普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

全国亭主関白協会の紹介

2021-06-04 07:30:25 | 報道

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう

今まで固い話ばかり書いてきましたが今回は箸休みに全国亭主関白協会(実は妻に弱い?)会長のコメントを紹介します。なお同協会は今存続しているかは不明ですが、今でも「全国亭主関白協会」で検索すれば出ます。

 なお会長は九州男児の本場で「全国亭主関白協会」立ち上げる意外性とユーモアを狙ったのでしょう。

 なお以下の筆者のコメントに就いて私の意見はありませんのでご了承ください。

年々、愛妻の小言に磨きがかかっている。「反論があるなら言いなさいよ」はワナである。

 全日本小言(こごと)選手権があれば、迷わず愛妻をエントリーさせたい。国内でも3位迄には喰い込む力があると思う(笑)。とにかくしゃべる。機関銃のように。おかげで当方も一流の歌舞伎役者のような表情を習得できた。真剣な顔をして聞いていないと、小言の時間が長くなるばかりだからだ。必然的に困った顔、驚いた顔、反省している顔、否定する顔が大げさになった。虚ろな顔やウザイ顔を一瞬でも見せれば、「あなたはちっともわかっていないっ!」と間髪を入れず突っ込まれる。だからこそ、後方の座席からでも見える大袈裟な顔と所作が必要になってきたのだ。
しかも、今日の体たらくを怒られていると思いきや、10年も前の出来事、どころか娘が誕生した頃の話へと遡っていく。どうやら、常日頃から私のやらかした事を時系列に整理しているようで、寸分違わなぬ記憶力には脱帽である。
 そこで愛妻の小言にはあいづちを三つと決めている。「そうだね」「わかるよ」「そのとおり」これ以外の言葉は全く必要がない(笑)。時折り、「反論があるならいいなさいよ!」と弁明の機会が与えられるが、それがクセモノで、ワナでもある。「じゃ、言わせてもらうよ」には、「じゃあ、言わせてもらうよって何よ!」と、言葉を遮られ、結局小言が始まるのだ。そこでわかった。ただ単に、自分の呼吸を整える為のフリであったのだ。したがって、「何もございません」だけが正解である事を悟ったのだ。
 亭主諸君。くれぐれもご自愛召されい。良いお年を。

亭主が夫婦喧嘩に勝つ訳がない。 妻は、亭主の話など聞いてはいないのだ(笑)

トランプ氏がアメリカの大統領になるなんて、誰が想像しただろうか。と世界中が騒いでいるが、私は動じない。なぜなら、あんなに弱く可愛かった愛妻が、こんなに強くたくましくなったという驚きからすれば、屁のカッパである(笑)。つい最近も玄関先で、友人の奥様と大きな声で何やら話込んでいたが、話の内容が聞こえてきて怖い思いがした。相手の話など聞いている節はないのである。つまり、全然違う二種類の話が飛び交っているだけで、時々、「さっき言ったでしょ」「さっき言ったじゃない」が合いの手に入ってくるだけのようだ。
それでも平行してふたつの物語は進み、「じゃあね」で別れるといった具合である。とにかく真剣に相手の話を聞く姿勢が微塵もないのだ。「で、さっきの話は何だったんだい?」と聞けば、「さぁ、記憶にない」って、何なんだよっ。記憶にも残らない話を1時間も立ち話をすること事態が凄すぎる(笑)。男は、ひとつのテーマを話し、結論を出すというのに。ようやくわかった。亭主が夫婦喧嘩に勝つ訳がない。何しろこちらの話など聞いていないからだ。
しかも結論を出す気も無いから、一方的に押し込まれるだけである。ひょっとしたら、ただ、しゃべりたいだけ、怒りたいだけではないだろうか。それなら、夫婦喧嘩に亭主も真剣になるだけ損ではあるまいか。
 来年こそは、「人の話を全く聞かない」ワザを習得して、愛妻のような幸せな人間になろう。そう心に誓った年末である。
 ふと気づけば、もう師走。来年も夫婦円満の方程式を研究開発したいものだ。

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