普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

厚労省23人宴会トラブル解決のため厚労省の組織見直しを

2021-04-02 09:54:44 | 政治

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
厚生労働省で大きなトラブルがおきました。
 厚生労働省老人保健課の職員23人が今月24日、東京・銀座の居酒屋で深夜まで送別会を開いていたことが、同省への取材でわかった。この日は政府の緊急事態宣言解除から3日後で、東京都は飲食店などに午後9時までの営業時間短縮を求めていたが、職員全員が店を出たのは午後11時50分頃だった。同省は老人保健課長を大臣官房付に異動させる方針で、事実上の更迭とみられる。
 田村厚労相は30日の閣議後記者会見で「非常に多い人数での宴会で、常識では考えられない。国民の信用を裏切る行為だ。厳正な処分をする」と陳謝した。田村厚労相も閣僚給与2か月分を自主返納する方針。

 これに関して思い出したことがあります。
厚労省の改革の話です。 
 麻生さんが首相、舛添要一さんが大臣をしていたころの読売新聞が厚労省分割について読売新聞が社説を出していました。
 私も舛添さんと同じ地域の出身なので厚労省分割に就いて賛成の立場でしたが、問題が大きいので今回に関係ある問題に絞り、特に問題ある所は括弧付きにでで示して居ます。
 厚生労働省は大きすぎる。厚労省の大きさは予算規模からも明らかだ。政府の今年度当初予算では、一般歳出52兆円のうち厚労省予算が25兆円を占める。社会福祉行政の信頼回復を図るために厚労省改革に絞って具体案を練るべきだろう。暮らしにかかわる施策の大半を受け持つ厚労省は、国民の関心が高い問題を数多く抱えている。「インフルエンザ」、雇用対策、年金記録問題、「医療・介護の人材確保」。「挙げればキリがないほどの難題を1人の厚労相で担当しているのが現状だ」。これでは、「重要問題のすべてを十分に検討し、迅速に判断するのは難しい。「所管分野が広すぎて大臣の監督権が弱体化」していたことが、社会保険庁などで「数多くの不祥事を招いた一因」でもあろう。医療政策は厚労省に一本化されておらず、「文部科学省が医学教育と大学病院を、総務省が自治体病院を所管している」。麻生首相は、「医療・介護」・年金などを所管する社会保障省と雇用・少子化対策などを受け持つ国民生活省に再編する案を示している。「分割・再編して、問題ごとにきめ細かく対応する体制」をとれば、国民は政府の意気込みを感じ、社会福祉行政への期待は高まる」のではないか。
 そして現実はプランのままで終り今回の問題「田村厚労相も閣僚給与2か月分を自主返納」、「どの病院をどの省が管理する」か、今回のトラブルを解決するために、昔考えられた「厚労省の守備範囲の縮小」など放置している自民党内閣!文句ならいくら言える立憲民主など見逃しているのは何故でしょうかね。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治ブログへ