・民主党再生の足を引っ張る社会党系事務局・民主党も社民党のように絶滅危惧種になるのか
私は11日に「民主党と日教組と朝日新聞」で民主党再生のためには自分達の権利でけでなく企業の経営にも配慮する労使強力型の労働組合との協力はすべきだが、企業や権力対決一辺倒の日教組や自治労とは縁を切るべきだと提案しました。
なぜなら日本として自分達の事や自分達の主張ばかりに拘って国のことは二の次にする労組の影響の強い政党には日本の政治は任せられなれないからです。
今日は読売新聞がシリーズで取り上げている、「民主再建の道」で「社会系統の組織健在」の記事を見て、タイトルのように同じ民主党再生の妨げとなる社会党系の事務局のことを取り上げて見ました。
読売は概略次のように解説しています。 (括弧内は私の意見と注釈です。)
・現在民主党にはもと社会党在籍の民主党議員は5人しかいない。(社会党議員激減のように国民の良識が働いたのでしょう。)
・然し(選挙の洗礼を受けない)約80人の当職員の3分の2を社会党系だ。とりわけ政策調査会には社会党系の影響力が強く、いまも社会党系職員は議員を下にみる態度をとる。 (選挙に無関係で地位にある経験豊富な官僚が慇懃無礼に国会議員を小馬鹿にする霞が関の組織と、民主党の組織と良く似ていますね。)
・社会党系職員は直ぐに(官僚のように)「紙」を作り結果的役員会での議員の論議を主導して来た。
・唯一の例外は小沢氏で、役員会で議題を記した紙をみて撤回させた。
・現在の海江田執行部では紙文化は健在で、議員は職員を敵にしたくないからオーケーと言ってしまう。非社会党職員は「保守色の薄い海江田氏が代表になり、社会党系の職員は鬼に金棒だ」と言う。
・旧民主党結党は「社会党は衰退するとみて」生き残りを賭けて衣替えを図った。(私が何度も書いたように彼らの予想は的中して社会党の後身の社民党は絶滅危惧種の道をあるいています。)
・旧民主党の地方組織が脆弱だったためにそのに地方組織は社会党の大半を引き継いだ例が多い。
・党内には「民主党は保守系の議員が増えていたが、衆院選大敗でその衣が取り払われ、社会党の党本部と地方組織が剥き出しになったの」の声がある
・民主党が国民政党として再生できるか、地方を含めた組織の在り方が問われている。
。(読売の書くように社会党出身の輿石さんが突出していますね。)
[私の意見]
この中で民主党として少し希望が見えるのは、小沢さんが役員会に出た職員の「紙」を撤回させたことです。
然しその小沢さんさんも、その選挙勝利至上主義で、社会党系職員が作ったとネット上で言われている、財源もないのに社会主義丸出しの一律ばら蒔きのマニフェストを作り勝利したのは良いが、政権奪取後そのボロの続出しました。
そして増税の前にマニフェストの実行をしろと批判しての小沢さんとそのグループは離党して仕舞いました。
その小沢グループは民主党にも警戒され、維新の会、みんなの党から嫌われて漂流または宙ぶらりんの状態と伝えられています。
最近の世論調査で自民党24.2、民主党5.3、維新の会4.6、公明党4.1と民主党は自民の5分の1しかありません。 衆院選前では自民15.4民主12.1と競っていたのに。
この民主党支持率の激減は自民党政権のやり方を見て改めて民主党政権のやり方がいかに拙ったことを国民が知ったからだと思います。
私は戦後事実上の自民党の一党独占の政治が続きそれなりの弊害が出てきたのは、現実無視の政策を掲げて来た社会党のお蔭だと書いて来ました。
その社会党が体質を変えないまま野党第一党であったのは、マスコミ特に朝日新聞の支持があり社会党が自分達のやり方正しくて、自民党を支持している国民が悪いとして来たのだと思います。
事実は今回のに世論調査で見るように国民が次第に賢くなって来ているのに気づかなかったことです。
そして同じ左翼政党でもある程度の支持率を維持しているのに現在の社民党が前記のように絶滅危惧種になりかかっているのは、国民が共産党にブレーキ役として期待しているのに、社民党が片山内閣以来、国民から国民政党と期待されているのに、現実無視の政策ばかりを並べるからです。
若し読売の指摘したように、事務方を含む旧社会党系が勢いを増し、(支持労働組合は連合の大半を占める労使協調の組合に限り)日教組や自治労を切れない今は、旧社会党・現社民党の道を歩き始めているのではないかと、民主党はもっと深刻な危機感をもって改革の道を進んで貰いたいものです。
然し言うは易く実行には長く困難な道が待ちかまえています。
その内に維新の会やみんなの党の勢いが増して来るでしょう。
外野の私からみれば、日本のためにはあっさり民主党解体→民主党保守系と維新、みんなと合同、連携による健全な野党第一党の結成または連携が早いように気がするのですが。
そうでないと今回の衆院選のように、選挙後毎に国民からすこしづつ議員の数を減らして貰い、社民党の道を辿ることになるかも知れないからです。
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私は11日に「民主党と日教組と朝日新聞」で民主党再生のためには自分達の権利でけでなく企業の経営にも配慮する労使強力型の労働組合との協力はすべきだが、企業や権力対決一辺倒の日教組や自治労とは縁を切るべきだと提案しました。
なぜなら日本として自分達の事や自分達の主張ばかりに拘って国のことは二の次にする労組の影響の強い政党には日本の政治は任せられなれないからです。
今日は読売新聞がシリーズで取り上げている、「民主再建の道」で「社会系統の組織健在」の記事を見て、タイトルのように同じ民主党再生の妨げとなる社会党系の事務局のことを取り上げて見ました。
読売は概略次のように解説しています。 (括弧内は私の意見と注釈です。)
・現在民主党にはもと社会党在籍の民主党議員は5人しかいない。(社会党議員激減のように国民の良識が働いたのでしょう。)
・然し(選挙の洗礼を受けない)約80人の当職員の3分の2を社会党系だ。とりわけ政策調査会には社会党系の影響力が強く、いまも社会党系職員は議員を下にみる態度をとる。 (選挙に無関係で地位にある経験豊富な官僚が慇懃無礼に国会議員を小馬鹿にする霞が関の組織と、民主党の組織と良く似ていますね。)
・社会党系職員は直ぐに(官僚のように)「紙」を作り結果的役員会での議員の論議を主導して来た。
・唯一の例外は小沢氏で、役員会で議題を記した紙をみて撤回させた。
・現在の海江田執行部では紙文化は健在で、議員は職員を敵にしたくないからオーケーと言ってしまう。非社会党職員は「保守色の薄い海江田氏が代表になり、社会党系の職員は鬼に金棒だ」と言う。
・旧民主党結党は「社会党は衰退するとみて」生き残りを賭けて衣替えを図った。(私が何度も書いたように彼らの予想は的中して社会党の後身の社民党は絶滅危惧種の道をあるいています。)
・旧民主党の地方組織が脆弱だったためにそのに地方組織は社会党の大半を引き継いだ例が多い。
・党内には「民主党は保守系の議員が増えていたが、衆院選大敗でその衣が取り払われ、社会党の党本部と地方組織が剥き出しになったの」の声がある
・民主党が国民政党として再生できるか、地方を含めた組織の在り方が問われている。
。(読売の書くように社会党出身の輿石さんが突出していますね。)
[私の意見]
この中で民主党として少し希望が見えるのは、小沢さんが役員会に出た職員の「紙」を撤回させたことです。
然しその小沢さんさんも、その選挙勝利至上主義で、社会党系職員が作ったとネット上で言われている、財源もないのに社会主義丸出しの一律ばら蒔きのマニフェストを作り勝利したのは良いが、政権奪取後そのボロの続出しました。
そして増税の前にマニフェストの実行をしろと批判しての小沢さんとそのグループは離党して仕舞いました。
その小沢グループは民主党にも警戒され、維新の会、みんなの党から嫌われて漂流または宙ぶらりんの状態と伝えられています。
最近の世論調査で自民党24.2、民主党5.3、維新の会4.6、公明党4.1と民主党は自民の5分の1しかありません。 衆院選前では自民15.4民主12.1と競っていたのに。
この民主党支持率の激減は自民党政権のやり方を見て改めて民主党政権のやり方がいかに拙ったことを国民が知ったからだと思います。
私は戦後事実上の自民党の一党独占の政治が続きそれなりの弊害が出てきたのは、現実無視の政策を掲げて来た社会党のお蔭だと書いて来ました。
その社会党が体質を変えないまま野党第一党であったのは、マスコミ特に朝日新聞の支持があり社会党が自分達のやり方正しくて、自民党を支持している国民が悪いとして来たのだと思います。
事実は今回のに世論調査で見るように国民が次第に賢くなって来ているのに気づかなかったことです。
そして同じ左翼政党でもある程度の支持率を維持しているのに現在の社民党が前記のように絶滅危惧種になりかかっているのは、国民が共産党にブレーキ役として期待しているのに、社民党が片山内閣以来、国民から国民政党と期待されているのに、現実無視の政策ばかりを並べるからです。
若し読売の指摘したように、事務方を含む旧社会党系が勢いを増し、(支持労働組合は連合の大半を占める労使協調の組合に限り)日教組や自治労を切れない今は、旧社会党・現社民党の道を歩き始めているのではないかと、民主党はもっと深刻な危機感をもって改革の道を進んで貰いたいものです。
然し言うは易く実行には長く困難な道が待ちかまえています。
その内に維新の会やみんなの党の勢いが増して来るでしょう。
外野の私からみれば、日本のためにはあっさり民主党解体→民主党保守系と維新、みんなと合同、連携による健全な野党第一党の結成または連携が早いように気がするのですが。
そうでないと今回の衆院選のように、選挙後毎に国民からすこしづつ議員の数を減らして貰い、社民党の道を辿ることになるかも知れないからです。
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