- 数日前、地域のテレビで教育再生会議の答申についてのアンケートの結果が放送されていた。
答申の特徴はいじめっ子の出席停止、教員免許更新制度、教育委員会への外部評価、学校の責任の明確化など、いずれも管理強化に繋がるものばかり だ。
当然に父兄や教員の多くからの反対や疑問の声が出たように答申も完全な解決策とはならないようだ。
<<いじめ問題解決を妨げているもの>>
そこでいじめ問題に絞って、何故有効な防止手段が出されないのか考えて見た。
<考え方、価値観の問題>
(1)弱いものをいじめたり、大勢で一人をいじめたりするのは人間として恥ずかしい卑怯者だと教える。
卑怯者の考え方→武士道への連想→軍国主義のアレルギー
(2)相手を思いやる心を教える。(藤原さんの言う惻隠の情け)
権利中心の教育→自己中心主義
(3)男は男らしく、女は女らしく(男らしい男はいじめなど卑怯な真似はしない)(思いやりあるのが女の良い所だ)
男女同権→男女を区別するのは差別だ。
(4)他人の良い所を妬むのは恥ずかしい事だ。
奇麗事ばかり教えている教育→ネガティブな面の教育の欠落
(5)自分の違った種類のものを受け入れる。
1)人権教育の自分の大切さとともに他人の大切さを認める事の授業を、生徒は自分の人権を中心に受け取っている?
2)人権教育の基本である、他人の立場に立つ想像力、コミュニケーション能力、人間関係調整の能力などの具体的な指導不足または欠如
以上のいじめ防止を妨げる事柄を纏めて見ると、
(1)昔の良い考え方や価値観を無視してきた。
いじめ防止にはこの昔の考え方や価値観(悪いところは捨てて)の導入が絶対必要と思う。
(2)奇麗事ばかりの教育→悪い事をさせない教育、しつけ教育の不足
(3)お題目だけの人権教育→自分の良い方ばかり取っている生徒が出てきた。
今後の国際化に当たって、異分子の人も受け入れる教育も人権教育に取り入れることも必要と思われる。
<<アンケートの中で一番批判が多かった問題>>
1.いじめっ子を出席停止にする。
これには大きな批判があるのは当然だ。
出席停止よりも、私の提案のいじめっ子やいじめられた子を特定せずに生徒全員を一カ所に集めての教育をし、いじめがなくなるまで繰り返す方法が当事者を傷つけずに解決する良い方法と思うのだが。
義家さん始め、政府のメルマガ、近くの教育委員会などに投書したが当然のように無反応だ。
いじめ問題のまとめ
2.教員の再試験
教師からそれに対応するには、忙しすぎるとの批判が多かった。
政府は教師の締めつけだけだけでなく、次の様な方法で教師の負担を少しでも軽くしてやるべきだと思う。
(1)教育委員会などへの無駄な報告の削減
(2)企業でやっている小集団活動などの管理手法を導入し、教師自身で事務の合理化出来るようにしてやる。
学校事務の合理化を考えませんか
(3)教師を困らせているへんてこな父兄の再教育を教育委員会の仕事に組み入れる
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とても真摯なブログですね。戦中派‥80を越えていらっしゃるとのこと。ブログのまとめ方を見るととてもそのようには見えませんしビックリです。^^
全部を拝見していませんのでわかりませんが、冷静にニュートラルな見方をなさっていると拝察しましたが、間違っていたらごめんなさい。戦争を体験なさっているかたのご意見にもいろいろありますが、何故か、自分で考えないで、常に与党よりの人が多いように感じています。意見が食い違ったりすると、まるで政府の代弁者のようになることが多々あります。私たちからすると従順なのか洗脳の末なのか、よく理解できません。
戦争を実際に経験しているかたが少なくなってしまい、「大切なこと」が忘れられていってしまっているのではないかと危惧しています。TB送らせて頂きましたので、これからもよろしくお願いできれば幸いです。^^