戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
今までの文藝春秋の編集方針を見ていると随筆、主要記事、(私から見ると)問題の有りそうな軽い記事の順で並んでいます。
それと気付いたのは3・11の大津波と福島第一の大事故の時に(原発でなく)津波に依り出来た廃材の回収反対を称え、全国的の運動まで広げ東北復興の遅れに貢献?した山本太郎さんを3番目の記事に登用したこと。
次に気付いたのは同じ3番目に「小沢さんと共に管政権を倒す」と言う中村喜四郎さんを登用。私から見たら支離滅裂の文章の記事。
そして今の山本、中村さん二人については余程そのつもりでないと、新聞の記事に見つからない状態。
そのように3番目の所に前回の二人と格が遥かに違う元総理大臣の小泉さんと女性のスミスさんの登場。その表題は「管総理よ・再生可能エネルギーで充分やれる」の登場。
そしてその内容は福島第一事故のさいの関係者の批判ばかり。大飯原発反対の勝訴だけ挙げて他の原発訴訟は全敗訴のこと挙げない内内の話ばかり。
話のレベルも井戸端会議同然。唯一の対策は小泉さん持論のソーラーシェアリングだけ。世界中で問題になっている地球温暖化に対するそれ以外の提案はなし。
そして4月6日の読売の社説の示す問題点。
・電力の供給余力の目安8%から6、6%に低下
・天候で太陽光発電の出力低下
・LNG不足
・21年度が約500万キロワットの火力発電が老朽化で停止の予測
(おまけに二人が言う様日本中の原発ももうすぐ寿命、日本はどうなる!!)
そのほかに世の中で言われていること
・海上の風力発電の限界
・一部の大型の太陽光発電への住民の非難など壁につきあたっていること
・地熱、水力の限界
小泉さんがこれらの対策を示せば二人の話し合い有益になるし小泉さんの評価も上がると思うのですが。
私は総理時代の小泉さんの行動について是々非々で応援したり批判したりして来ましたので彼に親近感を持っています。そして今度のことで小泉さんが晩節だけは汚さない様に祈っています。
勿論私は日本は読売の主張に近い線で地球温暖化対策は進むと思っています。そして小泉さんがあんな事を言っていたなという昔話か、それさえ忘れ去られることになるとは思いますが。
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