いよいよ最後。
トップコートは、半光沢のファレホ MECHA VARNISH 26.703 SATIN VARNISH です。
AIRBRUSH FLOW IMPROVERでかなり薄めないと、エアブラシのノズルがすぐに詰まってしまい大変です。
主脚、プロペラ、増槽、爆弾を付けて、やっと完成しました。
よく見ると、あちこち傷や汚れ、はみ出しがあります。
時間をかけて苦労したわりには、ちょっと残念な出来でした。
以上で、F6F-3 ヘルキャット完成です。
いよいよ最後。
トップコートは、半光沢のファレホ MECHA VARNISH 26.703 SATIN VARNISH です。
AIRBRUSH FLOW IMPROVERでかなり薄めないと、エアブラシのノズルがすぐに詰まってしまい大変です。
主脚、プロペラ、増槽、爆弾を付けて、やっと完成しました。
よく見ると、あちこち傷や汚れ、はみ出しがあります。
時間をかけて苦労したわりには、ちょっと残念な出来でした。
以上で、F6F-3 ヘルキャット完成です。
ヘルキャットもそろそろ完成に近づいてきました。
墨入れをしてみます。
下面はINSIGNIA WHITEなので、このままでは雰囲気が出ません。
色々試行錯誤を繰り返した結果、ファレホで塗装した機体には、Mr.ウェザリングマスターを薄めて流し込むのが良いようです。
面相筆でラインに少しづつ流し込んでいきます。
当然はみ出したり、しみ込んで広がったりしますが、うすめ液やシンナーでふき取ることができないので、乾いてから3000番~4000番くらいの目の細かいペーパーで擦り取ってしまいます。
はみ出して汚いですが、
何とかきれいに仕上がりました。
上面の暗い色の部分も同様です。下の塗膜を削らないように軽く擦り取ります。
下面の排気口の汚しを忘れていました。
ここはエアブラシではなく、パステルを使ってます。
グレーとダークブラウン、ブラックのパステルを削って粉末状にして、筆で少しづつ擦り付けていきます。
煤けたような感じに仕上がり、しかもお手軽です。
デカールも貼り終わり、墨入れと中途半端ですが若干の汚しも加えて、次はいよいよアンテナ線を張ります。
アンテナ線は、いつもの MODELKASTEN ステレッチリギング 0.6号(0.13mm)です。
アンテナと支柱を真鍮製に変えたおかげで、程よいテンションとなりました。
キャノピーはトップコートをかけるためにマスキングしてあります。
胴体右後方からのアンテナ線の引き込み口(?)が瞬間接着剤の付けすぎで若干盛り上がってしまいましたがこれで良しとしましょう。
やはり古いデカールはあまりきれいな仕上がりにはならないようで、結構シワが残っています。
周りの透明な部分も残したまま貼ったので、よく見ると目立ちます。
ヘルキャットものんびりしていると年が明けてしまいます。
付属のデカールを貼ってみました。
事前に前回の失敗機を使って、貼る予定の無い英軍マークで試していたのですが、残念ながらまた失敗です。
水に浸して持ち上げた瞬間にパリッと4つに割れてしまってアウト。
貼る前に「LIQUID DECAL FILM」を塗っておいたにもかかわらず、やってしまいました。
1回塗りでは不足で、3回くらい塗らないとダメなようです。
被害は主翼下面の国籍マークのみ、上面は何とか貼れました。
やっぱり国籍マークの塗装をやることになりました・・・・・やりたくなかったのに。
主翼下面の国籍マーク塗装をするため、あちこち養生をしなければなりません。
アンテナやら機銃やら、固めのテープで貼って保護しておきます。
スジボリガイドテープが固くて丁度よいようです。
粘着力が強いと剥がしたときに塗装も剥げてしまいますが、アンテナや機銃が曲がってしまうよりは塗装の修正のほうが簡単ですから。
デカールのコピーの上に透明アクリル板を固定し、その上から粘着力の比較的弱いマスキングテープを貼って、マークを切り出します。
主翼下面は、INSIGNIA WHITEなので、国籍マークの白い部分はそのまま生かし、ブルーのみ塗ることにします。
白地に白いテープなので見にくいですが。
ブルーは、71.091 SIGNAL BLUE を使ってみましたが、もう少し明るいブルーのほうがよかったかも。
はみ出し部分を修正して出来上がり。
ヘルキャットリベンジ
胴体の排気管の汚れをまた再現してみます。
例によって端を浮かしたマスキングと、下地にグレーを塗って、ブラックで軽く吹いてみました。
前回よりは控えめにしたつもりです。
これでもちょっと汚しすぎでしょうか。ここだけ汚いのも目立ってしまいます。
キャノピーはこれも上面色を変えたので前作のは使えず、塗りなおしました。
アンテナ支柱は前回作った、1.5mm真鍮棒からの削りだし、尾翼の支柱は、0.5mm真鍮パイプを尾翼の中に埋め込んで固定してます。
アンテナ線を張るときにある程度のテンションをかけるので、いくらか強度が無いと曲がってしまいます。
プライマーを塗ってそれぞれ機体色で塗装します。
機銃は、前回0.8mm真鍮パイプで若干細い感じだったので、今回は1.0mm真鍮パイプです。
内側から、4mm、2mm、0mm出して、主翼内部には固定用の紙粘土が仕込んでありますので、かるく差して固定するだけで完了です。
機体下面の INSIGNIA WHITE が、汚れや傷が付きやすいので、保護のためマスキングテープを貼っておきます。
ピトー管だけはキットのパーツそのまま使いましたが、随分太いですね。気になりますがこのままでいいでしょう。
翼端灯は、例によって、HASEGAWA TRYTOOLの 曲面追従透明シートのブルーとレッドを貼っています。
今回は、下地にブラックメタル(71.073)を塗ってから貼り付けています。
シルバー系だと鮮やかすぎておもちゃっぽくなってしまうので。
これで機体の塗装と細かなパーツはほぼ終わりなので、いよいよ鬼門のデカール貼りです。
ヘルキャットリベンジ続き
塗り分け部分の吹き溜まり痕を修正し、主翼上面、水平尾翼上面を塗っていきます。
実は今回、Sea Blueは、71.300 GLOSSY SEA BLUE ではなく、71.295 USN SEA BLUE を使っています。
特に理由はありません。なんとなく。
前回と比べてみると、
半光沢と艶消しの違いもありますが、随分と青味が違います。
ほぼ機体の塗装が終わったところで、
細かな修正が必要です。
その20になってしまいました。
ヘルキャットリベンジ。
下面中心に 71.279 INSIGNIA WHITEを塗り、上面の塗り分けをします。
付属のカラー図面をコピーし、型紙を貼り付けます。
境界をぼかすために型紙の内側には、「ひっつき虫」というのを使っています。
これ、ポスターの貼り付けや小物のすべり止めに使う柔らかい粘土のようなものです。
塗装の時、棒などのの持ち手の先に細かな部品を付けるのに使ってます。
中段には、FS35164 Intermediate Blue 、前回調合したものです。
思っていたようなぼかしはできませんでした。
反対側も、
次は、上段の Sea Blueです。
またしてもカラー図のコピーから型紙を貼り付け、
こんなに細くする必要は無いのですが、中段の塗り分け用に切り取った残りを利用しているので。
位置を決めて、その他の部分をマスクします。
ここでも、「ひっつき虫」で端を浮かしてます。
多いところで5mmくらいは浮かしてますがどうでしょうか。
少しブラシを遠ざけて、横から少しづつ吹いてみましたが、やはり難しいです。
結果は、
境界はいい感じですが、ひっつき虫と型紙の間のわずかな隙間が吹き溜まりみたいになってしまい、余計な痕が付いてしまいました。
これはさすがに修正しなければなりません。
ちょっとしたことなんですが、難しいです。
失敗作となってしまったヘルキャット
気を取り直して、同じキットをヤフオクでゲットしました。
箱の痛み方は同じくらいですが、カラー図面が入っていないとか、デカールの状態が若干良いとか、生産時期が違うようです。
同じキットを二度目ですから、さっさと仕上げてしまいましょう。
このキット、OTAKIの古いものですが、バリも少なく歪みやねじれもありません。主翼や尾翼の角度も何もしなくても決まってくれます。非常に組みやすいキットと思います。
国籍マークを塗装で、と思い主翼を外したまま白サフを吹いてみましたが、付属のデカールを試してみたところ何とか使えそうなので塗装はあきらめてデカール使用でやってみます。
サフは今回も、ファレホのSURFACEPRIMER 73.600 Whiteです。
コックピットとカウリング内のマスクはいつもの紙粘土です。
これからまた3色塗り分けです。
F6F-3 ヘルキャット 完成・・・・となるはずでした。
国籍マークの塗装をあきらめ、付属のデカールを使うことにしましたが、これが見事に失敗。
水につけて、台紙からはがれて動くようになるまで30分、マークセッターを塗ってそーっと押さえつけて水分を取って、自然乾燥させること数時間・・・・やっぱりウン十年前のデカールはダメでした。
なにしろ、30分も水につかっていたのでふやけてしまい、そのまま乾いてシワシワの状態で、端はめくれるし、形は崩れているし、おもちゃのシールを適当に貼ったみたい。
残念ですがこれでは使えません。
剥がして塗装に切り替えます。
ところが、これがまた大変なことに・・
デカールとその下のファレホの塗膜は完全に乾燥して固着するとちょっとやそっとでは落ちません。
アルコールやペイントリムーバーでやってみましたが、こんな状態。
もう少し根気強くやれば落ちていくでしょうが、これから下地を整えて、塗装をし直して、特に胴体はまた3色塗り分けをしなければなりません。
・・・作り直したほうが早くない?
・・・・
と言う訳で、このキット、放棄します。
といってもヘルキャットをこのまま終わりにするのはもったいないので、同じキットを買って、コックピットや小物はそのまま使えるので、機体の塗装だけやり直すことにします。
古いキットなのでまたオークションで探さねば。
先が長い・・・
F6F-3 ヘルキャット 続き
キャノピーの塗装も終わり、小物を揃えていきます。
キャノピーは、まあこんなもんでしょう、という出来。大きな修正もなくほどほどにできましたのでこれで良しとしましょう。
アンテナ支柱を作ります。
キットのパーツにはそれらしいのが付いていますが、中途半端な形なので思い切って作ることにしました。
1.5mm角の真鍮棒から削りだし、整形します。
ヘルキャットのアンテナ支柱は先が尖っているので、アンテナ線を張る際に固定が難しいでしょうね。
垂直尾翼側の支柱も1mm真鍮線で作ってみました。
このパーツはもともと尾翼に一体成型されていましたが、とっくの昔にどこかに飛んで行ってしまいましたので。
主翼の機銃は、0.8mmの真鍮パイプを差し込んで固定。
内側から、4mm、2mm突き出して固定します。
チョッと細かったかもしれません。1.2mmぐらいあっても良かったかも。
翼内部が空洞なので、長めに切って固定します。
これで、ほぼパーツは完成、後はデカールを貼って、アンテナを取り付けて、小さなパーツを取り付ければ、ヘルキャットの完成です。
ヘルキャットが続きます。
完成まじかと言いながら塗装の修正の繰り返し
何とか形になってきました。
Sea BlueとIntermediate Blueの境界は、マスキングテープを浮かしてぼかしたつもりでしたが、結局塗り終わった後で#3000番で軽く表面だけ削ってそれらしくごまかしています。
Intermediate Blueの面積が若干少ないかもしれません。
乾燥を待っている間に、放置状態のキャノピーも塗っていきます。
例によって、縦の枠から
このキャノピー、大きくて透明度も高いので失敗すると目立つと思います。
なので、慎重に、マスキングテープ剥がしてダメだったらやり直しです。