爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 Bristol Blenheim製作その2

2021-07-26 17:13:16 | 1/72 Blenheim MK.Ⅰ

1/72 AIRFIX Bristol Blenheim Mk.I F 製作続き

 

コックピットの組み立てです。

キャノピーが3分割、コックピットと一緒に組み上げないと機体に取り付けられないのです。

仮組してみるとこんな感じ。

コックピット内部を仕上げて、キャノピーをマスキングします。

シートベルトは省略しました。

機内色に塗って仮組してみると、胴体との間に隙間ができています。

特にコックピット上部の隙間が大きいので、ここは埋めておかないといけません。

少しづつ削って何とか隙間が目立たなくなったようです。

ここまでで結構時間がかかっています。

 

動翼は開いた状態と閉じた状態どちらかを選ぶことができます。

開いた状態だと、塗装の手間が増えるだけなので閉じた状態にします。

大きな隙間はほぼ無くしたつもりですが、塗装してみないと。

 

エンジンとカウリングの組み立てです。

エンジンは、ガンメタルで塗って、AKインタラクティブの Engine WASH でウォッシング。

もう少し黒光りしているほうが良いかもしれません。

組み立ててみると、

排気管は後から塗装する必要があります。

 

動翼を貼り合わせてしまいます。

 

ここまで進んできて随分パーツが残っているな、と思い、使わないパーツを集めてみたらこんなにありました。

間違えて塗装してしまったパーツもありますが、ずいぶんあるものですね。

 

 

 

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1/72 Bristol Blenheim製作

2021-07-24 23:43:03 | 1/72 Blenheim MK.Ⅰ

1/72 AIRFIX Bristol Blenheim Mk.I F 製作

 

エアフィックスの赤箱です。

AIRFIXの比較的新しい赤いパッケージは組み立てていて楽しいので好きです。

素材も柔らかく加工しやすい、組み立て説明書が詳しくてわかりやすい(今までの外国製に比べて、です)と自分にとっては良いことが多く、同じキットで各社どれを選ぶか、といったらAIRFIXを選ぶでしょう。

古い製品はとんでもないのがたまにありますが・・・

 

このキット、いつものようにコックピットから、ではありません。

いきなり胴体を貼り合わせるようになっています。

内部は、いつものようにファレホの 71.126 IDFグリーンを塗っておきます。

主翼もいくつかパーツを組み込んで貼り合わせてしまいます。

乾燥待ちの間に、その他のパーツを塗ってしまいます。

細かいパーツが多いですね。

主翼と胴体を貼り合わせます。

合わせ目を消して、ここまでは非常にスムーズです。

問題はここから、キャノピーの組み立てに入ります。

 

 

 

 

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オリジナルデカールを作る!

2021-07-23 17:16:47 | ツール・塗料材料・いろいろ

オリジナルデカール作りに挑戦です。

旧マニア社のキットをいくつか入手したのです。

97式艦攻、97司偵、99式襲撃機、99式双軽、神風号と揃えたのは良いものの、さすがに50年近く前の代物です。

デカールなど使えるわけがなく、ほぼ全部黄ばんだ得体の知れない物になっています。

日の丸などの国籍マークは塗装で何とかなるものの、尾翼の機番や、陸軍機の部隊マークはどうにもなりません。

1/72で手書きなど無理、ましてやマスキングシートで切り出して、なんて苦行そのもの、綺麗にできるわけがありません。

というわけで、市販のデカール自作シートなるものを何種類か買って試してみることにしました。

購入したのは4種類、インクジェットプリンターで印刷可能、下地を白ではなく、透明なクリアの仕様

 

シートに印刷する元図は、97式艦攻と97司偵のデカールをスキャナで読み取り、ソフトで加工、成形して印刷します。

ソフトは、Photoshopに似た「Photopea」というフリーソフトを使いました。

日の丸を4種類の大きさ、尾翼の機番は、下地が濃緑色、赤色、銀色、明灰白色として赤、黄、白(赤の縁取り)、灰色で各種、97司偵用の部隊マーク2種類、どれも読み取ったままの原寸で印刷

白地を印刷できないだろうと考え、白に近い灰色で赤い縁取りで作ってみました。

画像を最高に拡大して、1ピクセル単位で修正するのは結構大変でした。

日の丸も下地白は塗装しないとだめでしょう。

 

・A-SUB 水転写シート 透明・10枚・インクジェット用(10枚入り)

 

・HIQ PARTS DECAL PAPER FOR INKJET PRINTER BASE CLEAR(5枚入り)

 

・PAPERKIT PPK-01C オリジナルデカールインクジェット クリア (3枚入り)

 

・TRANS OUR DREAM インクジェット用水転写紙(クリア)1.0 (5枚入り)

 

印刷後、十分に時間をかけて乾燥させ、クリアコートします。

水性クリアーではなかなか乾かないとのことでしたので、ちょうど手持ちのラッカー系クリアー、Mr.SUPER CLEAR つや消しでクリアーコート。

4種類のシートは、どれも同じような触感、厚みも写真用紙の薄手のもの、表面がつるつるしている印刷面になっています。

クリアコートを1回に吹くのは軽く、サーっと全体に万遍なく、溜まったり垂れることの無いように薄く吹きます。

乾燥させ、これを3回程度繰り返してコーティングします。

これで完璧!と思いきや、A-SUBのシートを見ると、印刷した日の丸にシワが寄っています。

軽く吹いたつもりでしたが、もっと軽く、何回かにわけて吹かないと駄目なようです。

写真のように日の丸の中がひび割れ状態

 

まる1日置いて乾燥させてから実際に機体に貼り付けてみます

完成することの無かった残念な試験用の機体に順に貼り付けていくと、

・HIQ PARTS DECAL PAPER FOR INKJET PRINTER

試しに使った機体は、過去に失敗して製作放棄した塗装試験用の零戦です。

機体表面が汚く見えますが、クリアコートしてあります。

 

余白を無視して大きめに切り出しているので酷いことになってます。

透けてしまって赤色がわかりませんね。

尾翼の「EⅠ-301」も下地が濃緑色だとほとんど見えません。

 

気を取り直して、次のシート

・PAPERKIT PPK-01C

 

これも結果は同じような。

 

下地濃緑色で黄色の機番はどうかというと

AⅠ-301を貼ってみます

ほとんど見えません

ある程度予想できたとは言え、残念な結果が続きます。

 

・TRANS OUR DREAM

どれも同じものを名前だけ変えて売っているのではないかと思うぐらい差がありません。

赤も黄色も濃緑色の下地では全く見えません。

 

・A-SUB 水転写シート

やはり結果は同じ

機体上面には使えないことがわかりました。

ただ白丸の上に貼るのであれば何とか使えないことも無いかもしれません。

下面に貼ってみると、

ちょっと透けて見えますが使えないこともない。

機体番号も明灰白色や白色の下地なら何とかなりそうです。

PAPERKIT PPK-01Cを下面に貼ってみると

同じような感じ。

 

結論として、機体下面の赤丸だけ、という限定利用に限る、ということになりそうです。

日の丸だけならいつも塗装で仕上げているので、わざわざデカールを作ってまで貼る意味がないような。

 

そういえばこれだけ製品が出ているのに、スケールモデルで使っている、という例をほとんど見ないというのも、理解できます。

ここまでで大変な手間がかかっていますからね。

元ネタをスキャナで読んで、ソフトで画像を修正して、プリントしてクリアコート、乾燥・・・・

シートも1袋に3~5枚入って800円から1000円程度なので決して安い買い物ではありません。

 

ということで、市販のデカールを買うことにしました。

デカールが市販されていないときは、安いキット、似たようなキットを買って流用する、これで行きたいと思います。

高い買い物でした(涙)・・・・

 

 

 

 

 

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