爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 Tamiya Hawker Hurricane Mk.Ⅰ (4)完成

2021-04-30 20:55:40 | 1/48 Hurricane

1/48 タミヤ Hawker Hurricane Mk.Ⅰ完成

 

暫く更新をサボっていましたが、Hurricane Mk.Ⅰ 完成です。

マーキングは、英空軍第242飛行隊 W.L..マクナイト中尉乗機 コルティシャル基地 1940年12月

箱絵になっているどくろのマークの機体です。

今回は、いつものファレホでなく、タミヤのアクリルをメインに使いました。

機体内部色はファレホですが、2色迷彩と下面のスカイとブラックの塗り分けは全てタミヤアクリルです。

マーキングは全てデカール使用、主翼機銃口の赤いパッチと主翼のすべり止めは塗装です。

胴体後部の帯は、スカイで塗装

手を加えたのは、アンテナ支柱を真鍮棒を削って作り直し、だけです。

迷彩塗装の後、光沢クリアーで保護して墨入れと油彩によるウェザリング

墨入れは、AKインタラクティブのPANELINER、油彩はホルベインの油絵具

今回ピグメントは使いません。

排気管は、AKインタラクティブのExhaust Wash、排気口の開口はしませんでした

このキット、機首のパネルを外すと中のエンジンが見えるのですが、あまりいい出来ではなかったのでパネルは付けたままです。

キャノピーは一応開状態で固定、右側面の非常脱出パネルは固定

アンテナ線はストレッチリギング、垂直尾翼の支柱は真鍮のパイプを埋め込んでいます。

デカールは特にストレスなくきれいに貼れたと思います。

下面は墨入れの後、上面の油彩をふき取った綿棒で軽く擦り付けてそれらしく汚してみただけです。

以上で、タミヤ 1/48 Hawker Hurricane Mk.Ⅰ 完成です。 

 

 

 

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1/48 Tamiya Hawker Hurricane Mk.Ⅰ (3)

2021-04-23 23:53:53 | 1/48 Hurricane

1/48 タミヤ Hawker Hurricane Mk.Ⅰ製作続き

 

並行して作っているので、同じような進み方になってます。

こちらも、光沢クリアーで保護してデカールを貼り、もう一度光沢クリアー、墨入れ、油絵具によるウェザリング、そして最後に小さなパーツを付けていきます。

このキットの垂直尾翼のアンテナ支柱はもともとついていましたが、例によっていつの間にかどこかへ飛んで行ってしまいましたので、真鍮パイプに置き換えてます。

両翼の機銃口のパッチは、デカールを使わずに塗装です。

以前調合した Dull Red に少し赤を加えてみました。

排気管の汚れも、今回はピグメントを使わずに、油絵具をふき取った綿棒でこすりつけて終わり。

雨風に晒された褪色感を出したつもりですが、どうでしょうか

下面は、やはり拭き取った綿棒でこすりつけてみたら、案外良い感じになってます。

ブラックで塗った半分は、墨入れもしていないし汚しもしていないので、ちょっとバランスが悪いのですが、言わなければわからないレベルと思ってこれで良しとします。

 

 

 

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1/48 Hawker Hurricane Mk.Ⅱc (4)

2021-04-22 22:34:39 | 1/48 Hurricane

1/48 ハセガワ Hawker Hurricane Mk.Ⅱc製作続き

 

アンテナ支柱を作ります。

実は支柱のパーツを飛ばして行方不明なのです。

1.5mm真鍮の角棒を削って作ります。

タミヤのキットの支柱を参考に2本

三角形の金具を0.2mmのプラ板で作って、アンテナ線を通す穴をあけておきます。

 

光沢クリアーを吹いて全体を保護してから、デカールを貼り、墨入れ、ウェザリングと、いつもの工程で進めます。

最後に油絵具で全体に色を加えます。

例によって綺麗に拭き取りすぎて、よくわかりませんが、かなり汚れてきました。

パネルラインのシャドウも今回は残っています。

垂直尾翼のアンテナ支柱も、真鍮パイプで作って埋め込んでいます。

着陸灯の内部をシルバーで塗っておきます。

両翼の20mm機関砲の銃身は一番最後に付けることにします。

下面は油彩による汚しはしなかったのですが、墨入れの後、上面で使った油絵具をふき取った綿棒で適当に擦り付けてみたら結構いい感じになりました。

実機はもっとオイル漏れが凄いのでしょうが、この程度でやめておきます。

ラウンデルが真ん中で割れているのがわかります。

ハセガワの古いキットのデカールは、なかなか糊が剥がれずに、爪楊枝でいじっていたら割れてしまったのでした。

迷彩の境界のボカシ方がちょっといい加減というか、ボカシきれなかったところもあってちょっと残念。

 

 

 

 

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1/48 Tamiya Hawker Hurricane Mk.Ⅰ (2)

2021-04-18 00:50:04 | 1/48 Hurricane

1/48 タミヤ Hawker Hurricane Mk.Ⅰ製作続き

 

タミヤのハリケーンも進んでいます。

主脚格納部内も塗り分けます。

下面色ではなく、機内色で塗るような指示になっています。

主翼は下半分が一体型なので、上反角をあまり気にしなくても良さそうです。

ズレの無いように合わせたつもりでも、やはり隙間が各所に。

このぐらいの隙間は、いつものファレホ 70.401 PLASTIC PUTTY を使って埋めておきます。

削る必要が無いので楽です。

 

機体の塗装、下面から。

終わってから気が付いたのですが、この機体、左翼の下面はブラックなのです。

パネルラインにシャドウを入れても意味がありません。

 

右翼の下面は、ダックエッググリーン、タミヤアクリルの XF-21 スカイ を使います。

この下面も基本色と黒、白を使ったグラデーションです。

 

いままで、ファレホを中心に使ってきましたが、乾燥後48時間程度置かないとマスキングテープ剥がしのたびに塗料剥がれとその修正を繰り返してきたので、今回のハリケーンは、タミヤのアクリルを中心に使ってます。

マスキングして、ブラックを吹きます。

さすがにこれはベタ吹きです。

エアーインテイクも塗り分けて後で取り付けなければなりません。

上面は、Mk.Ⅰなのでやはり、ダークグリーンとダークアースの2色迷彩です。

タミヤの製品ですから当然タミヤアクリルの指定かと思いきや、AS-9とAS-22の指定です。

缶スプレーは使わないので、XF-58 オリーブグリーンと、XF-52 フラットアースを使います。

塗り方は、ハセガワのMk.Ⅱcと同じ、基本色と黒・白によるグラデーションを付けていきます。

 

こちらも、やや大げさかなと思うぐらいの残し方です。

光沢クリアーを全体に吹いて、デカール貼りです。

 

 

 

 

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1/48 Hawker Hurricane Mk.Ⅱc (3)

2021-04-17 19:17:51 | 1/48 Hurricane

1/48 ハセガワ Hawker Hurricane Mk.Ⅱc製作続き

 

上面の塗装です。

ダークグリーンとオーシャングレーの2色迷彩、左上から右下へ流れるような”A”スキームです。

本当は、塗装説明図の指示では、オーシャングレーではなく、ミックスドグレー(ミディアムシーグレー70%+ブラック30%)というやや暗いグレーなのだそうですが、面倒なので調合してあったオーシャングレーにします。

オーシャングレーは、この塗装説明図ではミディアムシーグレー90%+ブラック10%となっていますが、同じハセガワの1/72製作時に調合しておいた、ミディアムシーグレー80%+ブラック20%を使います。

 

紫でパネルラインにシャドウを入れておいて、オーシャングレーを塗るためのマスキングを小さめに貼り付けます。

フリーハンドで、と思いましたが、多分うまくいかないので、塗装説明図を切り取ってマスキングします。

剥がしてみるとこんな感じ

一応、ベタ吹きではなく、オーシャングレー基本色と黒を少々加えた基本色、白を少し加えた基本色でそれぞれパネルラインとパネル中央とのグラデーションを付けています。

最後に基本色を軽く全体に吹いて調整したのが、この状態。

ダークグリーンを塗るためのマスキング、境界部分は少しぼかすために、縁ギリギリではなく、裏側2mm程度内側にひっつき虫を長く伸ばして貼り付けます。

塗装説明図は平面図と側面図しかないので、その繋ぎの部分、側面と上面の中間部分の境界でいつも悩みます。

要するに斜め上からみたときの境界が判らないと迷彩パターンが連続しないのです。

 

ダークグリーンもオーシャングレーと同様、基本色と黒、白をそれぞれ加えてグラデーションを付けています。

いつも最後の基本色での調整で、パネルラインのシャドウを塗りつぶしてしまい、結局よくわからない状態になっていたので、今回は少し強めに残してあります。

若干、オーシャングレーとダークグリーンのグラデーションの付け方に微妙な違いが出てしまってますが、このくらいは、最後のつや消しクリアーで目立たなくなると思います。

光沢クリアーを全体に吹いて、保護しておきます。

この後は、デカールを貼って、再度光沢クリアーを吹いて、汚しです。

 

 

 

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1/48 Hawker Hurricane Mk.Ⅱc (2)

2021-04-07 18:44:44 | 1/48 Hurricane

1/48 ハセガワ Hawker Hurricane Mk.Ⅱc製作

 

機体下面の塗装です。

今回サフは省略、パネルラインにシャドウを吹きます。

ブラックではなく、紫を使います。

説明書にはMr.カラーのC307 グレーFS36320、その近似色としてタミヤカラーの XF-53 ニュートラルグレーを使います。

パネルラインを避けてニュートラルグレー基本色を薄く塗り、次にブラックを加えてパネルラインに沿って塗り、白を加えて明度を上げてパネルの中央を塗り、最後に基本色で全体の調子を見ながら薄くパネルラインを塗りつぶさないように仕上げます。

いつもの褪色表現です。

パネルラインの残し加減がいつも難しいのです。

すこし大げさかなという程度に抑えておかないと、この後クリアーやウェザリングで目立たなくなってしまいます。

今回も微妙ですね。もう少し残しても良かったかも。

塗装面の保護と、この後のデカール貼り、ウェザリングのために光沢クリアーを吹いておきます。

 

 

 

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1/48 Tamiya Hawker Hurricane Mk.Ⅰ (1)

2021-04-04 21:35:36 | 1/48 Hurricane

1/48 タミヤ Hawker Hurricane Mk.Ⅰ製作

 

タミヤ の1/48 Hurricane Mk.Ⅰです。

あれほど同時複数製作は雑になるからやめるだのなんだの言っておきながら、やっぱり始めてしまいました。

ハセガワとは違って、ちょっと豪華なキットです。

ガイドブックもついていて、細部の写真が豊富で下手な資料本より価値があります。

昔の「世界の傑〇機シリーズ」よりずっと役に立ちます。

余談ですが、文林堂の旧シリーズ「世界の傑〇機」シリーズ、実は最初の縦型の単色の表紙シリーズと次の横型のカラー写真の表紙のシリーズ2(?)まで、全巻持っていたのですが、模型製作の資料としては全く役に立ちませんでした。

もちろん写真や開発の歴史、戦績などの記事はそれなりに良かったのですが。

 

このキット、ITALERI のエッチングパーツが付いています。

かなり分厚い、シートベルトと計器パネルです。

ちょっと厚くて扱いにくい。

こちらもお約束のコックピットから。

床板が一体成型になっていることを除けばハセガワと同じような構造です。

やはり分厚いシートベルトは重そうです。肩が凝りそう。

非常時脱出パネルを開状態にできるのは良いのですが、その反対側の良く目立つ左側面の内側に何もないので、それらしい細かなパーツと細いケーブルででっち上げています。

仮組してみると、

なんとなくそれらしくなったような・・・気がします。

このキットのもう一つの見せ場、エンジンです。

V型12気筒 マーリンエンジン

機首のパネルを外して、エンジンが見える状態にくみ上げることが可能です。

なかなか細かくできているので、このまま手を入れずに使ってみようと思います。

(単にディテールアップが面倒くさいだけなのですが)

キットの塗装の指定は、全体をXF-1 フラットブラックで塗るようになっています。

それでは面白くもなんともないので、アルミ、スチール、ブラックメタル、ブラックで適当に塗り分け、WASH Aircraft Engineやエナメルのクリアーオレンジで汚してみたり、ほとんど適当ですが。

なんとなく汚らしいエンジンに仕上がったのではないかと。

コックピットとエンジンが出来れば、あとは貼り合わせていくだけです。

 

 

 

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1/48 Hawker Hurricane Mk.Ⅱc (1)

2021-04-03 19:17:04 | 1/48 Hurricane

1/48 ハセガワ Hawker Hurricane Mk.Ⅱc製作

今度は 1/48 Hurricane です。

1/72 を5機も作ってうんざりしていたはずなんですが、せっかく掴んだハリケーンのイメージが消えないうちに、こうなったら積みプラ解消のためにも手持ちのキットを消化してしまいます。

ハセガワの 1/48 Hurricane Mk.Ⅱc このキット良く見たら、The Last  oF the many なのです。

何種類かデカールと塗装図があるので、他の機体にしますが。

この箱絵の機体、英空軍 第3中隊のマーキングにしようと思います。

キットは1997年頃、24年も前のものですがデカールは大丈夫そうですね。

ハセガワのキットなので、外国産と違って離型剤の心配はあまりなさそうなので、洗わずこのまま始めます。

お約束のコックピットから。

シートベルトはファインモールドの「イギリス空軍機用」

計器パネルはデカールを貼り付けるものです。

メーターのガラス面の表現として、光沢クリアーをたらしてあります。

殆ど隠れてしまうので、あまり手をかけません。

気持ち汚してみましたが効果はいま一つ。

パーツ数も15点くらい、手をかけずにさっさと作ってしまいます。

これで計器パネルの上に照準器を付けて胴体を貼り合わせます。

今回の機内色は、ファレホの 71.126 IDF Green です。

 

ここでもう最初の躓き、胴体下部の隙間の処理で失敗。

0.5mmくらいの隙間ができたので、ラッカーパテを使って埋めたら、例によってパテの溶剤をプラが吸ってしまってブヨブヨになってしまいました。

流星改の時のような酷い状況ではないので、ほじくり返してポリエステルパテで修復、今度は波板の表現をどうしようかと。

マスキングテープを細く切って溝に合わせて貼り、隙間に溶きパテを盛り上げるようにしてみました。

どこかで読んだ、凸モールドの再生方法をまねてみたのです。

表面と盛り上がったところを慎重に削って後方の波板に似せて胡麻化してみたのですがどうでしょうか。

溶きパテもラッカー系なのですが、このくらいの少量では問題ないのですね。

細かく作りこむところもなくストレスなく組みあがったので、既に「士」の字になってます。

主翼の20mm機関砲は後で完成直前に付けることにします。

垂直尾翼のアンテナ線用の突起(支柱?)はもうすでに折れてしまってどこかに飛んで行ってしまいました。

主脚格納部をシルバーで塗って、いつものようにティッシュと紙粘土でマスキングしてます。

キャノピーは、今回は最後に付けることにします。

仮組したところ隙間もなくそのままいけそうなので。

 

 

 

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