米軍機続きでコルセア F4U-1A、タミヤの製品です。
また3色塗り分け、いわゆるトライカラーですが今度は海兵隊仕様です。
この箱絵、どこかで見たことがあると思ったら、ありました。
世界の傑作機 コルセア 分林堂1973年8月発行 第5集の56ページに「マーシャル群島の飛行場で翼を休める第111海兵戦闘中隊所属のF4U-1A”Ole`122"。~」
写真の解説では、この機体、アンテナ柱が付いていないことに注意、となっていますが、キットの説明書には、しっかりアンテナ柱がついた図になっています。写真の解説を信じたいところですが、写真をよく見ると、白っぽいアンテナ柱のようなものがぼんやり写っています。
ここはキットの説明書を信用して、アンテナ柱を付けたいと思います。
塗装(トライカラースキーム)についても面白いことが書いてます。
「塗装は、胴体背面と主・尾翼前縁(コードの5%)がノンスペキュラ・シーブルー、胴体側面および外翼下面インターメディエイトブルー、主・尾翼上面セミグロス・シーブルー、下面ノンスペキュラ・インシグニアホワイトという、1943年2月1日以降の標準塗装である~ 」
ノンスペキュラーって非鏡面という感じの意味なので「つや消し」と理解してよろしい?
つまり同じシーブルーでも、胴体背面と翼の前縁は艶消しということのようです。
インターメディエイトブルーもノンスペキュラーとのことですから、主尾翼上面のセミブロス・シーブルー以外は艶消しということです。
ヘルキャットのトライカラーは、機体全面を半光沢のトップコートかけてしまいましたが、ホントは違うのですね。
例によって、コックピット、機体内部から進めます。
今回、機体内部色は、71.010 INTERIOR GREEN ジンクロではなくインテリアグリーンとしました。
こうやって、適当に塗ってしまうので、あとで結構塗りなおしたり、足りなかったり修正が必要です。