爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク その6

2020-05-30 21:39:08 | 1/48 IL-2 Shturmovik

1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク 完成

 

主脚の支柱とタイヤとカバーを取り付け、プロペラとスピンナーを取り付け、全体を水性アクリジョンのスモークグレーで気持ち汚してから、つや消しクリアーを吹いて完成です。

排気管もピグメントで適当に汚してます。

車輪も接地面だけライトグレーのピグメントで砂ぼこりがついて白っぽくなったような感じにしてます。

スピンナーの赤は、XF-7 フラットレッドの指定でしたが、71.003 RED RLM23 に若干のブラウンを混ぜて朱色のような赤にしてます。

今回は、墨入れと若干のスモークグレーの吹き付けだけでしたが、結構汚れた感じが出ているのではないでしょうか。

 

機体下面も墨入れとピグメントを適当にちりばめただけですが結構汚れています。

勢いで作り始めてしまったIL-2 ですが、Yak-7 DI やI-16のように苦労することもなく、比較的短時間で完成できました。

さすがは日本製

迷彩のパターンの塗り分けが部分的にぼやけていたり、はっきりしていたりと中途半端なのがちょっと残念です。

主翼の上下の塗り分けがいつものことですが、うまくないのです。

わかっているのにやっぱりいい加減になってしまいました。

1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク 完成です。

 

 

 

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1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク その5

2020-05-29 20:38:59 | 1/48 IL-2 Shturmovik

1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク 続き

墨入れが終わったので、いよいよデカールを貼ります。

前作ソ連機2機とも古い製品でデカールには苦労しましたが、今回はタミヤの比較的新しい製品なので大丈夫でしょう。

付属のデカール3パターンから、「第6親衛独立攻撃航空連隊所属機」の派手なデカールを選択しました。

実は既に塗装パターン毎の部品や加工の選択ミスがいくつかあって、ただの怪しい機体になっているのですが。

機銃の選択が間違っていて、指示とは別のパーツが付いてます。

主翼の加工を余計にしてしまったためにこのパーツを取り付けるしかないのです。

 

この派手なデカール、右側面には全く何もありません。

反対側からみると寂しいくらい。

アンテナ支柱とアンテナ線を付け、ピトー管はいつもの真鍮パイプ(0.8mm)と真鍮線(0.3mm)で作り直しました。

アンテナ支柱が細くて柔らかいのでストレッチリギングのテンションが強めのため撓んでいます。

もう少しテンションを弱めにすればよかった。

アンテナ支柱もいつもの真鍮線で作り直せばよかったと思ってもあとの祭り。

貼り合わせの時に見事にもげてしまった垂直尾翼のてっぺんのタブ(?)のようなものも取り付けてます。

胴体のスローガンが、赤い星のところで文字が曲がっているように見えますが、デカールとしては真っすぐ貼ってあるのです。

ただ説明書や箱絵を見ても曲がってはいません。

何か間違ってしまったか、不思議です。

細かいパーツも残り主脚とプロペラだけ。

 

 

 

 

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1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク その4

2020-05-28 20:42:09 | 1/48 IL-2 Shturmovik

1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク 続き

機体の塗装です。

三色迷彩は一番明るい色から塗っていきます。

キットの指定色は、XF-52:5 + XF-59:1 フラットアースとデザートイエローを混ぜるようになっています。

当然ファレホにはそのものずばりの色はありませんから、対応表から、71.035:5 + 70.913:1、CAM. Pale BrownとYellow Ochre の調合です。

フリーハンドで大まかに吹いてしまいます。

そのあと、説明書の塗装図を2倍に拡大して切り取ってマスキングします。

やはりフリーハンドというのはいかにいい加減かというのがよくわかります。

次にグリーンですが、指定色は XF-58 オリーブグリーン、ファレホでは、I-16に塗った 71.022 CAM. Green を使います。

次に塗るはずのグレーとの境界もフリーハンド

最初に塗ったブラウンとグリーンをマスキングして

最後にグレーです。

指定色は、XF-24 ダークグレイ、ファレホでは、71.097 Medium Gunship Grey を使います。

三色ともにそれぞれ少し明るい色で微妙にグラデーションをかけているのですが、ほとんど判らなくなってしまいました。

3色迷彩塗分け完了

墨入れのために艶ありクリアーを吹いておきます。

墨入れは、上面が AKインタラクティブのPANELINER AK2071 Brown And Green Camouflage、下面が AK2072 Grey And Blue Camouflage

キットの元々のスジボリがしっかりしているのと、クリアーを若干厚めに吹いておいたので、墨入れは楽でした。

わざと吹き残した痕がいい感じに汚れているような出来です。

これ以上汚さなくてもいいんじゃないかと思ってしまいます。

下面もパネルラインの強調と墨入れがよく効いてこれ以上汚す必要ないくらいではないでしょうか。

 

 

 

 

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1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク その3

2020-05-17 22:54:50 | 1/48 IL-2 Shturmovik

1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク 続き

 

説明書に従って作ろうとすると、いろいろ不都合なことが出てきます。(少なくとも自分にとっては)

主翼を胴体に取り付けて、主脚柱を固定するように指示されていますが、いまここで取り付けてしまっては、こんな細いもの、絶対に途中で折れてしまう妙な自信があります。

塗装が終了するまでもちません。(多分・・・)

カバーを付けるとあとから主脚柱は入らないのです。

他の皆さんの作例を見ると、根本の固定する箇所を削って何とか後から入るように工夫している例もありましたが、重量のかかるこのパーツ、しっかりと固定できるか自信はありません。

なので、カバーを作って保護することにしました。

薄いプラ板で適当に作って脚柱を覆う形。

これでぶつけたり落としたりしなければ大丈夫でしょう。

塗装に備えてマスキングもしてしまいます。

操縦席も後席(かわいそうなくらい簡単な作りです)や、機銃架を取り付け完成です。

仮組してみると後からほとんど見えなくなるので、見納めにしつこいくらいの写真を。

想像以上に時間がかかりましたが、なかなか良くできたと思います。

 

一通りマスキングを施し、塗装準備完了

開口部は主翼の機銃取り付け箇所以外はマスキング、スピナーは後でプロペラを取り付けることにして仮止め、これでサフ(73.615 USN Ghost Grey)を軽く吹いておきます。

説明書を見ながら慎重に進めてきたつもりでも、どうも注意力散漫になっていたのか、見落としや勘違いが続きます。

このキットの部品取り付けや、穴あけなどの加工は、3つある塗装パターンのどれを選択したかによって若干違います。

主翼の機銃取り付け穴は、今回選択した塗装パターンの機体では主翼上面を切削する必要が無かったのに、わざわざ削ってしまったことを今頃気が付きました。

もう今更パテで埋める気にもならないので、違う機銃を取り付けることに。

多分言われなければ気が付かないと思いますが

着陸灯も中のリフレクターが無いと勘違いし、パ手盛り、ランナーからそれらしくお椀型のものを作って取り付けた後に、説明書を見たら何と部品がちゃんとあるじゃないですか。

こんなことばかりしているので時間がかかります。

 

Yak-7DI と I-16 の塗装と一緒に下面から塗っていきます。

例によってパネルラインをブラックで強調しておきます。

モールドが細かいのでこれだけ吹くのも大変。

下面色は、Yak-7DI と同じく、ファレホの 70.972 Light Green Blue です。

タミヤのXF-23 ライトブルーよりも青味が少ないかもしれません。 

たっぷり時間がかかって下面完成

 

 

 

 

 

 

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1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク その2

2020-05-16 14:01:24 | 1/48 IL-2 Shturmovik

1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク 続き

 

胴体の合わせ目も一応パ手盛りして削りましたが、何もしないでサフだけでも良かったかもしれないレベルです。

このキット、操縦席は後からでも装着できるのです。

今回合わせ目にはタミヤの瞬間接着剤「イージーサンディング」を使ってみましたが、無色透明なのでどこが盛り上がっているのかわからなくなり、光を当てて確認しないと余計に削ってしまったり、慣れないと使いずらいものでした。

硬度も十分ですが、半日ぐらいではなんとなく粘っているような状態で、一晩置いたほうが削りやすいようです。

 

オイルクーラーは細かく塗り分けの指定がありますが、これも組み上げてしまうとほとんど中は見えません。

 

胴体の細さに比べて主翼の大きさが目立ちます。

鳥が羽を大きく広げたような、まさに怪鳥です。

同時製作中の Yak-7 DI と、I-16 と比べてみるとその巨大さがわかります。

スケールが違うんじゃないの、と言いたくなるぐらい。

 

乾燥待ちの間に排気管の開口。

いつもの長穴でなく、円に近い形なので少し楽でした。

ただしこれ以上薄く削るのは限界、縁が崩れそうになってます。

爺にはつらい作業です。

 

 

 

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1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク その1

2020-05-15 20:22:26 | 1/48 IL-2 Shturmovik

1/48 タミヤIL-2 シュトルモビク

 

ソ連機のついでに、在庫の中からシュトルモビクを作り始めてしまいました。

タミヤの比較的新しいキットだけあって、パーツ数も多いし複雑です。

ついでに、といったレベルではないのかもしれませんが。

 

主翼の溶けた流星はしばらく放置することにして、気合を入れて始めましょう。

計器パネルはデカールを貼ることになっています。

後から追加されたような別刷りのデカールが付属してます。

機体内部色(今回は、71.047 Grey)を塗って、デカールを貼り、最後に計器のガラス面にクリアーを垂らして完成。

操縦席も機内色と各部の細かい塗分け、シートベルトはデカールです。

貼る前に位置の確認をしながら折り曲げたりしていたため、水に浸したらバラバラになってしまいました。

そのため何とか取り繕いましたがご覧の通り変な感じ。

全体にクリアーを吹いてウォッシングをかけています。

薄汚れた感じが出てます。

 

コックピット内も同様に機内色とウォッシングでそれらしく。

エンジンは仮組してみると全く見えなくなるので手抜き。

機体内部もほぼ見えなくなるのでこんなに広範囲に塗る必要は無いのですが、一応念のため。

黒いのは燃料タンクらしいです。

いくら防弾パネルで仕切られているとはいえ、こんなものが背中にあったら生きた心地はしないでしょう。

後席の銃手席はこんな簡単な構造。

後席の死傷率が高かったのもわかります。

仮組してみると、結構複雑な構造をしているのがわかります。

エンジンはやはり見えなくなります。

機首の空気取り入れ口は全体を内部色で塗る必要がなかったようで。

ご覧の通り計器パネルはほとんど見えなくなります。

ここまで結構時間がかかってますが、合わせに苦労することがないので余計な隙間もなく、バリやパーティングラインも少ないストレスのないキットです。

 

 

 

 

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