爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 流星改「フォールディングウィング」その5

2020-04-30 00:31:16 | 1/48 流星改

1/48 ハセガワ 流星改「フォールディングウィング」続き

 

アンテナ支柱がなんとも頼りないものだったので、真鍮線で作り直しました。

1.5mmの真鍮角棒を削り出してそれらしく。

上手く直角が出ていないところもありますが、それらしくできたので採用。

 

カウルフラップの開閉どちらかを選べるので、最初「開」状態を選んでいましたが、ちょっと開きすぎ、中が丸見えです。

なんとなく気持ち悪いので、「閉」状態に急遽変更。

やはりこちらのほうが落ち着きます。

キャノピーを固定して機体の塗装をする前に、操縦席の九式射爆照準器を完成してしまいます。

透明パーツがあるので、一応資料などを参考に塗り分け、ファインモールドの日本陸海軍機用照準リングセットのリングを取り付けます。

キットの説明書にはあまり細かい説明はなく、この辺に取り付け、ぐらいしか分かりません。

少しリングの位置が下すぎるような気もしますが。

 

一応操縦席まわりの小物、アンテナ支柱とその根元の羅針儀改一、ループアンテナとその後ろに「三式一号射爆照準器用管制器」をそれらしく付け、13mm旋回機銃にエッチングパーツの弾帯も付けて、ほぼ完成。

この辺は詳しい資料が無いので、これ幸いとばかりに好きなように作ってます。

 

カウリングの空気取り入れ口が塞がっているので、開口しておきます。

0.5mmぐらいの小さな穴をいくつか開けて、カッターで長穴にして削って成型します。

結構時間がかかってます。

 

九一式魚雷のシルバーは、ファレホ METAL COLOR の77.724 Silverを使ってます。

仕上げにMETAL VARNISH 77.657 GLOSS VARNISHでコーティングしています。

これに先頭部分のブラックを塗れば魚雷完成

 

 

 

 

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1/48 流星改「フォールディングウィング」その4

2020-04-16 00:22:07 | 1/48 流星改

1/48 ハセガワ 流星改「フォールディングウィング」続き

 

このフォールディングウィングキット、主翼折り畳み部分のパーツは付属していますが、主翼そのものは伸ばした状態です。

ですから、自分で切断しなければなりません。

そのためにエッチングソー、のこぎりがついてます。

この大きいやつです。

使ってみるとこの大きさが大事なのが分かります。

大きくて持ちやすい。

きれいに切れたと思います。

 

魚雷を作ってしまいます。

エッチングパーツに尾部の安定板があったので何も考えずにパーツをカットして、そこで気が付きました。

安定板として、木製の框板がこの後ろに付くのです。

Eduardはそんな細かいところまで知らなかったんでしょう。

魚雷なんてみんな同じだと思ったんでしょうね。

このままだと、薄いエッチングパーツと分厚い(約1mmあります)キットのパーツで組み合わせなければなりません。

というわけで、透明な薄いプラ板で同じようなものを作ってみました。

成形に手間取ったものの何とかでっち上げて、

これにエッチングパーツのスクリューを付ければそれらしくなるでしょう。

框板は木製なのでそれっぽく塗装する必要があります。

 

わき道にそれましたが、主翼を付けてしまいます。

切断した主翼を上下貼り合わせ、胴体に仮組してみると、見事に隙間が空いてます。

中で何か干渉して真っすぐ入りません。

何とか押し付けて固定すれば付きそうです。

 

固定するまで、残っていたエンジンを。

プラグコードにはオレンジブラウンを塗り、シルバーでアクセントをつけて、AK2033 ENGINE&TURBINES WASHで全体を汚してみましたが、ちょっと汚いエンジンになってしまった。

 

 

 

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1/48 流星改「フォールディングウィング」その3

2020-04-14 14:00:22 | 1/48 流星改

1/48 ハセガワ 流星改「フォールディングウィング」続き

 

エッチングパーツ19番を何とかしようと考えながら、エンジンを片付けます。

71.073 BLACK METALで塗り、ニュートラルグレーでドライブラシをかけ、AK2033 ENGINE&TURBINES WASHで軽くウォッシングしておきます。

エンジンのパイピングには、エッチングパーツを使います。

エッチングパーツにプライマーを塗って、でもいいのですが、これも昔に買ったのを思い出して、AKインタラクティブの、BRASS PHOTOETCH BURNISHINGを使います。

AKインタラクティブのツールは、How to~資料が揃っているので大体の使い方はわかります。

ただ大雑把に書いているので、このPHOTOETCH BURNISHINGも何分ぐらい浸けておけばいいのか分かりません。

数分としか書いてないのですが、適当に黒くなってくれました。

酸化させるので、水洗いをして水気をとってから取り付けます。

パイプの長さは測ったようにぴったりで、うまい具合に収まりました。

細くて殆ど見えませんが。

 

 

 

 

 

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1/48 流星改「フォールディングウィング」その2

2020-04-13 20:27:12 | 1/48 流星改

1/48 ハセガワ 流星改「フォールディングウィング」続き

機体に組み込んでみると

既に細かいパーツを飛ばしてしまって、プラバンやジャンクパーツから流用したり作り直したりしています。

ちょっと見た目では分かりません。

ここで大きな問題が。

前席と後席の間、ループアンテナや支柱がついている箇所をエッチングパーツで置き換えます。

一段高くなっている部分を削り落とし、エッチングパーツの1番を貼り付けるのですが、その上に付ける19番とキットのパーツQ22の位置が分かりません。

エッチングパーツの説明書には、19番を箱型に折り曲げてその上にQ22を付け、プレート1番の前方付近に付けるようになっています。

キットの説明書では、アンテナ支柱の後方にQ22を取り付けるように描かれています。

詳しい資料を見ると、エッチングパーツの19番は、「三式一号射爆照準器用管制器」でアンテナ支柱の前に設置、Q22は「羅針儀改一」、アンテナ支柱の後ろについてます。

(イラストで見る日本陸海軍機大図鑑/MODEL ART P151) 

Eduardの説明図が間違っているようです。ハセガワが正解。

ということは、エッチングパーツの19番は上面が空いてしまうのでプラバンなどでかぶせて箱の形にしなければなりません。(付けなくてもいいんですが)

一段高くなっている箇所も削り落とす必要がなかったかもしれません。1番のプレートを使わずに、19番の箱(写真のループアンテナの右側の金色のパーツ)を加工して付ければ済んだかもしれないのです。

アンテナ支柱も細く頼りないので真鍮線で作り直します。

まあ何とかなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

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1/48 流星改「フォールディングウィング」その1

2020-04-12 12:32:27 | 1/48 流星改

1/48 ハセガワ 流星改「フォールディングウィング」

 

翼を折りたたんだフォールディングウィングのキットです。

資料が極端に少ないため、集めるのに苦労します。

文林堂の世界の傑作機シリーズにも出ていません。

終戦まで110機程度しか作られず、戦果もほとんどないので致し方ないのかもしれません。

沈没前の信濃で離着艦実験が行われたとらしいというぐらいで、艦上攻撃機なのに空母搭載機としての運用が全くされなかったのも悲しい。

 

いつものようにコックピットから作っていきます。

あまりパーツ数は多くありませんので、組み立て自体はサクサクと進みます。

後部座席が左右に分割されていて、合わせ目を消すのにちょっと大変でした。

 

今回は、機内色に、AK インタラクティブのリアルカラーを使ってみます。

左側が RC307 IJN M3(N) NAKAJIMA INTERIOR GREEN 中島系機内色、真ん中が RC306 IJN M3(N) MITSUBISHI INTERIOR GREEN 三菱系機内色、右側が米軍機用機内色に使ったことのあるファレホ 71.010 INTERIOR GREEN

Mrカラーの日本機用機内色とはずいぶん違うようですが、今回は三菱系機内色のRC306を使ってみます。

黄色味が強いですかね。

計器パネルは、つや消しブラックを塗った後に付属のデカールを貼ってます。下のモールドそのままなので、マークソフター(ハード)を数回塗っては乾かし・・の繰り返しで何とか密着できました。

丸い計器にグロスバーニッシュを垂らして光沢を与えて完成。

側面の計器類は、黒ではなく暗緑色だ、という説明もどこかにありましたが黒で塗ってしまいました。

シートベルトも付け方がイマイチ不明のため、他の日本機同様につけてます。

シートベルトは、WAKO 紙創りFiber MaterialからJapanese Aircraft Standard seat belt for 4planes、紙製なので加工も塗装も楽です。

Eduardのエッチングパーツを昔購入していたことを忘れて、終わってから気が付きましたが、作り直すのも面倒なので使えるところだけ使ってみます。

グロスバーニッシュを吹いて、ウォッシングをかけて汚してみました。

今回もウォッシングは、AKインタラクティブのAK045 enamel WASH Dark Brown、拭き取りは、AK011 WHITE SPIRIT、最後につや消し(MATT)バーニッシュを吹いて完成

WHITE SPIRITで拭き取っていると、塗装したリアルカラーがどんどん剥げてきます。ファレホと違って塗膜が丈夫ではないようで、もう少し厚めにグロスバーニッシュを吹いておいたほうがいいかもしれません。

ただ、ライトグレーでドライブラシをかけるつもりが、いい感じで剥げてくれたのでうまく使えば楽かもしれません。

計器類の塗り分けも資料不足でほとんどわかりませんので、好きなように塗ってます。

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その20

2020-04-10 21:12:56 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 雷電 3機量産完了、完成

 

最後につや消しトップコートをかけて、キャノピーのマスキングを外せば完成です。

 

タミヤ製21型

第352海軍航空隊 青木義博予備中尉機 昭和20年鹿屋基地

 

 

 

ハセガワ製21型

第302海軍航空隊第1飛行隊(斜め銃装備)

 

 

 

ハセガワ製33型

第332海軍航空隊 鳴尾基地

 

 

何とか3機完成できました。

いつものように失敗の連続、リカバリの連続でしたが退色表現は結構決まった感じがします。

国籍マーク、日の丸の白フチが若干大きいような気がしますが、実機の写真を見るとばらつきがあってこれでもいいのかなと思っています。

残念なのはキャノピー、内側に塗料やボンドが回り込んで取れません。

マスキングテープを剥がしてみないと判らないので慎重に作業したつもりでしたが、やっぱりというか、予想の範囲内でしたが、出てしまいました。

とにかく雷電完成です。

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その19

2020-04-09 23:39:40 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 雷電 3機量産中

 

つや消しトップコートに、試しにAKインタラクティブのリアルカラーを使ってみます。

「Flat Varnish」とリアルカラーシンナーです。

このリアルカラー、10mlで400円ですからかなり割高。

高い割には、使ってみた感じはイマイチでした。

ファレホのMatt Varnishのようなつや消しにはならず半光沢でした。

というわけで、結局ファレホのMatt Varnishを全面に吹いて、塗装終了です。

 

タミヤ製21型

 

ハセガワ製21型

 

ハセガワ製33型

今回は退色表現がちゃんと残っているのです。

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その18

2020-04-08 23:09:02 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 雷電 3機量産中

アンテナ線の張り直しです。

銅線で作った輪が大きすぎてダメでした。

何とか工夫して作り直してみたのが、

試行錯誤を繰り返しながら十数本作って、程度のいいものを取り付けていますが、まだ大きいようです。

これが限界。

 

主脚、尾輪、プロペラを取り付け、小さなパーツもほとんど付け終わり。

ピトー管と主翼の20mm機銃は、真鍮線0.3mmと真鍮パイプ0.8mmで作り直してます。

翼端灯は、タミヤ21型のみ、ハセガワトライツールの曲面追従透明シートのクリアーブルーとクリアーレッドです。

ハセガワ製2機は、クリアパーツが用意されているので、そのまま使います。

この後は、つや消しトップコートを吹いて、キャノピーのマスキングを剥がせば完成、となるはずです。

 

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その17

2020-04-07 22:14:21 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 雷電 3機量産中

3機とも、剥がれ、はみ出しの修正を終わり、デカールを貼ります。

タミヤ製21型

 

ハセガワセ21型(斜め銃装備・・・まだ付けてませんが)

ハセガワ製33型

塗装の修正箇所が、パネル単位に塗りなおしたため、うまい具合にコントラストがついて意外にいいかもしれません。

 

墨入れです。

ハセガワ製33型の機体下面には、AKインタラクティブのPANELINER  White And Winter Camouflageを使いました。ブラウン系です。

ちなみに、タミヤ製の21型下面には、Mr.ウェザリングカラー WC06 マルチグレー

ハセガワ製21型の下面には、タミヤ PANEL LINE ACCENT COLOR DARK GRAYを使ってみました。

どれも専用の溶剤やうすめ液があるので、それで拭き取ります。

下面の明灰白色には、グレー系のほうがいいような感じです。

 

上面は、AKインタラクティブ PANELINER Brown And Green Camouflage

これもブラウン系、オリーブグリーンの機体にはブラックよりいいような気がします。

 

アンテナ線の張り方で、タミヤの説明書にあるような、支柱の先端と根本に両方入っている張り方をどうやってやろうか考えてましたが、尾翼上端に、先端に小さな輪を作った銅線を埋め込んでみることにしました。

写真のは、先端の輪が少し大きくて、目立ちすぎるので結局は作り直してます。

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その16

2020-04-06 21:56:26 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 雷電 3機量産中

 

タミヤ製21型は、稲妻マークで有名な第352海軍航空隊 青木中尉機にするので、主翼フィレット部に塗装の剥げて下地の銀色がでているのを再現します。

このために手間暇かけてMrシリコーンバリアーを塗って余計な塗膜が剥がれないよう注意しながらやってきたのでした。

今回は前回の失敗に懲りて、必要最小限のパネルにしか塗っていません。

カッターの先で少しづつオリーブグリーンの塗膜をはがしてそれらしくしていきます。

実機の写真を見ても、撮影時期によって剥がれ方が違うようなので適当です。

この後、剥がれたところ、はみ出しを修正してデカールを貼ります。

 

ハセガワ製21型は、胴体側面から斜め銃が出ているので、その部分のパネルを銀塗装。

こんな小さな面積を塗るのに機体全体をマスキングしてます。

隙間に吹き込んでしまうと、特に銀色は後が厄介なので。

 

 

 

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