見せるようなシステムを作って実行して下さい。
今度の様な基本法反対の対策への賛否をインターネットで世論調査(多分殆どが反対)して、その結果をインターネット時代に対応出来ないかも知れない幹部に上げて下さい。
そして、私のように民主党など好きでも嫌いでも無い人達で、ただ今の教育状況を心配し、政権交代に伴う政治改革を期待している無党派の人達の期待を裏切らないで下さい
そうでないと、参院選も前回の選挙のように、無党派の人達の票は殆ど自民党に流れてしまうでしょう。
今の情勢のままでは、次の参院選でまた負けそうな気がしてきました。
下手すると、前回のように大敗するかもしれません。
どうか、私の予想が外れるように頑張って下さい。