・皇室典範の改正には皇室にいかに素晴らしいお妃が来て頂けるかも考えて欲しい
政府は5日、女性宮家創設に関する論点整理を公表し、週明けの9日から12月9日まで2か月にわたり、国民から論点整理について意見公募(パブリックコメント)をしたうえで、来年の通常国会に皇室典範改正案の提出を目指すそうです。
これに就いては読売新聞が社説「女性宮家案 皇室活動の安定へ議論深めよ」で問題点を指摘しています。
・女性皇族が一般男性と結婚した後も皇室に残ることを可能とする女性宮家創設案について、「検討を進めるべきである」と明記した。
・財政支出を抑制する観点から、結婚後も皇室にとどまることが出来る女性皇族を天皇の子・孫である内親王に限定した。
・現在の皇室は、天皇陛下と21人の皇族で構成されている。幼少の男性皇族は、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さま一人だけだ。
・皇室典範は、女性皇族が皇族以外の男性と結婚される場合は皇族の身分を離れると定めているが、「女性皇族が、婚姻を機に皇籍を離脱することで、皇族数が減少し、皇室のご活動を維持することが困難になる事態」に強い危機感を示している。
・未婚の女性皇族8人のうち秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまをはじめ6人が既に成人された。女性皇族の結婚後の身分をめぐる議論が長期化すれば、眞子さまらのご結婚にも深刻な影響を及ぼしかねない。政府が、本人の意思を尊重することを前提に女性宮家創設の検討を急ぐのは当然と言える。
・政府は男系男子による皇位継承を定めた皇室典範1条は改めないことを、今回の議論の大前提とした。皇位継承問題に踏み込まなかったのも、議論の進展が最優先と考えたからだろう。
・女性皇族が結婚後も皇室にとどまって宮家を創設した場合も問題はある。その夫や子供に対し皇族の身分を付与すべきかどうかといった点だ。これについても両論併記にとどめている。
・ヒアリングでは、女性宮家創設への強い反対もあった。将来の女系天皇誕生につながる恐れがあり、皇室の伝統を破壊するとの批判も一部の識者から出された。
・こうした議論を踏まえ、論点整理では、女性宮家を創設した場合でも一代限りとした。
さらに、女性皇族は結婚して皇族の身分を離れても、国家公務員として皇室活動を支援するという案も示している。
ただ、これでは皇族の減少に歯止めをかけることは出来まい。
[私の意見]
最初にお断りしておきますが、卑賤の生れ、然も生れも育ちも北九州で方言丸出しの毎日を送っていますので、慣れない敬語の使い間違いがありましたらお許し下さい。
読売の社説もことは皇室のことで要点はぼかしてありますが、要は皇位継承される可能性の高い男性皇族は、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまお一人だけで将来「男系男子による皇位継承を定めた皇室典範1条」に触れる問題と、女性宮家をみとめれば将来の女系天皇誕生につながる恐れがあり、皇室の伝統を破壊するとの批判への対応です。
特に今回踏み込まないとした皇位継承の問題が重要なのは、一頃盛んだった皇室典範改正の議論が悠仁さまがお生まれになって下火になったのを見ても明らかなことで、この問題を抜きにしては、今後の皇室の在り方など考えられないことです。
この問題が起こったのは、人間宣言をされた昭和天皇さまが側室を取られなかったことと、(多分)男性の皇族の方々も皆それに倣われたことです。
これに対しては誰も批判できないことですが、当然男のお子さまを含むお子さまの数が減るのは致し方ないことで、それが今回の問題の原因となっています。
その点では女性皇族が結婚後も皇室にとどまって宮家を創設した場合、両論併記ですが、夫はともかくとして子供に対し皇族の身分を付与し女性皇族は一代限りとしても、子どもは世継ぎが決まるまで皇族でなければ、皇位継承の問題は解決しないと思います。
・皇族のお妃選びの問題(それと女性皇族が宮家創設したときの夫選びの問題)
それと今回問題になって居ませんが、大切なのはお妃選びの困難な問題です。
皇室の男性の方はそれぞれ自分のお立場を良く知っておられると思いますが、肝心なのはそのお妃さまになる人達の考え方の変化に伴うお妃選びの困難な問題です。
皇室に入られることがいかに大変かは、美智子さまは失語症、雅子さまは帯状疱疹から適応障害と言う大きな病気にかかられたことからも容易に想像できます。
このような話しを聞き、最近の週刊誌による雅子さまバッシングの記事を見て、将来の皇室関係の方々のお妃候補になる人達は、喜んで皇室に入るでしょうか。
今の女性で、能力もキャリアーもあり、加えて綺麗な人だったら、皇室に入って報道されたような苦労をしなくても、人も羨むような結婚は出来る筈です。
勿論美智子さまも雅子さまも、それぞれ天皇陛下や皇太子殿下のお人柄にも惹かれたこともあったでしょうが、国のためにもと言う犠牲的なお気持ちも少しはあったのではないでしょうか。
美智子さまは伝統の皇室に入られてお子さまをご自分のお手元でお育てになるなどの皇室の改革をされました。
一世代遅れた雅子さまが美智子さまと違ったお考えを持つのは当然です。
そして多分悠仁さまが皇太子殿下になられるでしょうが、また雅子さまと一世代違った考えをもつ女性を選ばれることになるでしょう。
勿論これからの天皇陛下も皇后陛下も今のお二人のようにご聡明な方であって欲しいと思いますし、皇室の伝統を護るべきと主張する人達も、皇室に入れば何も苦労せずに暮らして行けると考えるようなそこらのギャルがお妃になって貰いたくないし、そのお妃から生れた余りご聡明でない天皇陛下でも良いとは思ってないと思います。
私は、女系天皇の可否は良く判りませんが、少なくとも適当な皇族がおられなければ女性天皇でも良いと思います。
然しその可否はともかくとして、皇室典範の改定に関するパブリックコメントをされることは、日本最古の伝統をもつ皇室のためにいかに素晴らしい現代的なお妃が来て頂ける環境をいかにすれば良いかも考えてコメントして頂きたいと思います。
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政府は5日、女性宮家創設に関する論点整理を公表し、週明けの9日から12月9日まで2か月にわたり、国民から論点整理について意見公募(パブリックコメント)をしたうえで、来年の通常国会に皇室典範改正案の提出を目指すそうです。
これに就いては読売新聞が社説「女性宮家案 皇室活動の安定へ議論深めよ」で問題点を指摘しています。
・女性皇族が一般男性と結婚した後も皇室に残ることを可能とする女性宮家創設案について、「検討を進めるべきである」と明記した。
・財政支出を抑制する観点から、結婚後も皇室にとどまることが出来る女性皇族を天皇の子・孫である内親王に限定した。
・現在の皇室は、天皇陛下と21人の皇族で構成されている。幼少の男性皇族は、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さま一人だけだ。
・皇室典範は、女性皇族が皇族以外の男性と結婚される場合は皇族の身分を離れると定めているが、「女性皇族が、婚姻を機に皇籍を離脱することで、皇族数が減少し、皇室のご活動を維持することが困難になる事態」に強い危機感を示している。
・未婚の女性皇族8人のうち秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまをはじめ6人が既に成人された。女性皇族の結婚後の身分をめぐる議論が長期化すれば、眞子さまらのご結婚にも深刻な影響を及ぼしかねない。政府が、本人の意思を尊重することを前提に女性宮家創設の検討を急ぐのは当然と言える。
・政府は男系男子による皇位継承を定めた皇室典範1条は改めないことを、今回の議論の大前提とした。皇位継承問題に踏み込まなかったのも、議論の進展が最優先と考えたからだろう。
・女性皇族が結婚後も皇室にとどまって宮家を創設した場合も問題はある。その夫や子供に対し皇族の身分を付与すべきかどうかといった点だ。これについても両論併記にとどめている。
・ヒアリングでは、女性宮家創設への強い反対もあった。将来の女系天皇誕生につながる恐れがあり、皇室の伝統を破壊するとの批判も一部の識者から出された。
・こうした議論を踏まえ、論点整理では、女性宮家を創設した場合でも一代限りとした。
さらに、女性皇族は結婚して皇族の身分を離れても、国家公務員として皇室活動を支援するという案も示している。
ただ、これでは皇族の減少に歯止めをかけることは出来まい。
[私の意見]
最初にお断りしておきますが、卑賤の生れ、然も生れも育ちも北九州で方言丸出しの毎日を送っていますので、慣れない敬語の使い間違いがありましたらお許し下さい。
読売の社説もことは皇室のことで要点はぼかしてありますが、要は皇位継承される可能性の高い男性皇族は、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまお一人だけで将来「男系男子による皇位継承を定めた皇室典範1条」に触れる問題と、女性宮家をみとめれば将来の女系天皇誕生につながる恐れがあり、皇室の伝統を破壊するとの批判への対応です。
特に今回踏み込まないとした皇位継承の問題が重要なのは、一頃盛んだった皇室典範改正の議論が悠仁さまがお生まれになって下火になったのを見ても明らかなことで、この問題を抜きにしては、今後の皇室の在り方など考えられないことです。
この問題が起こったのは、人間宣言をされた昭和天皇さまが側室を取られなかったことと、(多分)男性の皇族の方々も皆それに倣われたことです。
これに対しては誰も批判できないことですが、当然男のお子さまを含むお子さまの数が減るのは致し方ないことで、それが今回の問題の原因となっています。
その点では女性皇族が結婚後も皇室にとどまって宮家を創設した場合、両論併記ですが、夫はともかくとして子供に対し皇族の身分を付与し女性皇族は一代限りとしても、子どもは世継ぎが決まるまで皇族でなければ、皇位継承の問題は解決しないと思います。
・皇族のお妃選びの問題(それと女性皇族が宮家創設したときの夫選びの問題)
それと今回問題になって居ませんが、大切なのはお妃選びの困難な問題です。
皇室の男性の方はそれぞれ自分のお立場を良く知っておられると思いますが、肝心なのはそのお妃さまになる人達の考え方の変化に伴うお妃選びの困難な問題です。
皇室に入られることがいかに大変かは、美智子さまは失語症、雅子さまは帯状疱疹から適応障害と言う大きな病気にかかられたことからも容易に想像できます。
このような話しを聞き、最近の週刊誌による雅子さまバッシングの記事を見て、将来の皇室関係の方々のお妃候補になる人達は、喜んで皇室に入るでしょうか。
今の女性で、能力もキャリアーもあり、加えて綺麗な人だったら、皇室に入って報道されたような苦労をしなくても、人も羨むような結婚は出来る筈です。
勿論美智子さまも雅子さまも、それぞれ天皇陛下や皇太子殿下のお人柄にも惹かれたこともあったでしょうが、国のためにもと言う犠牲的なお気持ちも少しはあったのではないでしょうか。
美智子さまは伝統の皇室に入られてお子さまをご自分のお手元でお育てになるなどの皇室の改革をされました。
一世代遅れた雅子さまが美智子さまと違ったお考えを持つのは当然です。
そして多分悠仁さまが皇太子殿下になられるでしょうが、また雅子さまと一世代違った考えをもつ女性を選ばれることになるでしょう。
勿論これからの天皇陛下も皇后陛下も今のお二人のようにご聡明な方であって欲しいと思いますし、皇室の伝統を護るべきと主張する人達も、皇室に入れば何も苦労せずに暮らして行けると考えるようなそこらのギャルがお妃になって貰いたくないし、そのお妃から生れた余りご聡明でない天皇陛下でも良いとは思ってないと思います。
私は、女系天皇の可否は良く判りませんが、少なくとも適当な皇族がおられなければ女性天皇でも良いと思います。
然しその可否はともかくとして、皇室典範の改定に関するパブリックコメントをされることは、日本最古の伝統をもつ皇室のためにいかに素晴らしい現代的なお妃が来て頂ける環境をいかにすれば良いかも考えてコメントして頂きたいと思います。
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