1/72 フジミF-86F ブルーインパルス前身の「天龍」完成
ブルーインパルスと呼ばれる前の「天龍」の機体2機完成です
ゴールドから
続いてブルー
2機並んで
1961年頃の浜松基地にはこんな光景が見られたのでしょうね
以上、1/72 ブルーインパルス 新旧塗装機でした
1/72 フジミF-86F ブルーインパルス前身の「天龍」完成
ブルーインパルスと呼ばれる前の「天龍」の機体2機完成です
ゴールドから
続いてブルー
2機並んで
1961年頃の浜松基地にはこんな光景が見られたのでしょうね
以上、1/72 ブルーインパルス 新旧塗装機でした
1/72 フジミF-86F ”ブルーインパルス” 新塗装機完成
初代86ブルー「天龍」は色々と修正箇所が多いので、「新塗装」を仕上げます。
ホワイトとブルー、オレンジの塗り分け以外は、キットのデカール使用、最後に半艶消しのクリアーをかけて完成です。
使用した塗料は、
ホワイト:ファレホ 71.279 Insignia White
リバーブルー:ファレホ 71.004 Blue(10)+70.844 Deep Sky Blue(1)
ライトブルー:ファレホ 70.844 Deep Sky Blue(10)+71.006 Light Green Chrm.(3)
オレンジ:ファレホ 71.083 Orange(10)+71.003 Red RLM23(1)
シルバー:ファレホ 77.724 Silver
胴体のスピードブレーキは開状態にできたのですが、ちょうど日の丸にかかる位置でデカールの細工が面倒だったので閉めたままです。
天龍と比べるとシンプルなデザインですっきりしています。
しかし塗装の塗り分けは大変でした。
全面白地にブルーは、下地処理をしっかりしないと、発色が悪く薄く見えたり暗くなったり一様に仕上がりません。
下面はもっと大変、ホワイトとシルバーに塗り分けた上にオレンジなので、そのまま塗ってしまうと隠ぺい力の弱いオレンジが別の色に見えるほどです。
完成です
1/72 フジミF-86F ”ブルーインパルス”製作
「天龍」と並行して「ブルーインパルス」の塗装です。
機体全面にホワイトサフをぬってから、ホワイト(Insignia White)を塗ってます
普通のホワイトでも良かったのですが、特に理由はありません。
下面のオレンジラインから仕上げていきます。
このキットのデカールも使う気にはなりません。
塗装で行きたいと思います。
主翼下面にシルバーを塗って、マスキングします
オレンジは、ファレホ 71.083 Orange に 71.003 Red RLM23を少々加えてやや赤みのかかったオレンジ
割合は、71.083(10):71.003(1)
隠ぺい力の弱い色らしく、シルバーの上に直接塗ると発色が悪くて何回も重ね塗りしなければなりません。
そのため、面倒でも下地処理が欠かせません。
乾燥させて、下面を保護のためマスキングして
リバーブルーを塗るために上面をマスキングします。
「天龍」でやったように、デカールをカラーコピーし、透明なビニールテープを貼り、その上にマスキングテープを貼って切り出してマスキングします。
今回はブルーを吹く前に、クリアーで小さな溝や隙間を埋めなかったので、どうしてもパネルラインに沿って染み出しが出てしまいました。
マスキングテープの端をしっかり押さえておかなかったのも原因です。
かなり広範囲に染み出し、はみ出しがあります。
何とかタッチアップでごまかせるでしょう
これで基本的な塗装はほぼ終わり、あとは細かい部分の塗り分けと車輪やタンク類が残っています
1/72 フジミF-86F ”ブルーインパルス”製作
キャノピーの塗装は、市販のマスキングシートを使います。
3機分あると自分でマスキングするのは結構大変なのです
ありがたいことに、このシート3機分ついています
さて、「天龍」の塗装です。
機体はベースがシルバーなので、やはり黒立ち上げとします
黒サフをかるく吹いて
ファレホの METAL COLOR 77.724 Silver を使ってみました。
非常にサラサラとしていて、希釈する必要がありません。
圧を弱くして優しく吹き付けてやると良いようです。
問題のデカールです。
計器パネルなどを既に使用済み
これを機体全面に貼るのですから、どう考えてもうまくいく気がしません。
と思いながらも、一応貼ってみることにしました。
結果は、
やはり、というか当然のことながら失敗
機首のほうから貼っていき、胴体の斜めライン、3枚目に尾翼の下半分を貼ったところでストレスMAX、ダメです。
デカール自体が固いので曲線部分は隙間だらけ、端がめくれてくるし、マークソフターとデカールのりを付けながら、1枚の面積が広いので位置合わせをするのにこちらを合わせればあちらが合わず、その間にまた剥がれてくるし、格闘すること数十分。
これを2機分貼るなんて私にはできませんでした。
ということで、デカール諦め、塗装で行きます。
貼り付けたデカールを剥がし、ペーパー掛けしてシルバーを塗り直し、コツコツとマスキング開始です。
最初にそれぞれゴールドとブルー以外の部分をマスクします
下地がシルバーなので一応下地処理としてグレーのプライマーを塗っておきます。
その次に共通の色、ライトブルー
このライトブルー、デカールの色に似せて、ファレホの 70.844 Deep Sky Blue に 71.006 Light Green Chrm. を少し加えて、なんとなく緑色がかかったスカイブルーを作ってみました
割合は、70.844(10):71.006(3)
次に、ライトブルーの部分をマスクして、それぞれゴールドといわゆる「リバーブルー」を塗ります。
リバーブルーは、ファレホの 71.004 Blue に 70.844 Deep Sky Blue を加えたもの。
この調合は適当です。
デカールや写真を見ながらなんとなくこんな感じ
マスキングテープを剥がしてみると、
どうでしょうか
結構うまくできたのではないでしょうか
珍しくはみ出しも少なく、タッチアップ程度で何とかなりそうです。
1/72 フジミF-86F ”ブルーインパルス”製作
2機並行して同じように作ります。
胴体の合わせ目を消して、主翼、尾翼を付け、機体の組み立てはほぼ終了
裏面はこの通り
コックピットは全く手を入れていないのでご覧のように非常にシンプルです。
シートベルトはシートにモールドされているのをダークグレーで塗って終わり
多分ここに懲りだすとキリがないのでさっさと諦めました。
実はこのフジミのキットを始める前に、ハセガワの古いブルーインパルスのキットを作り始めていたのです。
この見た目は素敵なパッケージのキット、悪名高いハセガワのF-86Fのキットにデカールだけ付けて出ていたものです。
酷いキットでした。
何しろ脚格納部が開いてないのです。
うっすらと凸モールドで車輪カバーの輪郭がわかる程度、それでカバーは別パーツとしてあるのですから、そのまま付ければ胴体下面にいきなり脚とカバーが突き出ている、という何とも得体の知れない変なキット
東欧製のヘンテコなキットじゃなくて、あのハセガワのキットにこんなひどいものがあるとは知りませんでした。
仕方なく、飛行中姿勢として作り始めたのですが・・・・
デカールはブルーとオレンジの塗り分けは全て用意されていますが、とてもこれを貼り付ける気にはなりません。
結局、塗装でブルーとオレンジのラインまで塗ったところで断念、放棄してしまいました。
ハセガワのキットのせいではなくて、ホワイトの機体に、傷・汚れ防止に水性のプレミアムトップコートを全体に吹いて、その上にファレホのブルーを塗ったところ、見事にひび割れてしまって、いっぺんに制作意欲が失せてしまったのでした。
数か所のタッチアップというレベルではなく、ブルーライン全体を塗りなおさなければならないような酷い状態
いい加減嫌気がさして断念したのでした。
そこで購入してきたのがこのキット、ついでに後の86ブルーのキットもしっかり揃えています。
同じフジミのキットです
内容は同じ、デカールと塗装指示が違うだけ
計器パネルを既に使っているので欠けています
ということで、F-86F ブルーインパルスは3機並行製作となったのでした。
1/72 フジミF-86F ”ブルーインパルス”製作
組立は特筆すべきことはありません。
注意しなければならないのは、機首に錘を入れておくこと
古いキットには大抵何g入れなさい、と書かれていますが、最近のは無いかもしれません。
このキットには、機首に3g、粘土などを入れるように書かれていますが、粘土で3gって結構量が必要ですよね。
今回は、裏面に粘着テープの付いた「鉛シール」を使います。
厚さ0.5mm、はさみで切って貼りつけるだけです。
0.3mm厚の製品のほうが使い勝手は良かったかも。
機首の見えないところに切って貼って、大体6から7g程度
重心位置を見てみると、主脚格納部より若干前なので、これで良しとします。
鉛シールの難点は、その辺に売ってないこと。
環境に良くないからか最近ホームセンターでも鉛の板は売ってません。
釣り具屋も近くに無いので、結局密林で買うことにしてますが、コスパはあまりよろしくありません。
1/72 フジミF-86F ”ブルーインパルス”製作
旬は過ぎてしまいましたが、ブルーインパルスを作ります。
フジミの古いキット、1/72 F-86F 2機セット
初代86ブルーのゴールドとブルーの2機を作ります。
まだブルーインパルスという名称ではなく、コールサインの「天竜」と呼ばれていたころの機体です。
1960年頃から1963年までこの塗装だったということです。
キットは、それまでハセガワの酷いキットしかなかった頃にやっとまともなものが出た、と話題になったフジミ製のキットです。
同じものが2機分
機体の塗り分けは、このように全てデカール
ちゃんと貼れるか心配です・・・
全てデカールを貼る前提なので、この独特な塗り分け部分の色指定はありません。