爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 ファインモールド 神風号

2021-08-28 16:55:18 | 1/48 神風号

1/48 ファインモールド 神風号 製作

 

1/72に引き続き、1/48の神風号です

ファインモールドの製品です。

マニア社の1/72のキットのようにデカールの品質で悩む必要はありません。

塗装パターンが2種類ありますが、復路の尾翼に描かれた東京ーロンドン間の記録があるかないかだけの違いです

キャノピーは、後の97司偵と違って背の低いタイプが付いているようです。

胴体側面の窓の形状も若干違います

 

やはりコックピットから始めます。

機内色の指示は、ネービーブルーまたはコックピット色(三菱系)となっています。

この2色ずいぶん違うではないかと思いますが、資料が残っていないのでしょうか。

おそらく関係者(故人?)の記憶だけなのでしょう。

という訳で、三菱製の機体なのでコックピット色(三菱系)にします。

使ったのは、VICカラーのMA045 コックピット色(三菱系)

シートベルトは、余りものの「紙創り Fiber Material Feeling Part」の1/48 Japanese Aircraft Standard Seat belt

以前日本機を作ったときの余りものです。

計器パネルはブラックを塗ったパネルにデカールを貼ります。

その他の通信機などのパーツはほぼブラックかシルバー

操縦席を囲む籠のようなかたちになります。

 

いつものように、光沢クリアーをかけて墨入れ、ドライブラシ、ウォッシング、最後につや消しクリアーをかけて出来上がりです。

後席のシートベルトは、操縦席とは違って「紙創り Fiber Material Feeling Part」のScale 1/48 Airplane  Seat belt、

商品名が微妙に違いますが、やはり一般的な日本機用のシートベルトです。

色が若干薄くなってバックルなどの金具の形も違います。

両側面のを床板に取り付けて籠の状態にしてから胴体に接着、となっていましたが、そのやりかただと上部に隙間ができてしまうので、あらかじめ胴体側面に取り付けてから操縦席を固定します。

戦闘に使われた機体ではないので、それほど汚くはないだろうと思い、汚しは控えめにしています。

 

胴体を貼り合わせて整形します。

さすがに国産メーカーだけあってほとんど修正なしで綺麗な士の字になります。

主翼の上反角もちゃんとついています。

ほとんどストレスなくここまで組みあがりました。

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1/72 神風&あさかぜ(完成)

2021-08-21 21:11:41 | 1/72 神風号

1/72 マニア 神風&LS あさかぜ  完成

 

マニア製 神風号から

 

あさかぜ号

 

2機揃って

1/72 マニア社製 神風号(J-BAAI)、1/72 LS社製 あさかぜ号(J-BAAL) 完成です

 

 

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1/72 神風&あさかぜ(その3)

2021-08-21 09:05:49 | 1/72 神風号

1/72 マニア 神風&LS あさかぜ 製作

 

機体の塗装です

使ったのは、ファレホ METAL COLOR 77.724 Silver、以前製作したRYAN PT-20 Trainerの時に使って以来出番の無かったものです。

粒子が非常に細かいのが特徴です。

神風号から。

次はあさかぜ号

 

デカールですが、LSのキットからできるだけ流用して、マニアのデカールは極力使わないようやり繰りした結果、

神風号の胴体側面の朝日新聞社旗と「J-BAAI」だけはどうしても使わざるを得ません。

黄ばんでいるのがわかりますが、余白を残さないようぎりぎりまで切り出すのも危険なので、このまま貼ってしまうことにします。

 

光の当て加減でやや黄ばんでいるのがわかりますが、このまま進めます。

アンテナ支柱は0.8mmの真鍮棒を先端削って作り直し、ストレッチリギングを張っています。

全体を光沢クリアーでコートして、一応墨入れもしました。

濃いグレーでいつもより丁寧に拭き取り、ほとんど残っていないくらいに。

仕上げをどうしようかと。

光沢クリアーではピッカピカになってオモチャのようになるのも嫌だし、軍用機ではないのだからつや消しではないだろうし、やはり半艶でしょうか。

エンジンとカウリングを取り付けて、半艶のクリアーで全体をコート、あとはマスキングを剥がせば出来上がりです。

 

 

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1/72 神風&あさかぜ(その2)

2021-08-21 00:34:33 | 1/72 神風号

1/72 マニア 神風&LS あさかぜ 製作

 

マニア製キットの主翼のコードを描きます。

デカールをコピーしてマスキングシートを切りだします。

マニア社製キットを神風号、LS社製キットはあさかぜ号にします。

切り出しは、「J」と「B」のカーブの部分がちょっと難しく、他はほぼ直線なので何とかなりました。

貼り付ける場所は適当という訳にはいかないので、ガイドテープを貼って位置を規制します。

マスキングテープを貼ったり剥がしたりしているため、かなりサフが剥がれて下地が見えてしまっています。

裏面も同様に、

尾翼の「J」は、大きいほうが楽に切りだせるのに、小さい「J」は難しいですね。

LSのキットのデカールは十分使えそうなので、あさかぜ号にはデカール対応とします。

操縦席を中心に機首までブルーを塗っていきます。

使ったのは、タミヤアクリルのX-3 ロイヤルブルー。

FS15050の近似色ということらしいです。

ブルーの部分を丁寧にマスキングして、全体塗装の準備です。

機首にかけてのラインが難しい。

今回は、2機とも主脚を取り付けています。

一緒に塗装したほうが楽ですし、なにより接着部分が後付けで汚くなってしまうと修正できなくなることがありますから。

 

 

 

 

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1/72 神風&あさかぜ(その1)

2021-08-19 22:43:45 | 1/72 神風号

1/72 マニア 神風&LS あさかぜ 製作

 

97司偵に引き続き、旧マニア社の神風号を作ります。

例によって、50年近く前のキットのため、デカールが黄色く変色していて、銀色の機体にはちょっと使えそうもない状態です。

デカールを流用する目的でLSのキットを安く手に入れたのですが、それぞれ2機体分(神風号とあさかぜ号)のデカールが入っているため、2機製作することにしました。

 

マニアのキットには、綺麗なカラー図が付いています。

デカールは、Liquid Decal Filmを使えば何とか貼り付けることはできそうですが、黄色く変色した部分はどうしようもありません。

余白をぎりぎりまで切り離してやってみますが。

 

LSのキットは保管状態がよかったのか、ほとんど劣化は見られません。

マニアのキットにこだわらなければ最初からこちらのほうが良かったかもしれません。

 

例によってコックピットから。

写真左上がLS製、右下がマニア製、同じ機体なのにこんなに違います。

機内色は、青竹色とかグレーとか指示されていましたが、三菱製なので、AKインタラクティブの「RC306 IJN MITSUBISHI INTERIOR GREEN」を使っています。

シートベルトは、ファインモールドの1/72 日本陸軍機用

 

胴体下の窓のクリアパーツは、片側に接着してから胴体を貼り合わせるようになっていますが、これでは後で絶対に引っ込んでしまいます。

 

キャノピーは、市販のマスキングシートを使ってみましたが、どうも窓のサイズが小さく、貼り終わった感じが違和感があったので、窓枠のラインを無視して大きめにマスキングテープを切りだして、貼り付けています。

97司偵の時も同じようにやや大きめにしていました。

実機の写真を見てもこのぐらい大きな窓で視界を確保しているようです。

 

マニア、LS どちらも大きなゆがみも無く、ほとんど合わせ目の処理不要です。

失礼ながら、LSのキットを少し馬鹿にしていましたが、結構良いキットだと思います。

エンジンの取り付け部分の違いのみでほぼ同じ

 

デカールが劣化しているので、主翼下面に描かれている朝日新聞社旗は塗装で挑戦です。

機体を銀色で塗装するため、黒サフを前面に吹いておきます。

翼端部を赤で塗って、丸と放射状に切り出したマスキングテープを貼っていきます。

LSのデカールは使えないことは無かったのですが、2機出来上がりをそろえるため塗装にしました。

デカールをカラーコピーし、表面にクリアコートしてマスキングテープを直接貼り、デザインナイフで切り出していきます。

放射状の部分の間隔は最後には等間隔になるよう微調整が必要です。

次にホワイトで塗って乾燥後マスキングテープを剥がせば朝日新聞社旗の完成。

意外に簡単にできました。

もう一つ難関、主翼の文字(J-B、AAI)が待っています。

 

 

 

 

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1/72 Airfix Handley Page Hampden

2021-08-19 22:31:37 | 1/72 Hampden

1/72 Airfix Handley Page Hampden

 

過去の製作機体のため完成写真のみです。

機内色は、ファレホ 71.126 IDFグリーン

機体上面は、71.324 BS Dark Green、71.323 BS Dark Earth の2色迷彩

機体下面は、Night(71.057 Black+71.004 Blue)

デカールは劣化が激しく、ラウンデルのみ塗装、部隊コード、機体コードは市販のデカールを使用。

 

 

 

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1/72 Miles Master Advanced trainer

2021-08-19 22:19:13 | 1/72 Miles Master

1/72 NOVO Aircraft Kits Miles Master Advanced trainer

 

過去の製作機体のため完成写真のみです。

機内色は、ファレホ 71.126 IDFグリーン

機体上面は、71.324 BS Dark Green、71.323 BS Dark Earth の2色迷彩

機体下面は、71.002 Medium Yellow

デカールは劣化が激しく、ラウンデルのみ塗装、部隊コード、機体コードはなんとかキットのデカールを使用。

下面の機体コードはうっかり両翼同じ向きに貼ってしまいました。

 

 

 

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1/72 Airfix Avro Anson

2021-08-19 22:00:21 | 1/72 Anson

1/72 Airfix Avro Anson 

過去に製作した機体のため、完成写真のみです。

機内色は、ファレホ 71.126 IDFグリーン

機体上面は、71.324 BS Dark Green、71.323 BS Dark Earth の2色迷彩

機体下面は、70.885 Pastel Green

デカールは劣化のため使い物にならず、ラウンデルは塗装、部隊コードは市販のデカールを使用しています。

 

 

 

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1/72 Hasegawa 97司偵 完成

2021-08-18 20:35:18 | 1/72 九七式司偵

1/72 Hasegawa 97司偵 完成です

エンジン、カウリング、プロペラを付けて、光沢クリアーで保護して、デカールを貼ります。

デカールは、キット付属のものは使い物にならないので、RISING DECALを購入しています。

独立飛行第16中隊の機体とされていますが、詳細な資料は無いようです。

モデルアートプロフィールに写真が掲載されていて、機体の矢印と機首付近の漢字らしきものがわかる程度の代物です。

恐らくこの写真を参考に製作したものと思われますが、よくこんな不鮮明な写真1枚で製品化しますね。

「仁之功風」? 意味が分かりません。

地味な塗装の多いこの機体、珍しく派手なマーキングで変わってて良いのではないでしょうか

 

墨入れ、つや消しクリアーでトップコートして、キャノピーのマスキングを剥がして完成です。

評判通り、50年近く前のキットとは思えない精度の高いものでした。

バリも少なく、歪みや反りもなく、コックピットもそれなりに細かいモールドで、金型を引き継いだハセガワも手直し無しでそのまま自社ブランドで販売できたのでしょう。

1/72 ハセガワ(旧マニア)97司偵完成です。

 

 

 

 

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1/72 Hasegawa 97司偵

2021-08-13 20:21:03 | 1/72 九七式司偵

1/72 Hasegawa 97司偵 製作

 

突然ですが、日本機です。

たまたま旧マニア社の製品がいくつか入手できたので、バトルオブブリテンの途中ですが日本機を幾つか製作することにします。

Hasegawaのパッケージになっていますが、金型は旧マニア社から引き継いだようです。

この地味な箱は何かの限定パッケージなんでしょうか。

バリも少なく、浅い凹モールド、部品数も少なく組み立ては楽そうです。

透明パーツには若干傷がついていてあまり透明度は高くありません。

デカールは何とか使えそうですが、他に市販されていないか探してみることにします。

塗装のパターンを見ても地味な明灰白色一色が多いので、迷彩塗装にしてみたいと思います。

 

例によってコックピットから。

機内色の指定は青竹色、床板はウッドブラウン、シートはレッドブラウンとなっていますが、無視して三菱系の機内色にします。

特に理由はありません、塗り終わってからこの色指定に気が付いたので。

機内色は、最近出番の無かったAKインタラクティブの「RC306 三菱系インテリアグリーン」です。

写真ではちょっと黄色味がかかっていますが、実際にはグリーンが強い色となっています。

シートベルトは面倒なので付けませんでした。

適当に機内の部品類を塗り分けて、軽く汚しています。

最後に艶消しクリアーを吹いて終了。

 

というわけで、機体の合わせ目に苦労することも無く、一気にこの状態

エンジンの後ろは塗る必要は無かったのですが、何か勘違いをして機内色を塗っています。

プロペラを後で付ける関係でエンジンは仮止めです。

エンジンと排気管はAKインタラクティブのWASHで遠慮がちに汚しています。

ループアンテナなどを取り付けて、この部分も青竹色の指定ですが、防眩用に黒で塗っておきます。

 

キャノピーは、マスキングテープを窓の大きさに合わせて切りだして貼っています。

サフを軽く吹いたあと、ガンダムマーカーのブラックでパネルラインにシャドウを入れておきます。

小さい機体で持つところが無いので、機首に穴をあけて、適当な真鍮棒を突っ込んで持ち手にしています。

迷彩色は、濃緑色と茶色+黒の2色、資料によると中国大陸の部隊でははっきりとした色の指定が無く、パターンも決まっていなかった、らしいので、適当な色で塗ってしまいます。

濃緑色はタミヤアクリルの XF-13 濃緑色、茶色は XF-64 レッドブラウン を使うことにしました。

レッドブラウンで大まかに塗り、いつものひっつき虫と細かく切ったマスキングテープでマスキングをします。

一応、パネルラインにシャドウを入れているので褪色塗装のつもりでグラデーションを作りながら塗っていきます。

同じようにして濃緑色

 

迷彩塗装が終わってこんな感じ

やはりレッドブラウンは赤が強かったようです。

ちょっとイメージと違います。

 

 

 

 

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