胴体後部の尾翼廻りのメタリック部分の塗装です
塗装というよりいかに焼けた感じをだすかという汚しになります
ファレホのMETAL COLOR 77.723 Exhaust Manifold を全体に塗り、0.4mmと1.5mmの細切りマスキングテープで等間隔になるよう貼っていきます
後部の1.5mmは本当はあまり等間隔にならないようにしたほうが良いのかもしれません

シルバーで塗ってマスキングテープを剥がし、クリアブルーをムラになるよう適当に吹きます

その後、クリアオレンジ、スモーク、チタンゴールドを使ってそれらしくなるよう仕上げます
今回使ったのがこちら

何回か色を重ねていくと良い感じになるようです

機体の塗装に移ります
全体にタイヤブラックでパネルラインプリシェイドを入れます

残っていた射出座席の塗装を仕上げます
ファインモールドのシートベルトを塗装して取り付けます
イジェクションハンドルは黄と黒で塗り分けるため若干大き目のキットのパーツを使うことにします(ファインモールドのは少々小さくて塗り分けは困難なため)


全体にタミヤスミ入れ塗料のダークグレイで軽くウォッシングします

キャノピーはいつものマスキング販売さんのF-4用

正面風防の防弾ガラス部分は、タミヤアクリルのクリアブルーを薄く何回かに分けて吹いて、その後マスキングします


教科書(F-4ファントムⅡ製作完全ガイド)に従い、機体の塗装を行いました
上面はグレーFS36320の近似色、ファレホ 71.120 Dark Ghost Grey、下面はグレーFS36375の近似色、ファレホ 71.046 Pale Blue Greyを使います
教科書通りに塗っていくこととし、上下面にDark Ghost Greyをパネルラインを残しつつ薄めに吹いていきます
下面も同じように塗ってしまいます

水平尾翼も先端部分を塗って
胴体側付け根部分は焼鉄色の指定なのでマスキングしておきます

水平尾翼内側も金属質感を出すためにマスキングして塗り分けます
マスキングを剥がして一応出来上がり

次は制空迷彩の2色目、グレーFS36375、Pale Blue Greyですが、教科書によると薄めたグレーFS36375で迷彩の境界線アウトラインを筆で描いて、とあります
前作ハセガワのキットではその通りやってみた結果残ってしまい境界線どおりに塗れなかったということがありました
そのため今回は最初からフリーハンドで塗ってしまいます
下面は下地を残すように薄く

一応規定はあるようですが現地でフリーハンドで吹いているようなので厳密には同じでないとのことです

機首レドームの塗装です
パーツの分割線より若干前よりに塗り分けラインがくるようにマスキングします
レドームには、VICカラーのカウリング色(三菱系)を使ってみました
WWⅡ用の塗色ですが、若干の青味がかかっているようなので真っ黒より良いかと思います
レドーム先端のピトー管はここで取り付けていますが途中で取り外しています

レドームの塗装終了、これで基本的な機体の塗装は出来たことになります
写真にはありませんが、垂直尾翼も同様に塗装してあります
