トップコートで失敗した52丙型、何とか復旧させることができないかやってみました。
胴体の真ん中についてしまったシミのような垂れたような痕、これを再塗装します。
もう一度機体上面色でサッと塗りなおして終了。
白濁のひどかったプロペラとカウリング、尾翼を復旧します。
マスキングしてそれぞれもう一回塗り直し
ということで、何とか復旧しましたが、やはり一度ケチの付いた機体、あきらめて実験台になってもらいます。
缶スプレーのトップコートは在庫含めて処分しました。
その代わり、ファレホのバーニッシュを使ってみます。
26.651 Matt Varnish と 26.652 Satin Varnish
塗ってみた感じではやはりMattのほうが少し落ち着いた艶消しっぽい半光沢で、今までの水性トップコートよりいいかもしれません。
このMatt Varnish、ドロッとしていてかなり薄めないとエアブラシで使えません。
71.462 AIRBRUSH FLOW IMPROVER と 71.061 AIRBRUSH THINNERを加えて濃度を色々試してみた結果、ノズル詰まりもなく、吹きやすいのは、
Matt Varnish : FLOW IMPROVER : THINNER
1 : 3 : 2
と言う訳で5倍くらいに薄めないととてもエアブラシで吹けません。
今までのアクリル塗料の上にエナメル塗料で墨入れを行うというのが、ファレホの場合できません。
何度かやってみましたが、ファレホの塗膜が完全に硬化していても、エナメル系のスミ入れ塗料を塗ると、ボロボロになってはがれてきます。
なので、ファレホの MODEL WASHを使って、水でふき取るというのを実験台の機体で試行錯誤中。