爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 Blackburn Skua MkⅡ(2)

2020-09-23 22:21:18 | 1/72 Skua

1/72 Octopus Blackburn Skua MkⅡ 製作

 

とんでもないキットに手を出してしまったようで、バリと格闘中です。

レジンパーツを除くすべてのパーツがバリを削り落とさないと使えません。

しかも分厚い。

主翼の後縁など、どっちが前だかわからないほどボッテリとしています。

上下両方とも相当に削ってます。

接着面は平らに削らないと合わせたときに隙間だらけになります。

主翼の削りが終わったところで、貼り合わせてしまいます。

この中に仕込む主脚格納部のパーツ、丸いのと四角の、も厚さ半分に削ってあります。

中でずれたり隙間が出ないように黒い瞬間接着剤で埋めておきます。

貼り合わせる前に、パネルラインを掘りなおしです。

久しぶりの星型エンジンですが、これがまたすごいバリ。

こうやって一つ一つパーツを削り出していかないと組み立てができません。

エンジンの塗装は、「71.072 Gungrey」にAKインタラクティブの「AK2033 WASH Aircraft Engine」を上塗りし、薄い「70.935 TRANSP. Orange」をかけて終了。

排気管と吸気口(?)も開口しておきます。

吸気口(?)は開口中に折ってしまったので伸ばしランナーで急遽作り直し、開口。

プロペラシャフトがなんとも情けないパーツしかないため、真鍮棒で置き換え、プロペラとエンジン裏側まで貫通孔を開け、回転できるようにしておきます。

付属のシャフト(?)は写真左下のもの。

これではプロペラは回りません。

カウリング内に0.3mmの真鍮線で三角形を作って入れるような指示になってます。

この接着がまた難しいのです。

エンジンのパイピングは今回省略。

コックピットは、1/72スケールらしくさっぱりとしています。

操縦席背当て後ろの斜めのロッドは、これもまたプラ棒で作れとの指示です。

こんなものパーツで用意してくれればいいのにと思いますが。

レジンパーツの操縦席シートが細かいモールドで感じを出しています。

計器パネルは、つや消しブラックで塗った後、シルバーの色鉛筆で計器パネルの周りをなぞって、仕上げにガラス面だけグロスクリアーを点付けして終わり。

操縦席周辺の墨入れは気持程度、ライトグレーでドライブラシをかけましたがよく見ないと判らないレベル。

ここまで結構時間がかかっています。

手強いキットです。

 

 

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1/72 Blackburn Skua MkⅡ(1)

2020-09-19 08:30:34 | 1/72 Skua

1/72 Octopus Blackburn Skua MkⅡ 製作

 

バトルオブブリテン 蛇の目側が続きます。

Blackburn Skua イギリス ブラックバーン社製の単発レシプロ複座艦上爆撃機です。

トウゾクカモメの意味だそうですが、なんとも不格好な機体です。

英国人のセンスが理解できません。

1/48のキットが欲しかったのですが、高価なものが多く、仕方なく1/72で作ってみることにします。

メーカーはOctopus、Made in Czech Republic チェコ共和国製です。

本家Airfixからは出ていないようです(残念)。

 

取り出してみて、デカールなども状態は良さそうに見えましたが、よく見るとバリがすごいことになってます。

パーツだけでなく、ランナーにもしっかりとバリがでています。

パーティングラインなどどいう可愛いものではありません。

よほど金型の精度が悪いのでしょうね。

パーツ数は少ないのですが時間がかかりそうです。

 

デカールは2002年のものですからそれほど劣化していません。

何とか使えそうですが、前作ランカスターで劣化デカールには苦労したので、できるだけ塗装で仕上げたいものです。

キャノピーはなぜか2つあります。

失敗したときのために予備なんでしょうか、変なところで親切なキットです。

車輪、計器パネル、尾輪、シートなど細かいレジンのパーツが付属しています。

パーツの切り離しと成形が面倒です。

 

 

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1/72 ハセガワ LANCASTER B Mk.Ⅲ DAMBUSTERS (11)

2020-09-15 22:13:10 | 1/72 LANCASTER

1/72 ハセガワ アブロ ランカスター B Mk.Ⅲ ダムバスター完成

 

劣化したデカールにはてこずりましたが、何とか完成

ウェザリングが中途半端になってしまい、まともにやったのが主翼上面だけになってます。

下面はそれなりに綺麗にできたと思います。

 

相変わらずキャノピーまわりが綺麗にできません。

どうしても仕上がりが雑になってます。

 

主翼と水平尾翼は取り外し可です。

差し込んでいるだけですが、簡単には外れません。

Dark Green と Dark Earth の塗り分けは、ぼかしが失敗したためDark Green の重ね塗りになってます。

胴体側面のラウンデルとコードは、デカールの縮みとシワをとるために艶消しクリアーを何度か吹いて研磨、最後にデカールの上から塗装で修正というように相当重ね塗りになってしまったため、パネルラインが綺麗に埋まってます。

一応、主翼上面は退色表現としたのですが、ぼかし失敗後の重ね塗りでよく判らない状態になってます。

デカールの劣化さえ無ければ、結構ストレスなく気持ちよく製作できたのに、最後に余計な手間がかかってしまいました。

1/72 ハセガワ アブロ ランカスター B Mk.Ⅲ ダムバスター 完成です。

 

 

 

 

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1/72 ハセガワ LANCASTER B Mk.Ⅲ DAMBUSTERS (10)

2020-09-13 16:45:11 | 1/72 LANCASTER

1/72 ハセガワ アブロ ランカスター B Mk.Ⅲ ダムバスター製作続き

 

胴体側面のラウンデルとコードレター、劣化したデカールの縮みとシワを消すために艶消しクリアーを何度か吹いて、研ぎ出しのように3000番で表面を軽く削って消えることは消えました。

しかし今度は、パネルラインが白く浮き出ているような感じになって、つや消しクリアーでは消えません。

側面のしかも一番目立つ部分がこれでは、見なかったことにはできません。

思案の末、修正することに。

 

Dull Redのコードレターをマスクして、白く浮き上がった部分の「Night」を被せます。

これがまず失敗の始まりで、コードレターにはみ出してしまったため、これを塗りなおします。

コードレターの修正は両側面共、右側のみラウンデル外側のトレイナーイエローも塗りなおしてます。

これで何とかなったかと思います。

繰り返し何度も塗ったため厚塗りになって、ラウンデル周辺のパネルラインは完全に埋まってしまいました。

コードレターのはみ出しなど近くで見ると目立ちますが、ここはぜひ遠目で生暖かく見ていただきたいということで、修正終了。

 

この修正の前に全体の墨入れを行っています。

いつもの、AKインタラクティブ 「AK2071 PANELINER for Brown And Green」使用。

エンジンナセル後方の主翼上面に排気汚れを若干気持ち程度に付けて、汚しはこの程度で終了。

下面は一通り墨入れもしましたが、ほとんど判りません。

 

 

これでほぼ塗装は完了、外れていた細かい部品も取り付け、タッチアップ後に全体をつや消しクリアーで吹いていよいよ完成です。

 

 

 

 

 

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1/72 ハセガワ LANCASTER B Mk.Ⅲ DAMBUSTERS (9)

2020-09-11 22:33:04 | 1/72 LANCASTER

 

1/72 ハセガワ アブロ ランカスター B Mk.Ⅲ ダムバスター製作続き

 

デカールを貼ります。

貼る部分には、ツヤありクリアーを塗って、コンパウンドで磨いておきます。

これで楽に貼れると思いきや、ここでも落とし穴が。

 

水に浸してちょっとずらしたら、細いひびが入ってバラバラになってしまいました。

これでは貼れません。

結局、主翼上面のラウンデルは、塗装することになりました。

中心近くに「Dull Red」、中心部をマスキングしてから「Dull Blue」を塗ります。

調合は、他のサイトを参考に、

 Dull Red  71.003:3 + 71.002:1 + 71.053:1

 Dull Blue  X-1:3 + X-3:12 + XF-24:1

Dull Redはファレホですが、Dull Blueはタミヤカラーです。

タミヤカラーの「X-3 ロイヤルブルー」に相当するファレホが手持ちに無かったので。

Dull Redは、ファレホの近似色として、「71.039 Hull Red」があるようですが、ほとんど茶色です。

とてもRedには見えなかったので、調合して塗ってみました。

それらしい色になったかと思います。

胴体部分のコードレターとラウンデルはデカールを使います。

主翼のラウンデルが見事にひび割れてしまったので、いつもの「Liquid Decal Film」で表面に膜を作って保護しておきます。

貼る位置を一発で決めるためにガイドテープを貼っています。

やはり古いデカールは何とも癖が悪く、マークフィットを塗って密着させようとしても、シワが寄ったり端がめくれあがってしまいます。

少しならばつや消しクリアーを何回か吹けば目立たなくなるのですが、今回はだめです。

クリアーを何回か吹いたため、この部分だけ厚塗りになってパネルラインが埋まってしまいました。

これもどうやって修正するか思案中。

 

 

 

 

 

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1/72 ハセガワ LANCASTER B Mk.Ⅲ DAMBUSTERS (8)

2020-09-10 22:13:28 | 1/72 LANCASTER

1/72 ハセガワ アブロ ランカスター B Mk.Ⅲ ダムバスター製作続き

 

下面の赤いライン、ジャッキアップのためのラインだそうですが、赤で塗ってから、0.7mmのマスキングテープでマスクしてます。

赤く塗る際に細長くマスキングして塗ったために段差が付いてしまいました。

目立たないのでこのままとします。

問題の塗り分け境界のぼかしですが、結局ぼかしをあきらめて、機体全体を修正することにしました。

「71.324 BS Dark Green」をそのまま、「71.323 BS Dark Earth」を塗りなおします。 

今度は浮かさず密着させるために、曲線用のマスキングテープでラインぎりぎりにマスクします。

さすがに今度は吹き溜まりなしで綺麗に塗り分けできてます。

「71.324 BS Dark Green」を残したので、何とか褪色表現も残っています。

若干Dark Greenの面積が減ったかもしれません。

 

キャノピーから引き出しておいたアンテナ線が絡まってしまいました。

長めに切って、主翼の桁に巻いておいたのですが、外すときに失敗して絡まってしまいました。

ファインリギング0.082mmなので、解すのは無理でしょう。

結局キャノピーを一度取り外し、ファインリギングを2か所の穴に通して、今度は絡まないように1本ずつボール紙に巻いて止めておきます。

 

 

 

 

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1/72 ハセガワ LANCASTER B Mk.Ⅲ DAMBUSTERS (7)

2020-09-06 21:52:27 | 1/72 LANCASTER

1/72 ハセガワ アブロ ランカスター B Mk.Ⅲ ダムバスター製作続き

 

「71.324 BS Dark Green」の塗装ですが、気を付けていたにもかかわらず、やはりというか予想通り隙間に吹き溜まりのようになってしまいました。

いつものように、褪色表現としたために、基本色、基本色+10%Blackでパネルライン、基本色+10%Whiteでパネル中央、基本色で全体、というように4回吹いているので、やはり吹き溜まりになってしまいました。

迷彩のぼかしと褪色表現は一度にやるのは難しいです。

 

吹き溜まり部分は、すこしなら消しゴムで軽くこすってやると消えるのですが、今回は広範囲なのと、塗膜が完全に固着していないうちにやってしまったので下地が出てしまいました。

どうやって直そうか思案中。

 

 

 

 

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1/72 ハセガワ LANCASTER B Mk.Ⅲ DAMBUSTERS (6)

2020-09-05 21:24:26 | 1/72 LANCASTER

1/72 ハセガワ アブロ ランカスター B Mk.Ⅲ ダムバスター製作続き

 

胴体と主翼、尾翼は隙間なくピタリとはまります。

そのため外した状態で別々に塗装することにします。

下面色は説明書の指示では「C92 セミグロスブラック」ですが、Nightと呼ばれているこの下面色、少し青味がかかったブラックらしいので、適当に調合してみました。

「71.057 Black」に、「71.004 Blue」と「71.050 Light Gray」を加えています。

割合は、

 71.057 :100 + 71.004 :30 + 71.050 :5

「青味のかかった少し明るい黒」らしいのでLight Grayをすこし加えています。

写真ではほとんどブラックにしか見えませんが、よーく見るとなんとなく青黒い感じ。

 

直ぐにクリアーを軽く全体に吹いて、塗装面を保護しておきます。

つや消しブラックで塗っておいたプロペラも再度 Nightで塗りなおしておきます。

 

上面の迷彩に取り掛かります。

説明書の塗装図を拡大コピーして、ラインに沿って切り離します。

予め上面全体に「71.323 BS Dark Earth」を塗り、型紙を「ひっつき虫」を使って貼っていきます。

境界をぼやかしたいので端を浮かせています。

側面は塗装図と貼り付けた型紙から部分的に想像と写真を参考にひっつき虫でラインを描いてマスキングテープを使ってマスクします。

エアブラシの向きを気を付けながら「71.324 BS Dark Green」を塗装していきます。

 

 

 

 

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