1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 完成です
マーキングは、RAF 233Squadron、Blackhill Farm-Swindon,Wiltshire,U.K. 1944/45
1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 完成です
マーキングは、RAF 233Squadron、Blackhill Farm-Swindon,Wiltshire,U.K. 1944/45
1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 製作続き
デカールを貼ります
いつものように、寸法を測ってガイドテープを貼っておきます。
たまに塗装図と実際のデカールの大きさ、特にラウンデルの大きさが違うことがあるので、デカールの大きさに合わせて切りだしたマスキングテープを貼って確認しておきます。
車輪の塗装です。
全体をXF-85 ラバーブラックで塗ってから、中のホイール部分を塗るために周りをマスキングします。
市販の色々なサイズの丸が揃っている、「CIRCLE MASKING」円形マスキングシールの外側を使います。
半分に切って、大体3枚ぐらい、2枚では合わせ目に隙間ができてしまうので重ねて使います。
この方法が今のところ一番きれいな仕上がりになるようです。
主脚の取付、これがまたよく判らないのです。
説明書では、例によって大体この辺、としか書いていません。
このYの字の支柱の取り付ける向きも、角度も判らないし、どのへんで接着すればいいのかもさっぱりわかりません。
色々実機の写真や海外のモデラーの作例など、はっきりこれだというのが見つからないので多分こうだったんだろう、という取付で。
機体への取付も、主脚柱が機体から垂直に下に、というぐらい
あまりこだわってもキリがないので、この辺で妥協です。
プロペラや排気管も取り付け、
もしかするとYの字の支柱は向きが反対かもしれません。
尾輪の取付もよくわかりませんが、多分こうでしょう。
他の細かいパーツも取り付けていきます。
尾灯でしょうか、クリアパーツを垂直尾翼に、先端は赤く塗ります。
操縦席後方の窓も、クリアパーツをエポキシ系接着剤で接着し、隙間をUVジェルクリアSで埋めておきます。
機首廻りの細かいパーツも取り付けますが、これらは説明書に取り付け位置がはっきり書かれているわけでもなく、機体に取り付け位置や取付穴があるわけでもなく、多分ここだろうという場所に付けています。
操縦席両側のアンテナ(?)は省略しました。アンテナ線も省略します。
実機の写真見ても付いている機体が見当たらないのと、片方がバラバラになってしまっているので止めました。
これらの細かいパーツは、瞬間接着剤で補強し塗装して、機体全面をつや消しクリアーでコートして終了
マスキングテープを剥がせば完成です。
1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 製作 続き
機体上面を塗装します。
指定色は、Flat Olive Drab、近似色のXF-62 オリーブドラブを使います。
パネルラインが細かく数が多いので、シャドウは入れません。
墨入れで何とかならないかとおもいます。
マスキングテープを剥がしてみると、
やはり細かく見ていくといつものように剥がれていたりはみ出しているところが、
思ったよりタッチアップの必要な個所が少なく済みました。
機他の塗装はこれでほぼ終了です。
この後、光沢クリアーでコート、デカールを貼っていきます。
1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 製作 続き
インベイジョンストライプをマスキングして、下面のパネルラインへシャドウを入れておきます。
下面は、説明書では Flat Dark Grey F.S.36173、近似色として XF-53 ニュートラルグレーを使います。
パネルラインシャドウが意味なかったようで残念。うっすら見える程度です。
主翼と尾翼前縁をFlat Medium Greenで塗っておきます。
色指定が無いので、普通にブラックかなと思いましたが、箱絵を見ても、塗装説明図を見てもブラックとは違うようで、米軍仕様の迷彩に合わせてFlat Medium Greenとしました。
F.S.34092の近似色として XF-26 ディープグリーン を使っています。
尾翼にも、
乾燥後、前縁のみマスキング
普通は逆かと、機体を塗ってから全体をマスキングして前縁を塗るのでしょうが、今回は逆でした。
1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 製作 続き
インベイジョンストライプのホワイト部分を塗装します。
乾燥後、半艶消しのクリアーでコーティングしておきます。
ホワイトの帯は、ファレホの 71.279 Insignia White
ホワイトの帯部分をマスキング、幅はデカールの白帯の幅と同じにします、
曲線部に真っすぐマスキングテープを貼るのは意外に難しいのです。
細いテープを何本か重ね貼りしています。
黒帯を塗装、乾燥後マスキングテープを剥がすと、
何か所かはみ出たところもありましたが、まずまずの出来でした。
保護のためクリアーでコートしておきます。
1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 製作 続き
主翼と胴体を貼り合わせます。
微妙な隙間ができるので、洗濯ばさみでしっかり押さえておきます。
「士」の字になったところで、合わせ目を消していきますが、機体が長いのでちょっとしたことでパリっと剥がれてしまいます。
エンジンとカウリングを付けてしまいます。
合わせ目も何回か剥がれてはパテ盛をくりかえし、ちょっと汚くなってしまいました。
主翼の着陸灯は、いつものようにUVジェルクリアSで埋めて仕上げます。
キットのクリアパーツは使いません。
境界があまり直線的にならないのが少し不満ですが。
機首のクリアパーツも固定してしまいます。
若干胴体からはみ出ているようですが、あまり気にせず固定してしまいます。
固定は、いつものエポキシ系接着剤、隙間をUVジェルクリアSで埋めています。
胴体と主翼の間の隙間は、ファレホの水性パテで埋めてはみ出た分を綿棒で拭き取っておきます。
エンジン、着陸灯などをマスキングし、機体全体にサフを吹きます。
操縦席のウインドウが若干はみ出ているのが目立ちますが。
インベイジョンストライプと下面がグレーなのでサフはVICカラーの水性プライマー白色を使います。
1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 製作 続き
機体内部を組み立ててみると、
色指定の通りに塗っていますが、どうも違和感があります。
貼り合わせてしまうと、機体内部もコックピットも全く見えません。
計器パネルも全く見えないので、計器のモールドもデカールも一切用意されていません。
横から見ても、
いつもの墨入れも、つや消しクリアーもなし、機体内部は完全に手抜き、これで終了です。
操縦席の窓もこれだけなのでマスキングしておきます。
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主翼が薄く、ペコペコしているので中に補強のための紙粘土を仕込みます。
乾くと軽くなるので主翼が垂れ下がるようなことはありません。
両主翼の着陸灯の部分も、穴だけ開いている状態なのでパテ埋めしておきます。
機体内部を組み立てます。
内部は機内色のジンクロメートかとも思ったのですが、オリーブドラブで塗ってみました。
床板と隔壁は、Flat Gunship Gray なので、ファレホ 71.052 で塗ります。
機内の一部は、Fiat Light Gray の指定なので、ファレホ 71.046 、機器や装備品らしきものは、ブラックにしました。赤いのは消火器のつもり。
1/72 Italeri Dakota Mk. Ⅲ 製作
D Dayの動画を見ていて急に思い立って始めました。
英軍仕様のDakota Mk. Ⅲ インベイジョンストライプ付きの機体です。
ITALERIのキットを作るのは恐らく初めてだと思いますが、見たところパーツ数も多くなくそんなに苦労はしないだろうと、甘く見ていますが。
機体が大きい割には少ないパーツ数です。
デカールは大丈夫そうです。インベイジョンストライプは塗装で仕上げます。
塗料の指示は、ITALERI アクリルペイントというのががあるらしく、その番号が記載されています。
F.S.№ と、MODEL MASTERの色番号も記載されているので、近似色をタミヤアクリルとファレホから探します。
Gloss Gull Gray / F.S. №16440 : ファレホ 71.046
Flat Olive Drab US Army / F.S.№ 34084 :タミヤアクリル XF-62
Fiat Light Gray / F.S.№ 36495 : ファレホ 71.046
Flat Medium Grey / F.S.№ 36270 : ファレホ 71.049
Flat Gunship Gray / F.S.№36118 : ファレホ 71.052
機内色は特に指定が無かったので、VICカラーのMA170 ジンクロメートとします。
胴体側面に窓が沢山あります。
クリアーパーツを内側から固定するようになっています。
外側の機体側面と若干段差ができますが、いつものUVジェルクリアS で埋めるほどではないため、このまま接着してしまいます。
内側にエポキシ系接着剤で固定、周囲をUVジェルクリアS で固めるように盛ってしまいます。
デコボコしてみっともないですが、胴体貼り合わせ後はほとんど見えなくなるはずなので気にせずこのままとします。
仮組してみると、
双発機ですがかなり大きいです。
大きな隙間もパーツの歪みもなく、主翼の上反角もいい具合に出ています。