爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作(完成)

2022-05-10 14:21:01 | 1/72 Baltimore&Maryland

1/72 Martin Baltimore & Maryland 完成

 

最後にプロペラを仕上げて、

先端の黄色の警戒帯は、塗装ではなくハセガワトライツールの「曲面追従半艶シート」の橙黄色フィニッシュを貼ってみました。

非常に薄いので後からクリアコートすれば全く分かりません。

この「橙黄色」とうこうしょくと読むらしい・・・PCの辞書にはありません。

英語名は「ORANGE YELLOW」なのでそのままオレンジイエローにしてもらったほうが判りやすいのに。

 

 

 

並行して進めてきたので、2機同時に完成です。

 

Martin Baltimore Mk.Ⅴ

"B" Flight №500Sqn. RAF Italy , 1944-45, Flown by Lt. Pallett S.A.A.F,

 

Martin 167 maryland,

24 Sqn.,No.3 Wing,South African Air Force,Desert Air Force,North Africa,1941-2

以上、Martin Baltimore と Martin 167 Maryland 完成です。

 

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1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作(5)

2022-05-08 21:33:02 | 1/72 Baltimore&Maryland

1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作 続き

 

機体の塗装です

下面は、塗装指示図では Matt Azure Blue、上面が Matt Dark Earth と Matt Middle Stoneの2色迷彩

使用したのは、

・Matt Azure Blue → VICカラー MA126  RAFアズールブルー(MA126:5に対しMA002:1 ホワイトを加え)

・Matt Middle Stone → VICカラー MA127  RAFミドルストーン

・Matt Dark Earth → ファレホ 71.323 BS Dark Earth

下面を塗りクリアコートしてマスキング、上面 RAFミドルストーンを前面に塗って乾燥後、塗装説明図を拡大コピーした型紙を貼り付け、BS Dark Earthを塗装。

今回は、パネルラインシャドウは入れず、後からスモークでパネルラインや凹部にシャドウっぽくかすかに色が付く程度にアクセントをつけています。

光沢クリアーでトップコート、基本塗装終了。

 

Marylandも同様、

トップコートが乾燥したら、デカールを貼るためのガイドテープを貼ります。

実際のデカールの寸法と、塗装説明図の位置から一応計算して左右違わないようガイドテープを貼っておきます。

 

デカールを貼って、

 

Marylandも同様

 

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1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作(4)

2022-05-07 21:21:27 | 1/72 Baltimore&Maryland

1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作 続き

 

塗装前に全体にサフを吹きます。

今回は、VICカラーの PA001 水性プライマー(灰色) を使用。

若干段差が消しきれていないようですが、

 

Marylandも同様に、

 

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1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作(3)

2022-05-05 18:05:57 | 1/72 Baltimore&Maryland

1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作 続き

 

Marylandも組み立てていきます

このキットも機首の中がスカスカ、このシートも大きさと位置は多分いい加減だと思います。

社脚格納部も何もモールドなし、穴が一つ空いているだけです。

合わせ目は意外にも隙間がほとんど無く、若干パテ埋めしたくらい。

操縦席の巨大なシートが目立ちます。

 

主翼の着陸灯をUVジェルクリアで作ります。

内部をブラック、ライトをシルバーで塗り、クリアパーツを使わずUVジェルクリアを盛って硬化させます。

薄く少しずつ盛っては硬化させて、何回か繰り返して最後に余った部分を削って研磨して完成。

着陸灯は主翼両側にあるので同じ方法で。

若干隙間ができてしまったようですが結構良い感じでできてます。

 

Marylandの着陸灯も同じ方法で作ります

こちらも少し隙間ができてしまいました。

 

キャノピーを取り付けてしまいます。

下地に機内色を塗って、エポキシ接着剤で固定します。

以前使っていたクリアーボンドは、白濁しないのは良かったのですが接着力が弱い、硬化に時間がかかる、ということで不満だったのです。

エポキシ接着剤は、その都度主剤と硬化剤をまぜ合わさなければならず面倒ですが、比較的短時間で強度が出るので最近よく使います。

エポキシ接着剤が硬化したら、隙間にUVジェルクリアを流し込み、はみ出たところをふき取って紫外線で硬化させます。

UVジェルクリアが硬化したら、あとは機体と面一になるよう削って研磨して段差を無くします。

塗料の剥がれたところに機内色を塗りなおしておきます。

多少は段差が残っていますが、隙間は完全に塞いだので、これで塗料が吹き込んだりゴミや埃が入り込んでしまうことがなくなります。

胴体後部の窓も隙間が無いか確認し、マスキングしておきます。

 

Marylandも同様に。

Marylandは、機首先端が左右貼り合わせのため、合わせ目が消しきれていないのです。

強度も不足しているため、内側から補強し、透明な部分以外は表からパテ埋めしてフラットにします。

機体に取り付け、Baltimoreと同様UVジェルクリアで隙間を埋め、フラットにします。

マスキングした透明な窓の部分だけ残ってしまいましたが、そのほかの部分はフラットになっています。

機体後部下の窓にも同様に隙間を無くし、

 

 

 

 

 

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1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作(2)

2022-05-04 17:23:04 | 1/72 Baltimore&Maryland

1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作 続き

 

Baltimore と Maryland 仮組で並べてみると、

BaltimoreはMarylandの発展型として開発されたということですが、ずいぶん形が違います。

発展型というよりも全く別設計のように見えます。

 

Baltimoreには、7.7mm機銃が11丁ついていたはずですが、キットには何もそれらしいものがありません。

主翼なんでしょうか、それとも機首に集中していたのでしょうか。

Marylandには主翼にそれらしい機銃口らしき穴がいくつか開いているので、やはり主翼かもしれません。

機首は寸法的にはピッタリしていますが、窓枠のモールドが怪しいですね。

尾翼は可動式ではなく貼り合わせる時に挟み込む形、隙間だらけでグラグラするし意外に厄介。

後部銃座は回転するようにはなっていますが、とてもこのままでは回りません。

あちこち削って胴体貼り合わせ部分が膨らまないように。

透明度が非常に悪いので中が全く見えません。

胴体下面の窓もUVクリアジェルで合わせ目を整形します。

主脚は可動式(?)らしいのですが、グラグラしてこのままでは話にならないので塗装後は固定させます。

胴体を貼り合わせ、主翼、カウリングを取り付けて固定

コックピットと機首の中がスカスカです。

エンジンは、シルバーで塗った後にブラックで墨入れ、AKインタラクティブの WASH Aircraft Engine で少し汚して簡単に完成。

胴体後部下の窓は、UVクリアジェルで合わせ目に隙間が無いよう整形して固定

尾翼は大きな隙間が無いように固定したつもりでしたが、結構隙間が目立ちます。

 

 

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1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作(1)

2022-05-03 16:30:53 | 1/72 Baltimore&Maryland

1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作

 

NOVO Aircraft Kits 1/72 Martin Baltimore Medium Bomber /made in USSR

Frog 1/72 Martin Maryland 167 Reconnaissance Bomber/made in England by ROVEX Models and Hobbies

この2機を作ります

どちらも相当に古いキットで、箱の痛みとパーツのバリ・歪みが酷い代物です。

 

Martin Baltimoreから

デカールは使用できるかどうか不明

塗装説明図は箱の裏面に小さく(一応カラーですが)書かれています。

NOVOはイギリスのメーカーですが、箱には MADE IN USSR となっているので、旧ソ連で成形、イギリスで説明書とデカールを付けてパッケージングされたキットのようです。

wikiによると1979年にNOVOは解散とありますから、それ以前の製品ということになります。

ちなみに説明書にも箱にもロシア文字はありません。

パーツはバリだらけ、羽付き餃子のような代物です。

クリアパーツは酷い状態です。後部銃座のカバーなどは傷だらけで中が見えません。

「品質管理」などという概念は無かったのでしょうね。作れば良い、という感じ。

未開封だったにもかかわらず、パーツがいくつか欠品しています。

カウリングの半分、主脚柱が1本、他にもあるかもしれません。

しょうがないので、もう1セット入手してニコイチとします。

 

コックピットから、といきたいところですが、シートが一つ床板についているだけで他には何もありません。

なのでこれ以上手を加えずさっさと終わらせて機体の組み立てに進みます。

 

機体側面に窓が一つあります。

クリアパーツが付いているのですが、透明度は悪いし傷だらけ厚みも適当な代物なので、使うのをあきらめ、UVジェルクリアを使ってみることにします。

紫外線硬化のクリアー樹脂です。

内側から透明な薄いアクリル板をエポキシ接着剤で固定し、外側にジェルクリアーを枠内に少し盛り上がる程度に多めに流し込んで、硬化させます。

あとは平らになるよう少しずつ削って最後にセラミックコンパウンドで磨いて透明な窓に仕上げます。

時間と手間はかかりますが、いい加減なクリアパーツを使って残念な結果になるよりはずっと良いと思います。

 

仮組してみます

結局後から入手したキットのぱーつのほうが歪みとバリが少ないので、主に採用。

最初の白っぽい素材のパーツは尾翼と主脚部分に一部使用しただけでした。

仮組段階では大きな歪みはありません。

パネルラインは相当にいい加減です。恐らく実機とは全く違うのでしょうが手元に図面も無いし、NETで探してもよく見つからなかったので諦めて、このまま凸から凹へ彫りなおします。

 

Frog製の Martin Marylandも並行して製作します。

Frog倒産→NOVO ですから、Baltimore よりもっと古いキットということになります。

比較的初期の製品のようで、バリは少なく見た目は悪くありません。

この機体も側面の窓があります。

Baltimoreと同じようにUVジェルクリアSで「透明な窓」を作ります。

 

仮組してみると、

以外にもキャノピーと機体の隙間は少なく、あまり手をかけなくても良さそうです。

機首先端のクリアパーツが左右貼り合わせなので、工夫が必要です。

 

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