1/48 Special Hobby Blackburn Skua Mk.II "Norvegian Campaign" 製作
主翼下面の半分はBlack、試しにランカスターの塗装で作ったNightを塗ってみます。
ちょっと青味がかかった黒、言われないと判らないレベルですが。
光沢クリアーで保護してマスキングしておきます。
側面はSky Grey 、1/72のSkuaは、Sky(Pastel Green)で塗ってみましたが、なんとなくオモチャっぽい感じだったので止めました。
ファレホの手持ちには適当なGreyが無かったので、70.870 Medium Sea Grey と 70.951 Whiteを 2:3で調合。
極力パネルラインのシャドウを残しながら薄く。
乾燥後光沢クリアーでコーティングしてマスキング、この繰り返しです。
2色迷彩は、Dark Slate Grey と Extra Dark Sea Grey です。
どちらもGreyですが、Dark Slate Grey はどう見てもGreenなので、近似色として、70.890 Reflective Green を使います。
Extra Dark Sea Gre の近似色は、71.097 Medium Gunship Grey。
毎度思うのですが、ファレホのグレー系の名称は、Grey と Gray が混在しています。
細かいことは気にしないのでしょうか、同じ色でもロットが違うのか、製造時期が違うのか全く違う名称のラベルが貼られていることもあります。
説明書の塗装図を拡大コピーして上面の迷彩を塗り分けます。
Medium Gunship Greyをやや広めに、薄く、できるだけパネルラインのシャドウを残しながら。
Medium Gunship Grey をマスキングして、Reflective Greenを 薄く。
境界のボカシのため、マスキング用の型紙の内側に1ミリ幅でマスキングテープを貼って、そのさらに内側にひっつき虫を細く伸ばして密着させます。
そうすると同じ幅で型紙が浮き上がって境界をボカシてくれます。
期待したほど上手くはできませんでしたが、エアブラシの吹き付けの方向を気を付ければ大きな失敗もなく適度なボカシになってくれます。
ここまでそれぞれ塗って乾燥させてマスキングして、という繰り返しを1日~2日づつ間をあけているので、かなりの時間がかかっています。
ファレホの塗膜の弱さには毎度泣かされます。
クリアコートして保護してもマスキングテープを剥がした時にあちこち剥がれて修正の繰り返しになるのはいい加減うんざりします。
48時間以上置いたほうがいいとされているので、その間どうしても放置状態になってしまいます。
ラッカー系の塗料のように乾いたら即マスキングして、という芸当は無理です。
今回も時間をかけて進めていますが、やはり何か所かは剥がれてしまいました。
パネルラインに沿って見事に剥がれています。
そのほか、細かいところで少しづつ剥がれているので、修正が必要です。