1/72 BRENGUN Spitfire Mk.Vb Floatplane 製作 続き
プロペラを取付け、はみ出たところや塗り残しをチェックして、リタッチしておきます
排気管とプロペラも機体の汚れ具合と合わせるように気持ち程度に汚しています
今回特にフロートに錆のような赤茶色を加えてみたのですが、もう少し強調しても良かったかもしれません。
全体に艶消しクリアーでコートして、キャノピーのマスキングを外せば完成となります
撮影した時の照明の向きと位置によって随分と機体の色の加減が違いますが、2枚とも連続して撮影しているものです。
今回、アンテナ線は省略しました。
実機の写真を探してみてもアンテナ線を張っている機体が確認できなかったのと、単純に面倒くさいからでした。
1/72 BRENGUN Spitfire Mk.Vb Floatplane 製作
今回使った塗料は、
上面:ファレホ 71.053 Dark Sea Grey
上面:ファレホ 71.309 Dark Slate Grey
下面:ファレホ 71.302 SKY TYPE S
デカールを貼り、光沢クリアーでコートして、ウェザリングです。
タミヤの墨入れ塗料を使います。
上面の墨入れと全体ウォッシュには、ダークブラウン
下面の墨入れには、ダークグレー
をそれぞれ使いました
キャノピーには、クリアーを何度も吹いて厚塗りになるのを防ぐためマスキングしておきます
一通りウェザリングを施し、それなりに汚れた感は出ているのですが、なんとなく足りないので、もうひと手間加えます。
ファレホの水性ウェザリング塗料です。
ファレホ MECHA WEATHERING 69.505 LIGHT RUST WASH
ファレホ GAME WASH 73.200 Sepia Shade
今まで溶剤で薄めて使っていたので下地が溶けてしまい、せっかく綺麗に汚した(?)機体が本当に汚くなってしまったのですが、本来の水で薄めて使うことによって、下地を侵すことなく汚すことができました。
下面も気持ち汚してウェザリング終了
1/72 BRENGUN Spitfire Mk.Vb Floatplane 製作
だいぶ間が空きましたが、ソードフィッシュも1機完成し、余裕ができてきたのでSpitfire再開します
機体下面を塗装します
ファレホの 71.302 SKY TYPE S を使います
タミヤアクリルの XF-21 スカイ でもよかったのですが、ちょっとグリーンが強いかな、という感じで今回は使いませんでした。
予め、ブラックでパネルラインプリシェイドを施しています。
ラインを残す感じで褪色表現は、いつもの方法です。
パネルラインプリシェイドは上面にも入れてあって、機内色を塗ったキャノピーをとりつけてあります
乾燥後、下面のマスキングを行います。
翼端には、丸く切ったマスキングテープを使っています。
白く見えるのは、タミヤの曲線用マスキングテープです。曲線の強い部分は普通のマスキングテープを細く切っても浮いたり剥がれたりしてしまうのでこのようなところでは必ず使っています。
2色迷彩の1色目、ファレホ 71.309 Dark Slate Grey を前面に塗ってしまいます。
下面と同様、パネルラインを残して薄っすら透けて見える程度に薄く、わざとムラになるように吹き付けます。
持ち手が無いので、竹串を機首に突っ込んで使っていますが、あまり強く押し込むと、胴体の合わせ目が剥がれてしまうのです。
2色目を塗るために、迷彩パターンを参考にマスキングをしていきます。
Dark Slate Grey という色は、グレーとなっていますが何となくグリーンに近いような面白い色です。
見る角度、組み合わせによって濃いグレーに見えたり、グリーンに見えたりします。
今回は、GREENSTUFFWORLDの マスキング パテを使ってみます。
どくろのマークの付いた薄い缶に入っています。
中はこんな感じ
軟らかいので、細く伸ばして塗り分けの境界に沿って貼り付けていきます。
貼りつけるというよりは、置いていくという感じです。
粘着力はあまり強くは無いですが、パテ同士がつくとグチャグチャになってしまうので意外に厄介です。
迷彩の塗り分けはいつもは塗装図をコピーして型紙のように貼り付けていましたが、今回はフリーハンド、適当です。
マスキングパテを貼り付け終わったら、細かく切ったマスキングテープでDark Slate Grey の部分を覆っていきます。
途中まで白い粘着力の弱いマスキングテープを使っていましたが、普通の粘着力の黄色のマスキングテープに変更、というのは、パテに沿って貼り付けた白いマスキングテープが端から剥がれてくるのです。
2色目のDark Sea Greyの塗装の前に、パープルを使ってパネルラインにもう一度シャドウを入れます。
1色目と同様、パネルラインを残すように褪色表現。
使ったのは、ファレホ 71.053 Dark Sea Grey
乾燥後、マスキングテープを剥がして、はみ出している部分をリタッチします
これで基本塗装は終了です
1/72 BRENGUN Spitfire Mk.Vb Floatplane 製作
Floatplaneなので、主脚格納部を塞ぎます
格納部に合わせた形の蓋のパーツがありましたが、小さくて中に落ちてしまいます
仕方なくパテで埋めます
主翼、尾翼を取付、フロートも取り付けます
オイルクーラーやインテークなど小物も取り付けます
フロートが例によってイモ付けなので、軸打ちします
位置を合わせて、0.8mmの真鍮線を差し込み瞬間接着剤で固定します
主翼の取り付け位置は、翼端から57mmと指定されているので悩まずに済みました
今回使ったパテは2種類、Perfect plastic Puttyは合わせ目や段差を埋めるため、ファレホのPLASTIC PUTTYは微妙な隙間を塞ぐため、使い分けています
1/72 BRENGUN Spitfire Mk.Vb Floatplane 製作
悪い癖で、乾燥待ちの間に別のキットに手を付けてしまいます
こんどはSpitfireの水上機型、Floatplaneです
Mk.Vbにフロートをつけたようで、お世辞にもかっこいいとは言えませんが
Marking B を作ろうと思います
また沢山部品が余りそうです
いつものように、コックピットから
Spitfireは随分作ってきましたから、大体説明書見なくても作れるようになってきました
エッチングパーツでシートベルトが付いているので良かったです
選択したパターンB では、垂直尾翼を切り取って付け替えなければなりません
エッチングソーで慎重に切り取ります
若干の隙間ができるので、パテで埋めておきます
1/72 Special Hobby Supermarine Spitfire PR Mk.Ⅹ 完成
完成です
マーキングは、SR396,No.42 Squadron RAF,1944
1/72 Special Hobby Supermarine Spitfire PR Mk.Ⅹ 製作続き
デカールを貼り、光沢クリアーでコート
プロペラと主脚も塗装
グレイで墨入れと軽くウォッシング、適当に残るように拭き取ってみましたが、あまり汚れている感じは無いです
最後につや消しクリアーを全体にかけて、乾燥後マスキングテープを外します
1/72 BRENGUN Spitfire Mk.Vb "Messerspit" 完成
デカールを貼り、墨入れ、ウェザリングを施し、最後につや消しクリアーで仕上げて完成です
鹵獲機なので所属など一切不明です