爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 Boulton Paul DEFIANT Mk.Ⅰ その4

2020-07-26 09:29:39 | 1/48 Defiant

AIRFIX 1/48 Boulton Paul Defiant Mk.Ⅰ製作続き

 

後部銃座の組み立てです。

部品点数16点、このほかにエッチングパーツのシートベルトとクリアパーツの風防があります。

ほどんどがMatt Blackの指定、真っ黒な銃座です。

座席のみDark Earth、銃身は「71.072 GunMetal」

銃口はわかりにくいですが、何とか開口してます。

座席には着色済みのシートベルト

この胴体後部の丸い穴にすっぽりと収まるのです。

このキット、銃座の向きによってキャノピーの選択が必要です。

今回は銃口が真後ろを向いた形でそれに合わせたキャノピーを選びました。

操縦席も開いた形になります。

面白いのは銃口が横を向いた状態で、銃座の出入り口となる後部の扉が再現されています。

ということは、機銃手は後部銃座に出入りするときは銃座を横向きにしなければならないようです。

前方には撃てないし、これでは独戦闘機に太刀打ちできず早々とお役御免となったのもうなずけます。

「デファイアント」とは挑戦的な、という意味だそうですが、試行錯誤時代の無謀な挑戦者、失敗作とか散々な言われ方です。

でもこういう不格好な飛行機は好きです。

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1/48 タミヤSpitfire Mk.Ⅰ その6

2020-07-25 20:11:45 | 1/48 SpitfireMk1

1/48 タミヤ スーパーマリン スピットファイアMk.Ⅰ製作続き

 

機体の塗装を行います。

結局機体上面にもサフを吹いて、乾燥させてあります。

2色迷彩の指示色は、XF-62:5+XF-61:1(Dark Green)と XF-52:5+XF-49:1(Dark Earth)となっていますが、ファレホの「71.324 BS Dark Green」と「71.323 BS Dark Earth」を使います。

おおまかに鉛筆でパターンを下書きして「71.323 BS Dark Earth」から塗っていきます。

この前に、水彩色鉛筆でパネルラインだけを強調してあります。

「71.323 BS Dark Earth」の基本色をパネルラインを避けて塗り、その次に基本色+10%Blackを加えたものでパネルラインに沿って軽く塗ります。

次にパネルラインを塗りつぶさないように、パネル中央に基本色+10% Whiteを加えた少し明るい色で塗ります。

最後に基本色で全体を調整しながら軽く吹いて終了

これでしばらく乾燥させます。

 

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1/48 タミヤSpitfire Mk.Ⅰ その5

2020-07-24 19:47:46 | 1/48 SpitfireMk1

1/48 タミヤ スーパーマリン スピットファイアMk.Ⅰ製作続き

 

マスキングテープを剥がした時に一緒に剥がれてしまった塗装の修復です。

胴体後部下面は殆ど塗り直し、主翼下面も部分的に塗りなおしてます。

結局マスキングを全て剥がしてグロスバーニッシュでトップコートをかけて、乾燥後再度マスキングし直しです。

 

実は作業が進まなかったのはもう一つ理由があって、

垂直尾翼の先端についていたタブのような小さな突起、アンテナ線の引き出し部分ですが、それがいつの間にか無くなってしまったのです。。

逆さにしたり、あちこち削ったり合わせたりしているうちにちぎれてなくなってしまいました。

長さ2mmにも満たない小さなパーツです。探したって出てくるわけがないのです。

この部分をどうしようかと考えているうちに何日か過ぎてしまいました。

結局、0.5mmの真鍮パイプを埋め込んで、その中にアンテナ線を引き込んで固定することにしました。あとは瞬間接着剤で適当に形を整えてやればなんとかなるでしょう。

 

アンテナ支柱には、細かいエッチングパーツを取り付けます。

これもまた、瞬間接着剤で付けたときに折り曲げた中を埋めてしまったので、貫通処理が必要です。

手持ちの一番細いドリル、0.2mmで少しづつ開けていって何とかストレッチリギングが入るだけの隙間を開けました。

本当は三角形の先端に近いところを通るのですが、やや真ん中よりに通っています。

 

 

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1/48 Boulton Paul DEFIANT Mk.Ⅰ その3

2020-07-22 20:42:26 | 1/48 Defiant

AIRFIX 1/48 Boulton Paul Defiant Mk.Ⅰ製作

 

注文していたシートベルトが早くも届いていました。

エッチングパーツで、後部銃座のシートベルトまでついています。

ありがたいことに着色済みなのです。

似たようなベルトですが、スピットファイアのものとは若干違います。

あると無いとでは大違いです。

コックピット廻りと内部の塗り分けは細かい指示が無いので、例によって適当です。

資料を調べればそれなりにあるのでしょうが、適当にシルバーとブラックでごまかしています。

墨入れも控えめに。

このキットのもう一つのキモは、後部銃座なのです。

コックピットに時間をかけている場合ではないのですが、やはり手がかかってしまいます。

後部銃座の入る箇所の2本は、後でカットすることになります。

コックピットの床板の微妙な歪み、反りを修正しながら固定します。

機体内部はこんなに前から後ろまで塗らなくてもよかったのですが。

胴体の貼り合わせもきれいにできそうです。

 

というわけで、早くも「士」の字

次はいよいよ後部銃座です。

 

 

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1/48 Boulton Paul DEFIANT Mk.Ⅰ その2

2020-07-21 22:23:01 | 1/48 Defiant

AIRFIX 1/48 Boulton Paul Defiant Mk.Ⅰ製作

 

機内色とシルバー、同じ色はなるべくまとめて塗ってしまいます。

機内色は、ファレホ 「71.126 IDF Green」

水冷エンジンの機体はエンジン回りの細かい組み立てが無いので気分が楽です。

主脚カバーの裏側、格納部などほとんどがシルバーとなっています。

 

コックピットを組み立ててみると、

非常にシンプルな作りです。

計器パネルは、凸モールドの上にデカールを貼るもので、ずれないように貼ると結構いい感じになります。

つや消しクリアーをかけて計器のガラス部分にグロスクリアーを垂らして終了

これではちょっと寂しいので、シートベルトを購入することに。

届くまでの間、主翼を貼り合わせてしまいます。

左右のシルバーの枠は、へこまないように支えているだけなのですね。

指示通りにシルバーで塗りましたが、塗装は必要ない場所でした。

仮組してみると、大きな隙間もなくきれいに合いそうです。

 

主脚カバーの厚みが気になって、結局薄く削ってます。

測ってみると、厚さ0.6mm、実機に換算すると28mm! 装甲板かというくらいの厚さです。

ぎりぎりまで削って何とか薄くなりました。

前作Typhoonのように凸モールドのリベットラインが無いので思い切って削ることができます。

 

 

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1/48 Boulton Paul DEFIANT Mk.Ⅰ その1

2020-07-19 22:34:34 | 1/48 Defiant

AIRFIX 1/48 Boulton Paul Defiant Mk.Ⅰ製作

 

スピットファイアの機体下面の乾燥待ちの間に、ちょっと変わった機体を作り始めました。

操縦席の後ろに大きな回転銃座がついています。

昔のAIRFIXのキットは良いイメージはありませんでしたが、最近のキットはよくできているようです。

英軍のマイナーな機体ですが、やはり英国のメーカーAIRFIXならではといったところです。

昔の悪いイメージから、離型剤がたっぷり付いていそうなので久しぶりに中性洗剤で洗うことに。

最近の日本のメーカーは離型剤を使っていないので洗う必要はないと思っていましたが、海外のメーカーは何が付いているかわかりませんので。

 

そういえば、スピットファイアの下面の塗料剥がれも洗剤で洗っておけばよかったのかもしれません。離型剤は付いていなくとも手の油やらなんやらついていると思われるので、サフも吹かずにいきなり塗装したらやっぱり剥がれるかも。

 

 

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1/48 タミヤSpitfire Mk.Ⅰ その4

2020-07-13 23:27:10 | 1/48 SpitfireMk1

1/48 タミヤ スーパーマリン スピットファイアMk.Ⅰ製作続き

 

機体下面から塗装します。

主脚部分をマスキングして、

前回失敗のもととなった紙粘土は今回使いません。

多分塗膜が乾燥する前に紙粘土の水分を吸ってしまって、こびりついてしまったのではないかと思うのですが、シルバーは特にその傾向が強いようです。

今回はシルバーではないのですが、ティッシュを軽く詰めてマスキングテープを何重にも貼り重ねています。

パネルラインに水彩色鉛筆の黒でなぞっておきます。

下面色は、指定色 XF-21 スカイの近似色、ファレホの「70.885 Pastel Green」です。

いつものようにパネルラインを避けて薄く塗っていきます。

パネルラインはかすかに黒っぽく見える程度。

 

機体上面の迷彩塗装のためにマスキングテープを貼っていくところでまた(いつものように)失敗。

塗膜が完全に乾燥していなかったようで、テープを何度か貼りなおしているうちに見事に剥がれてしまいました。

何度も同じ間違いを繰り返してますが、一晩くらいの乾燥では食いつきが悪いとこうなってしまいます。

クリアーを軽くかけておけばよかったと後悔。

また修正作業です。

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1/48 タミヤSpitfire Mk.Ⅰ その3

2020-07-12 22:56:02 | 1/48 SpitfireMk1

1/48 タミヤ スーパーマリン スピットファイアMk.Ⅰ製作続き

 

主翼を貼り合わせます。

途中省略して「士」の字

機体下面はこのキットの特徴の一つ、左右の主脚が一体化されて強度と角度が決まっていることです。

ラジエーターを付けて、

シルバーで塗装した主脚を埋め込み、

パネルで蓋をします。

このパネルもほとんど隙間なくきれいに合うので塗装の後からでもよかったかも

主脚の取り付け角度は結構悩むのでこれはありがたいです。

 

キャノピーは開と閉の選択、今回は「開」にしたので、たくさんありますが手前の4つを使用。

 

綺麗にできたコックピットも見納め。

どうもピントが合っていませんが。

胴体側面の機体内部色は貼り合わせる前に間違って塗ってしまったため。

 

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1/48 タミヤSpitfire Mk.Ⅰ その2

2020-07-06 22:49:43 | 1/48 SpitfireMk1

1/48 タミヤ スーパーマリン スピットファイアMk.Ⅰ製作続き

 

コックピットが完成

1/48でここまでやるか、というくらい細かい時間のかかる作業でした。

今回はキャノピー開状態としたので丁寧に作ったつもりです。

ドライブラシを強くかけすぎて白っぽくなってますが。

 

胴体の合わせ目はやはり何もしないわけにはいかないようです。

雑誌の記事などでは、パテ埋め一切不要とか、修正不要とか書いてますが、貼り合わせが下手なせいかどうしても隙間や段差ができてしまいます。

この部分、実機の写真を見るとパネルラインなど無く、目立つところではあります。

パテで埋めるほどではないので、一応溶きパテを使ってみようかと思います。

水性塗料に切り替えてから、ラッカー製品で残っているのはこの溶きパテだけで、久しぶりに使います。

 

排気管です。

細かいパーツを貼り合わせなければならないので、老眼にはつらい作業です。

結局削りすぎて隙間ができてしまい、細かいところをパテで埋めることに。

開口も時間をかけて丁寧に。

前のほう2本までは潰れたような形、1本だけは丸くなっています。

写真左側の開口中に0.3mmのドリルを折ってしまい、やむなく切断して取り出し、ランナーを伸ばしたもので付け直したのが白く見える部分。

 

細かい作業が続きます。

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1/48 タミヤSpitfire Mk.Ⅰ その1

2020-07-05 01:03:14 | 1/48 SpitfireMk1

1/48 タミヤ スーパーマリン スピットファイアMk.Ⅰ製作

 

バトルオブブリテン 英軍側の体制を整えます。

この後にハリケーンとランカスターが控えているのです。

 

タミヤの比較的新しいスピットファイアのキットです。雑誌などで話題になっていたやつですね。

例によってコックピットから組み立てますが、パーツが多い!

コックピット廻りだけでざっと数えて45くらいあります。

細かい塗分けが大変です。

同じ色のものは大まかに塗ってしまいます。

機内色は、ファレホ「71.126 IDF Green」です。

やはりこの色が一番落ち着いているようです。

コックピットの組み立て説明には黒色だけで4種類指定があります。

TS-6 マットブラック、X-1 ブラック、X-18 セミグロスブラック、XF-1 フラットブラック・・・・

結局最後にツヤありコートでウォッシング、つや消しクリアーで仕上げるのですから全部「71.057 Black」を使います。

 

コックピットのパーツには、エッチングパーツが付いています。

フットペダルのところも予備のベルトまでついています。

シートベルトの接着の説明では、治具を使うようになっていて、

右に置いているのがその治具

こうやってベルトを押さえて固定するようですが、要るかねぇ? こんなもの。

一応使いましたけど。

 

計器パネルはデカールを貼るようになっています。

ブラックで塗ったところへ貼り付けますが、下のモールドと微妙にずれています。

何とか細かい塗分けを指定通りにこなし、組み立て終わり。

ツヤありコートの後、AKインタラクティブの「PANELINER AK2071 Brown And Green Camouflage」で墨入れ、軽くドライブラシを適当なライトグレーでかけて、コックピット廻りが出来上がり。

後は計器パネルのガラス面にグロスバーニッシュを丸く付けて組み立てればコックピット完成です。

 

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